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まさに「ビジネスアスリート」 - 5シリーズ セダン
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G-yana
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BMW / 5シリーズ セダン
523d xドライブ Mスピリット_RHD_4WD(AT_2.0) (2019年) -
- レビュー日:2021年4月29日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:通勤通学
おすすめ度: 5
- 満足している点
-
●セダンのお手本のような流麗なスタイリング
●センスの良いインターフェイス
●サイズの割に小回りが効く
●燃費
●標準装備オーディオの音の良さ
●車内の静粛性
●Eセグメントならではの丁寧な作り込み - 不満な点
-
●低速時のギクシャク感
●ドアパネル付近のきしみ音、カタカタ音、パチパチ音
●ブレーキダスト
●衝突回避センサー類の頻繁な誤作動
●先進装備系が3シリーズより常に古い
●知らない土地での駐車場選定に気を遣う
●メーター(ライブコクピット)が暗い
●昼間、メーター等の手動輝度調整が不可
●ドアを閉めた時の音が安っぽい(「バスッ!」ではなく「バン!」) - 総評
-
運動性能と高級感を、非常に高いレベルで両立しています。
まさに運動神経の良いビジネスマンという感じです。
些細な部分に至るまで丁寧なクルマづくりをしているのがよく伝わってきて、BMWはやはり5シリーズより上は別格だと思います。
ただ、仕様変更の時期の問題で、常にそれぞれの世代の先頭付近でフルモデルチェンジやLCIが行われることから、先進装備に関しては、いつ見ても3シリーズ等より古さを感じます。
このG30についても、ディーラー担当者は「このクルマはG世代ではなくF世代です」と言っていました。
しかし、クルマ本来の良さという点で、3シリーズが全く超えることのできないアドバンテージを確実に持っていることから、見た目の新旧に過度に囚われず、このクルマを積極的に選ぶのもアリだと思います。
大きく値段の下がったLCI前で、ライブコクピットやオペレーティングシステム7.0の付いた2019年後半のものが、G30で一番お買い得だと思います。
- デザイン
- 5
-
【フロント】
先代4シリーズ(F32)にも似た雰囲気の顔だと思います。
E60ほどハジけ過ぎず、F10ほどコンサバでもなく、適度にスポーティさを醸し出しています。
個人的には、キドニーグリルもこれぐらいの大きさが限界です。
ヘッドライトは上下に幅があって厚ぼったく、目尻も丸っこいので、いまいちキレがありません・・。
LCI後のヘッドライトは、程よくブラックアウトされて引き締まっています。

【サイド】
セダンのお手本のようなシルエットです。
最近は、衝突安全性や後席居住性を気にしすぎて、寸詰まりでボテッとしたルーフラインのクルマが数多くありますが、こちらは5mに迫る全長のあるクルマなので、伸びやかさもしっかり出ています。
Dセグメントのクーペよりも遥かに流麗です。

【リア】
Cピラー以降、リアにかけてのシルエット、造形は素晴らしいの一言です。
ただ、テールランプは真っ赤でかなり大きく、リアディフューザーも左右端が釣り上がったデザインで、なかなか凶悪な風体となっています。
さりげなくスポーティさを醸し出しているフロントと異なり、少しやり過ぎの感があります。
こちらもLCI後はテールランプがブラックアウトされ、より引き締まった外観となっています。

【内装】
高級感溢れるインテリアです。
内装はチープというのが定評のBMWですが、こちらは全く当たらず、素晴らしいデザインだと思います。
パネルやスイッチの基本形は7シリーズとほぼ同じであり、8シリーズの内装以上にまとまりがあって、車格を超えた高級感があります。
8シリーズや3シリーズと違い、エアコン吹出口をギラギラとメッキで囲わないところが、スマートで気に入っています。

アンビエントライトはド派手で、遂にBMWもこの世界に手を出したかと感慨深いものがあります。
涼やかな雰囲気で綺麗です。お気に入りです。

- 走行性能
- 4
-
大きく重たい車体にもかかわらず、踏めば踏むほど加速します。
523dですが、街で乗る限りは全くパワー不足は感じません。
一方、低速時のギクシャクした挙動がかなり気になります。
ゆっくりと速度を落としていくと、15km/hあたりで、一瞬グッとエンジンブレーキが強くかかり、タコメーターが乱高下します。
想定より手前で停止しそうになるので、アクセルを踏み足すと、今度はグイッとトルクが出過ぎてしまう挙動です。
15km/h付近の徐行速度で大袈裟にシフトダウンすることが原因か、あるいは回生ブレーキとメカブレーキの切り替えが雑なのかと思いますが、良く分かりません。
スムーズに停止するためには「このクルマ専用の減速・停止の仕方」を覚える必要があり、いかがなものかと思います。
ちなみに、エコプロモードにすると、エンジンブレーキの効きが弱くなるせいか、ギクシャク感が大幅に緩和されます。
- 乗り心地
- 4
-
他の高級セダンと違ってフワフワしているわけではなく、内装の雰囲気からは想像出来ないほど硬さのある足ですが、物凄くしなやかに動き、懐のすさまじい深さが感じられます。
5シリーズから上は世界が違うと実感させられます。
防音材や制振材も量を惜しまず使っているのか、静粛性も驚愕するレベルです。
しかし、フロントのしなやかさはケチの付けようがありませんが、リアは多少突き上げがキツく、ドタバタしているように感じます。
リアに関しては、Eセグメントにふさわしい足とは言えないと思います。 - 積載性
- 4
-
トランクは十分な広さです。
リアのホイールハウス上方(?)の部分は、トランク内も出っ張っており、ここだけ少し狭いです。 - 燃費
- 5
-
リッター14~16kmは走ります。
しかも軽油なので、やめられないレベルで燃費が良いです。
いつも、満タン給油での走行可能距離は1111kmと表示されています。
前車はWRX STIでしたので、燃料にかける金額は実質3分の1以下になっています。
- 価格
- 3
-
定価にして850万円近い個体でしたが、「半年落ち、0.9万km、認定中古車」という好条件にもかかわらず、なんとほぼ半額に迫る478万円でした。
驚異的な値崩れで、同条件の320i(G20)とほぼ同額でした。
中古で買う側からすればとても有難い話ですが、手離す時のリセールバリューには全く期待を持っていません。
新車で買ってしまうと非常に高価で、ペイするためには長い期間をかけて乗り潰すしかなく、色々大変だと思います。
- 故障経験
-
●iDriveが時々おかしい
画面が消える、ラジオの項目が消える、天気予報が消える等ですが、一晩置いておけば勝手に直っています。
●「SOSコール使用不可」のアラート
時々警告音とともにメーターに表示されますが、10分も走行すれば自然に解消しています。
●ラムダセンサー不良
エンジン警告灯が点灯し、ディーラーで点検を受けたところ、ラムダセンサーの不具合と分かりました。
保証で無料の新品交換でしたが、本来は約80,000円の修理費となります。
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