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2018年01月06日 イイね!

闘将

闘将 プロ野球・パシフィックリーグに加盟する「イーグルス」の運営企業・(株)楽天野球団の本日付プレスリリースから、『星野仙一取締役副会長永眠に関して』に涙す。


 『闘将』こと星野仙一を語るに際し、アマチュア野球のファンとしては、当然に明治大OBという経歴に軸足を置く。

 では明治大時代に、どれだけ輝かしい活躍をしてきたのか……と記録を紐解いてみても、実は遺されたものが殆ど無い。63試合に登板し、防御率1.91/199奪三振で通算23勝したが、打線の援護に恵まれず24敗と負け越している。

 唯一連盟HPに掲載されているのは、66年(2年生)秋季シーズンの立教大戦で、ノーヒットノーランを達成した記録だけ。
 そのシーズンとて、立教大には連勝して勝ち点を得たものの、早稲田大に連敗、法政大/慶應大には1勝2敗で勝ち点を落し、3位立教大の後塵を拝して4位に沈んでいる。
 在籍した4年間を通しても、優勝は1回もなく、入学してすぐの65年春季における2位が最高だった。


 同時期に活躍した選手は、同じ明治大で高田繁(→ジャイアンツ)/プロ入り後に同僚となった早稲田大の谷沢健一(→ドラゴンズ)/永遠のライヴァル校・法政大では田淵幸一(→タイガース→ライオンズ)と山中正竹がバッテリーを組み、山本浩二(→カープ)が外野を守っていた。
 いずれもベストナインに複数回選出されている(高田7回/谷沢6回/田淵3回/山中および山本2回)が、星野仙一は一度も名前が挙がっていない。



 プロ入り後、そして指導者になってからも、日本一の栄冠から見放され続け、漸くイーグルスの監督として日本シリーズ(対戦相手は宿敵・ジャイアンツ)を制し、胴上げで宙を舞った。
 そして殿堂入りも遅れに遅れ、後輩である山中正竹が受賞した翌年に、やっとお鉢が回ってきた感じであった。

 社会的にも在野のイメージが強い明治大出身、かつタレントに恵まれなかったチーム事情で、星野在学中を含め7年間優勝から遠く離れ、個人記録も伸びなかった経緯が、プロ入り後の野球人生にも影響しているように見えるのは、やや飛躍が過ぎるだろうか。



 いやいや、記録も一つの大きな評価基準ではあるが、それが全てではない。
 記録ではなく、記憶に残るプレイヤー/指導者として、野球ファンの胸に刻まれているのは、誰もが認めるところだろう。

 そんな人物が、我らが東京六大学出身者として、君臨し続けてくれたことが尊いのだ。
 縷々示してきた、遺された記録が希薄な点も、訃報に接してから調べて、初めて認識した。
 だからといって、偉大な先輩たるところは些かも揺るがない。



 病を得た肉体の困難から解放された『闘将』の魂は今、高き所から自由に、穏やかに、心の赴くまま野球を愉しめているだろうか。
 暖かくなってきたら、春の陽光に輝く週末昼間の神宮球場にも降臨し、眉秀でたる紫紺のユニフォーム始め、東京六大学リーグの振興を、未来永劫見守っていただきたい。

 合掌


Posted at 2018/01/06 20:51:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2018年01月05日 イイね!

母子

母子 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『火災で犠牲の兄弟、意識失い湯船でおぼれる?』に涙す。

 体表もしくは気道の火傷が死因でないとすれば、小さな亡骸は猛火で灼かれることなく、生前の姿を保っていたものと想像する。

 見送らねばならぬ立場に身を置けば、普通に弔いができるのが、せめてもの救いと受け取る他あるまい。

(以下、限定公開)

Posted at 2018/01/06 11:45:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2018年01月04日 イイね!

年頭

年頭 公共放送・NHKのニュース動画サイト「NHK NEWSWEB」の配信コンテンツから『新幹線の台車に亀裂の問題 再発防止誓うJR西日本社長』

 および全国紙・産経新聞が運営する関西版ニュースサイト「産経WEST」の配信記事から『【新幹線台車亀裂】「大きな危機に直面」JR西社長、年頭訓示 「シンプルな約束事さえ守れなかった」』に注目。


 休暇中に乗車した東北・北海道新幹線で、こんなアナウンスがあった。

 「これから積雪区間を通過します。床下から大きな音がする場合がありますが、付着した雪の塊が落下する際の音で、安全に問題はありません」

 確かに数分に一度の間隔で、「ゴツン」「ガツン」と床下から突き上げるような衝突音が響く。
 停車中に駅ホームから線路を覗き込むと、結構な量の雪または氷の塊が落ちており、これらが高速走行中に剥離すれば、相当な音を立てるであろうと容易に想像が付く。

 元々積雪がある前提で構造物や車輌を設計しており、安全性に問題が無いことは承知しつつ、東海道・山陽新幹線の重大インシデント以来、走行中の異音発生に敏感な利用者が増えて、東北・北海道新幹線でも問合せや不安の訴えが寄せられることへの配慮なのでは、と想像する。


 年頭の訓示を発した社長/訓示を受けた社員は、JR西日本管内だけでなく全国の新幹線網に対する信頼を損ねる結果に至ったことを、真摯に受け止め安全に対する意識の改革を進めてほしい。

 顧みて我々の日常生活でも、「危険に遭遇したら一人一人が自分で考え」「危ないと感じた時には安全を最優先に行動」できるか。年頭に教訓を汲み取らねばならない。


 我が身や家族の安全は、其々の危機意識に依存する部分が少なくない。
 年頭に、そして常に安全を念頭に、穏やかな一年を過ごす決意を表したい。


Posted at 2018/01/04 18:23:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2018年01月03日 イイね!

過冷

過冷 長くお付き合いいただいている方はお察しのことと思うが、我が家は年末から旅行に出掛けており、今回は函館に滞在していた。

 新幹線を利用し、青函トンネルを潜って辿り着いた新函館北斗駅は、思いのほか近かった。
 真新しい駅前のホテルには温泉も引かれ、スキー場へ直行するシャトルバスも乗り入れるなど、快適かつ便利に過ごすことができた。

 一方で、駅周辺の開発が進んでおらず、それなりの食事を愉しもうと思えば函館市街に出るしかない。函館までの区間は電化され、「はこだてライナー」が運行されているものの本数が少なく、運賃も家族連れの往復では決して安くはない。

 「新函館~」と名乗る以上は、旧函館との一体感をもっと演出する必要があるように思う。




 楽しい休暇を過ごし、今日の午後、麗しの我が家に戻った。
 しかし、何故だか寛げない。

 暖房をフル稼働させても手足が冷え切って、そのうちに頭痛が酷くなってきた。


 家電やガス器具、そして住人の体温など、暮らしの中で発する熱を喪失した家屋は過剰に冷却され、暖房を数時間動かした程度では、日常の状態に戻らない。

 同じように留守にしていても、独身単身で赴任していた際に暮らしていたマンションであれば、隣接区画の熱が伝わり、ここまで冷え込むことは無かった。

 
 孤独な赴任生活の寂しさを、また経験しようとは思わないが、マンション暮らしの暖かさだけは懐かしく感じる。



 まだ休暇を過ごされていて、これから一軒家のご自宅へ戻られる方は、冷え込みへの対策を十分に施されるよう、お奨めしたい。





Posted at 2018/01/03 20:06:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2018年01月02日 イイね!

雪上

雪上 産経新聞社発行のスポーツ紙・サンケイスポーツが運営するニュースサイト「SANSPO.COM」の配信記事から、大学ラグビー選手権準決勝に関するコンテンツ2題

 『強い明大が復活! 大東大撃破で19季ぶり決勝進出/大学選手権』および
 『【指揮官一問一答】明大・丹羽監督「メイジの原点、前に出るということがしっかりできた」』に歓喜す。

 嬉しい。この上なく嬉しい。
 昨年の段階では、年を越せたことに喜んだが、人間とは欲張りなもので、次は松の内までは愉しみたいと願う。

 7日の決勝。明治大は赤い絶対王者・帝京大と対戦。対抗戦グループ同士の対決で、シーズン中はここ数年来、紫紺のジャージが真紅のジャージに勝てた記憶が無い。
 帝京大有利と認めざるを得ないが、ここまで来た以上は、21年ぶりの栄冠を目指し、最大限尽力願いたい。


 
 今日もゲレンデに出ていた私は、休憩中のロッヂで、搭乗中のリフトで、試合の経過を見守っていた。

 明治大のラグビーに心揺さぶられた私も、雪上に顔から突っ込んでトライ!/ボードを履いたままの脚を蹴り上げて、コンバージョンキック!を決めた甲斐があったというものだ。

 なお、私のプレーは決して逆エッヂを喰らって顔面から転んだ/ボードのコントロールを喪失して尻もちをついた……のではないことを、強く主張しておく。


Posted at 2018/01/02 19:10:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記

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「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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