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midnightbluelynxのブログ一覧

2018年05月31日 イイね!

志望

志望 スポーツ紙・報知新聞が運営するニュースサイト「スポーツ報知」の配信記事から『日大進学予定の高校3年生に関東学連・監督会が救済案検討』に疑問を呈す。

 昨今の日本大アメフト問題で、附随して発生した高校生の進路に関する混乱を伝える記事。

 高校生の心情を慮ると、その不安を理解しない訳では無い。
 さりとて関東大学アメフトの監督連中が、鳩首協議(鳩にしてはごついがww)を開いて話し合う内容として適当なのか?とも思う。


 系列の高校から日本大に進学し、フェニックスでプレーしたいと憧れ続けていたのなら、我こそは新生チームの主役と覚悟を決め、万難を排して実現すればよい。
 
 こりゃダメだと見切りを付けたなら、誰に遠慮することなく他の大学に進めばよい。
 東京六大学野球では、東京大を除く5校の主将・副主将・主力選手が軒並み日大三高出身者で占められた年(2015年の明:髙山/慶:横尾/立:鈴木/法:畔上/早:吉永)があった。

 硬式野球と同様、グリフィンズ(明治大)/ラッシャーズ(立教大)/ユニコーンズ(慶應大)/ビッグベアーズ(早稲田大)/オレンジ(法政大)/ウォリアーズ(東京大)のどれかに進んで欲しいと、個人的に願う。
 一方で、引き抜きを警戒し学校間の移籍に厳しい制限がある硬式野球と異なり、アメフトの場合は退学→別の大学へ再入学してプレーすることも寛大に認められているようだ。

 志望校のスポーツ推薦のタイミングを逸したとしても、一般受験のチャンスはまだまだ先に残されており、勉学に励む時間も十分にある。退学して別の大学を目指すなら、更にチャンスが増える。

 アメフトのプレーとも通底する、自主的で果敢な高校生自身の決断に委ねれば、自ずと佳き結果がもたらされるであろう。


 このように、こと高校生の進路問題へ大学アメフト関係者が口を挟む筋合いは無いように見える。
 あまり不用意に首を突っ込むと、紅いユニフォームを着る筈だったアスリートを、無理に志望校を変えさせて自チームに掻き集めようと暗躍しているように見えてしまい、余計な批判を受けることにもなりかねない。

 高校生アスリートにとっても、受け入れる大学チームにとっても、ベストな決断と選択ができるよう、学生スポーツファンとして祈っている。






Posted at 2018/06/01 01:02:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2018年05月30日 イイね!

損壊

損壊 地元紙・埼玉新聞の配信記事から『東武柳瀬川駅で人身事故 自殺か…線路に飛び込み列車にひかれ死亡、性別は不明 急ブレーキ間に合わず/志木』に怒る。

 昼間に出掛けていた家族が、事故に伴う不通に巻き込まれて時間を無駄にしてしまった。
 同様に滅失してしまった利用者それぞれの時間を積算すれば、或いは数十年分に達し、実質的に道連れとして一人抹殺してしまったに等しくならぬか。

 年齢も性別も不明と報じられるほど、著しく損壊し肉塊と化した自殺者を、衷心から呪いこそすれ、憐れみや供養の必要性を見出せぬ。

 
 肉体を四散させる覚悟に、原理主義的な歪んだ使命感が付加されると、自殺者は胴体にプラスチック爆弾を巻き、可燃物を大量に積んだ大型トラックで群衆に、はたまた満席の大型旅客機を乗っ取り高層ビルへ、突入を試みる。

 今のところは、電車の遅れで迷惑を被り、悪態をつく程度で済んでいるのは、実は幸運なことなのかも知れない。


 鉄道など公共ライフラインにおける自殺企図を防止すべく、行為そのものを罰する法改正や、遺漏無き賠償請求と回収をすすめるスキームの構築など、対策強化が必要と考える。


Posted at 2018/05/31 06:11:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2018年05月29日 イイね!

校是

校是 スポーツ紙・スポーツニッポンが運営するニュースサイト「スポニチ・アネックス」の配信記事2題
 『【日大アメフト部声明文全文】指示に盲目的に従順 ふがいない姿勢が一因 深く反省 チーム改革実行に一丸 』および
 『規律委、悪質タックルは“日大監督とコーチの指示”と認定 』に注目。


 東京六大学のOBである私は、歌詞を全て諳んじることはできぬが、6校々歌(慶應は「塾歌」・東大は正式に校歌を制定しておらず「大学の歌」)全てに声を合わせることができる。

 校歌には、各校が掲げる理念・理想が込められており、明治(「権利自由」「独立自治」)早稲田(「学(問)の独立」)立教(「自由の学府」)は、そのまま歌詞に織り込んでいて分かりやすい。

 野球ラグビーサッカーラクロス漕艇アイスホッケーそしてアメリカンフットボールの試合で母校選手が勝利し、凱歌を上げる際には、自動的に校是もまた認識させられ、更に母校の名を高めんと心するのである。



 日本大フェニックスの選手諸君、現役学生、OBOG、ご両親など関係する人々も、昨年の甲子園ボウル制覇始め、栄冠に輝いた際は校歌を斉唱し、同じ気持ちに至らなかったか。

 学生たちも認める、この「ふがいない」事態は、日本大が掲げる「自主創造」なる校是と相容れる筈もない。
 母校の理念や理想を忘却の彼方に置き去って、ひたすらに勝つことだけを目的としてフィールドに集っていたのだとしたら、弊ブログ主が忌み嫌う「自己目的化」の極致であると同時に、学生スポーツに対するこの上なき冒涜である。

 学生スポーツにおいて、校歌や伝統的な応援歌が折に触れて斉唱される意味を、改めて考え直していただきたい。



 大学講堂での会見内容を、須らく「虚偽だ」と断じられた日本大当局の愚鈍さには、絶望すら覚える。
 この期に及んでなお、体育会の活動を紹介する専門サイト「スポーツ日大」上には、昨年の甲子園ボウル優勝、そして除名処分を受けた前監督の勝利インタヴューが掲載されている※。
(※参考情報URL。29日現在)

 かくも機動性を欠く体制で、今後の「大学冬の時代」を生き残ってい行けるものか、関係者でなくとも不安になる。



 一方で、希望もある。
 やや拙い文面ではあるが、若者たちが保護者らと相談しながら練り上げた「声明文」は、彼らの「自主」性を育て、新たなるフェニックスの「創造」につながっていくことだろう。

 今は理想とは乖離した状態にいることを、自ら認識できたのであれば、後は這い上がる他ない。
 世の中には、それすら認識できずに浮かび上がれぬ愚か者が多数沈んでいる。
 それを思えば、大いなる前進である。

 本当の「自主創造」を念頭に、凱歌を上げる日がまた訪れることを、学生スポーツファンの一人として祈念している。 





Posted at 2018/05/30 08:42:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2018年05月28日 イイね!

碩学

碩学 今日は午後から某中央官庁で打合せの後、四谷の土木会館へ向かった。
 土木学会土木計画学研究委員会主催のシンポジウム「宇沢弘文の社会的共通資本を再考する」に参加するためだ。

 宇沢先生の功績、および私が学生時代以来胸に秘める畏敬の念については、これまでも弊サイトで触れてきたが、それらは経済学からのアプローチに終始していた。
 ところが本シンポジウムは、主催団体をご覧になっての通り、今の私が禄を食む建設業界の側からのアプローチ。シンポジウム開催を知って早々に参加を申し込み、この日を楽しみに待っていた。

 会場では経済学を専攻する学生たる若き私と、社会人となって建設コンサルタントに職を得た私とが「宇沢弘文」というテーマでぶつかり合い、一人上気しながら著名な研究者の講演に聴き入った。



 土木計画学の分野では、土木計画に携わる際には社会的・文化的なアプローチも必要であるとの認識から、経済学についても十分に知識を得ておくべきだとしている。
 
 一方経済学の分野では、研究内容が実経済からかけ離れてしまい、極めて抽象的なモデルを捏ねくり回すことに終始しがち、との自覚がある。

 そんな2つの学問の橋渡しとなりうるのが、フットワーク軽く街に出て、社会の諸問題に対し経済学の立場から処方箋を出そうとした宇沢先生だった。この点は、しがない経済学士にして、建設技術者としてもまだまだ研鑽を重ねなければならない私にも、何とか理解できるところである。


 しかし宇沢先生の理論は、新自由主義的な経済政策を批判する一方で、経済成長に力点を置いているとは読み取れない。リベラルな立場から、人間の尊厳や幸福を、経済成長よりも上位に置く。
 片や土木学会および土木計画学の立場は、財政赤字など気にせず公共投資を拡大すれば、経済は必ず成長する(成長すれば人間の尊厳も幸福も担保される)というケインズ主義的な主張を掲げている。

 そして土木計画学分野を席巻する有識者の多くが、どちらかと言えば保守的な主張を展開される方で占められている。



 宇沢先生は、「社会的共通資本」を、
 
 一つの国ないし特定の地域に住むすべての人々が、ゆたかな経済生活を営み、すぐれた文化を展開し、人間的に魅力ある社会を持続的、安定的に維持することを可能にするような社会的装置

 と定義し、その類型を「自然環境」「社会的インフラストラクチャー」「制度資本」の三つに分けた。
 それらは全て、国家的に管理されたり、利潤追求の対象として市場に委ねられるべきではなく、職業的専門家によってその知見や規範に従い管理・維持されなければならないとしている。

 うがった見方をすれば、土木屋さんたちが「社会的共通資本」のうちの「インフラストラクチャー」について、我こそは職業的専門家であると名乗りを上げ、宇沢先生の成果の独占を図っているように見えなくもない。


 加えて私の拙い理解において、宇沢先生が論文や著書で最も手厳しく指摘したのは、古典的な自由主義経済では永遠に解決されない外部(不)経済の問題である。
 自動車がもたらす外部不経済(=大気汚染・交通事故)は、自動車の技術革新で解決されつつあるが、土木(=道路整備)の側からも緩和策・改善策が提案できる。
 反面、公共事業自体が外部不経済(=環境破壊・多量の建設廃棄物)を生じさせている面も否定できない。
 今日の講演者は誰もこの問題に触れておらず、やや不満を覚える。


 また「宇沢弘文」を統一テーマとして、土木計画学と経済学が融合するかのようにシンポジウムを演出しつつも、宇沢研究の第一人者・小島寛之帝京大教授は「(今日のシンポジウムは)まるで敵地の只中に赴くよう」と表現し、また保守系のオピニオン誌「表現者」編集長でもある藤井聡京都大教授は、宇沢先生の業績を讃えつつ「国家に対するパースペクティヴが違う」と言い切った。


 このように、同床異夢が露見してしまった場面もあったが、シンポジウム全体としては知的好奇心を満たし、熱を帯びた静かな興奮が持続する佳きイヴェントだった。
 保守かリベラルか、立場の違いを超えて集った日本でも最高峰の硯学に接し、知の巨人(=宇沢先生)について改めて学ぶ機会は、極めて得難いものと喜んでいる。


 個人的には今日のシンポジウムにおいて、年齢と経験を重ねた「建設技術者」の私よりも、懸命に経済学の知識を得ようと奮闘していた「若き学生」の私が優勢だったように思う。

 少し老化が進んだ脳内に、まだ若き日の私が生きていることが確認できたのも、今日のシンポジウムに参加して得られたCPDポイント3.8以上に大きな成果であり、宇沢先生の有難いお導きだったのだと心得る。






Posted at 2018/05/28 23:01:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2018年05月27日 イイね!

青色

青色 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から、奈良県の地域ニュース『時間差信号 右折事故ゼロ』に注目。

 交通事故抑制の為に、何かできることはないかと関係者が創意工夫している様子が目に見え、道路利用者の一人として非常に有難く思う。

 歩行者側の青信号フェーズと、車道側のフェーズを5~6秒ずらすことで、双方が交錯する可能性を減らしている。
 新たな信号機を増設する訳では無く、コントロール調整の手間だけなので、コストは極めて低廉に済ませられよう。

 なるほど、画期的かつ合理的な対策である。
 一方で、懸念が無いでもない。


 個人的には右折の際、最も肝を冷やすのは疾走する自転車やジョガーが、完全に右フロントピラーの死角と重なる、または自車の動きと完全にシンクロし、見掛けの上で止まっているように見えてしまい、衝突直前でハッと気づく場合である。
 歩行者の動きは自転車等に比べて遅いので、死角に入りっ放し、見掛け上止まりっ放しということは殆どない。


 結局のところ青色に変わるタイミングをずらしたとて、スクランブル式など都市部の交差点で実施されているような歩車完全分離ではないので、青色のフェーズがラップする時間帯が長い。
 赤信号で抑止されていた歩行者・自転車は救済できるかもしれないが、それ以外のタイミングで進入した場合は、通常の交差点と何ら変わらない。
 特に先に記したような場面で、肝を冷やすだけならまだしも、実際に衝突・轢過してしまうリスクを防ぎ切れてはいない。

 記事後半にもあるが、究極的には歩行者・自転車の動きと、車輌の通過が重ならない「歩車完全分離」の交差点とするのが適当である。

 
 加えて圧倒的多数の交差点で、歩車道の信号が同じタイミングで変わる実態から、歩行者側の信号を見て進入してしまう迂闊なクルマがゼロではあるまい。
 かく言う私自身、一方通行路が絡む複雑な形状の交差点で、たまたま並行する歩行者側信号が青に変わったのが目に入り、飛び出しそうになったことがある(別の横道から進入する信号が青になっていて、私の進路は赤信号のまま)。

 信号待ち状態の車道側から歩行者信号が見えないように、スリットを入れるなどの工夫も必要であるように思う。



 善良なドライヴァーの一人として、積極的にリスクを認知して安全側に行動することと併せ、報じられたような独特のコントロールをする信号機があることを念頭に、少なくとも私が当事者となる事故を防げるよう、心していきたい。








Posted at 2018/05/27 20:04:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記

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何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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