2012(H24)年 8月 22日(水)早朝5:00過ぎに山中湖の親水公園にて、雲ひとつなかった夜明けの中、素晴らしかった赤富士を堪能しました。
その後富士五湖付近を出て、群馬草津へ行く道中にあたる清里や野辺山やらで途中下車ばかりしながら、ここ群馬県草津町にある白根山(しらねやま)までやってきました。
道中寄り道ばかりしたので、
ほぼ下道をたっぷり6時間ほどかけた長~いドライブとなっちゃいました。
《 プロローグ 》
ここ草津白根山へ来た目的はずばり、最初のタイトル写真に掲載してありますとおり火山の火口(火山湖)に溜まった水もしくは湯が神秘的なエメラルドグリーン色に染まった姿を見るためでした。
本当は2012年 6月 9日に開催されたコンテの塩尻・小坂田オフの直前にもここを訪れまして湯釜を見学するつもりでしたが、残念ながら訪れてみたもののこの日はあいにくの雨模様で、もやがすごくて見学は無理とのことだったのでこのときは断念し、甲信越に来たついでに再度のリベンジです。
ちょうど今から2年前、ETC休日上限1000円政策が行われていた頃、九州熊本県にある阿蘇山へと行ったことがあり、阿蘇山の中の中岳の第一火口を間近に見たことがあります。後日作成した当時のブログに、簡単な写真とともにこの中岳火口の美しいエメラルドグリーン色した「湯だまり」の写真を掲載しました(下部に再掲載)。
ちなみにこの火口の湯だまりがエメラルドグリーンに染まっているところは、世界でも数えるほど?しかないらしく、日本国内で私の知る限りでは噴火前の霧島の新燃岳、白山 翠ヶ池あたり、最も有名らしい阿蘇の中岳と蔵王の御釜、そしてこの白根山の湯釜のようです。
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ではこれから草津白根山の湯釜散策を順にご紹介していきます。
まず、このような曲がりくねった元有料だった志賀草津道路をひたすら上がっていきます
白根山付近に近づくと1882年の噴火のせいか地肌丸出しの山になります
やっと到着です。車に酔われる方にはつらい道中かもしれません
さっそく駐車場(有料)に停めて、まず資料館へ行きました
現在(2012年)はどうやら昔とは違い湯釜の直下までは行けず、
いちばん遠い西展望台からしか湯釜は見れないようです
私が過去に行った阿蘇山中岳は湯だまり直下まで行けたのでとても残念ですが、
こればかりは仕方ないですね。
しかもおとといと昨日に渡り富士登山をしてきて、
今日はもう朝から全身中筋肉痛でヒリヒリするなか、
コンクリートで固められていて足場は良いとはいえ、またもや登山道出現です。
張りまくりの筋肉痛のなか、しかも暑いなか登山道をもうゆっくりと登っていきますと、
車を停めた駐車場が眼下に見えました
なんにもない平日で、しかも猛暑なのにたくさんのお車が停まっています
日本国道最高地点の渋峠へと向かう志賀草津道路も良く見えました
登山道の途中から周囲を見渡してみました
さすがに大好きな戸隠までは見えなかった?ようです
コンクリート舗装の登山道は終了し、平坦になって土丸出しに
ようやく火口展望台へ到着です
この撮影当時、望遠カメラなどはまだ一切所持しておらず、
唯一所持している広角DP1xのカメラでは、展望台先端からでもこの大きさしか撮れません。
ちなみに湯釜の直径は約300m、水深約30m、水温はおおよそ18℃前後だそうです
よって上の写真から湯釜部分のみトリミングで大幅拡大
画素が3倍密になった新型DP1メリルなら申し分ない画質になったかも?
(ちなみにこちらの写真はウィキペディアより : 2009.7.25撮影)
ちょうど今から2年前、ETC休日上限1000円政策が行われていた頃、九州熊本県にある阿蘇山へと行ったことがあり、阿蘇山の中の中岳の第一火口を間近に見たことがあります。後日作成した当時のブログに、簡単な写真とともにこの中岳火口の美しいエメラルドグリーン色した「湯だまり」の写真を掲載しました。
ちなみに2010年の9月に行った
阿蘇山中岳第一火口では、このようなパトライトを設置し火口直下までいけました。
当時のブログはこちらです
(阿蘇山中岳の湯だまり : 2010.9.18筆者のガラパゴス携帯にて撮影)
ちなみにこの美しく染まったエメラルドグリーン色ですが、これは二価の鉄イオンのせいだそうで(関連情報URL)、阿蘇の湯だまりにしても白根山の湯釜にしても温泉といっても実はpH1以下の強酸性なので、普通の金属ではすぐに溶けてしまいますね。
この我が人生初の富士登山と、その後の余り時間を使った小旅行からほぼ2年後の2014年、
宮城蔵王の刈田嶺にある美しい蔵王の御釜のお姿を初めて拝見することが出来ました。
こちらも訪問当時には御釜の直上まで行けましたが、山脈の中なのでなかなか天候に恵まれなくて、3度目の訪問でやっとエメラルドグリーンに輝く美しい御釜を撮影できました。

(2014.9.22 宮城県側にある蔵王のお釜=御釜)
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白根山の湯釜を見たあと、すぐ近くにある
国道292号線の草津道路をはさんで反対側にある弓池にも行ってみました。
池の近撮です
池のそばにいたカモたちは、人に馴れているのか全く怖がる様子もなかったので、
間近くまで寄って撮影してみました。
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このあとここを発ち、ここからそんなに遠くない榛名山へと車のハンドルを向けました。
その道中にて我がコンテ号くん、草津道路の起点近くの洞口付近で
6 6 6 6 6 km になりまして、記念にメーター写真を撮影。
次回のブログは「2012年 夏の旅行・その⑨ 榛名山訪問と榛名神社を訪ねる」です。
その⑩へと続く