
元は貧弱な携帯カメラ
…未だにガラケーのドコモP-01Aを使っている…
で撮影していた我が旅行の写真ですが、
パソコンの大きな画面で見るようになり
ブログも作成するようになると
当然ガラパゴス携帯の写真では限界もあるので、
画角が広い本格的な広角カメラを1台買いました。
明るい場面での風景撮影が素晴らしいといわれていたが、
その反面非常に扱いにくいジャジャ馬カメラのシグマDP1xです。
そのカメラのインプレは→
こちら
https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/23977819/ にアップしています。
初めて買った本格的カメラでしたが、コンパクトにするために採用したと思われる沈胴式レンズが災いして、私のは製品に不具合があったようで出先で鏡筒が何度も外れてしまう泣き目にあいました。
そこでこのDP1xは故障の再発防止のため、シグマに引き取られて精密に調べられることになったのですが、虎の子のカメラ1台ではなんとも心もとないので、DP1xがフルモデルチェンジして間もない、新型のDP1メリルを昨年(2012年)の11月に購入しました。
ちなみにDP1 Merrill(メリル)の購入ブログは →
こちら です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/28627662/
ここにリンクを貼った 「DP1メリル購入」 のブログには、この一連のメリルシリーズの簡単な構造の説明やら、この手のカメラを使いこなすのに必要な物・用品などを、一通り詳しくご紹介しています。
(超コンパクトにまとめられた、風景撮影用の初代広角のDP1xカメラ)
(フルモデルチェンジされて二代目となった、やはり広角レンズ採用のDP1メリル)
ここまではカメラの購入ブログにも、時折の旅行ブログにも触れてきましたが、良い意味でも悪い意味でも尖がった性能を持つこのジャジャ馬カメラのシグマ DPメリルシリーズですが、
2013年7月31日購入分までは、製造メーカーによるキャッシュバックキャンペーンをやっていまして(下写真)、ついこれに釣られて私は今まで全く使ったことのない、望遠タイプ&マクロ(接写)用の75mm画角のDP3メリルを買っちゃいました。
キャッシュバックのキャンペーン内容は、
下記関連情報のURLに記載の、シグマのホームページを見ていただくとしまして、
最初は買うつもりは無かったものの、当初のキャンペーン終了期間が7月31日まで延長されたので無事コンテの車検も済んだこともあり買っちゃいましたが、DP1メリル持ちの私の場合は3万円のキャッシュバックになりますが、各DPメリルシリーズは現在実売7万円台後半(2013年の半ば)なので、実質購入価格は4万何千円といったところでしょうか。
そしてDPメリルシリーズのように、ズームの効かない、画角が変えられない焦点が単一のレンズ、またはそのレンズを採用したカメラのことを単焦点レンズ・単焦点カメラといいますが、その特徴として、
レンズが固定されているので、レンズ設計がシビアにできる(高精細なレンズにできる)
レンズのコンパクト化が可能
明るいレンズが作りやすい
焦点が固定されているので
レンズと撮像素子とのマッチングが取り易い
ということもあって、
シグマが発売したコンデジは、今のところすべて単焦点カメラばかりですね。
ミラーレスを含む一眼レフなら、広角・標準・望遠と撮影レンズをそれぞれに交換するか、超ズームが効くレンズにして撮影するところなれど、このDPメリルシリーズでは画角を変えるためにはボディごと交換する交換カメラといったところでしょうか。
ちなみに私は広い範囲を写せる広角カメラのDP1メリルはすでに持っているので、今回は標準画角のDP2メリルは買わずに、あえて望遠タイプのDP3メリルを選択しました。でもネットを徘徊しますと3台ともご購入されたつわものもおられるようですね。
(販売価格が安く設定されている純正のリチウムイオン電池 BP-41)
そしてDP1メリル購入当時のブログで触れていますが、
DP1メリル購入時に買った、実売価格1200~1300円/本と販売価格を安く設定してくれているシグマの純正電池10本と、同じく充電器4個もそのまま流用できるので、今回はカメラ本体とわずかな付属品の購入だけで済みました。
新たに我がカメラのラインナップに加わった、DP3メリルの外箱
DP1メリルよりレンズが長くなったぶん、箱の横幅が長いです
DP3メリル本体です。ボディー自体は先行のDP1メリルやDP2メリルと同一です。
ズームが効かない単焦点レンズながら、
35mmカメラ換算画角による75mm相当の望遠レンズタイプなので、
レンズ部がボディーからかなり飛び出しています。
広角用のDP1メリルとのコンボ
左側がDP3メリルになります
手前側がDP3メリルです
こちらはDP3メリル用の純正フード
かなり長いです
純正フードを装着したところ
この純正フード、逆さまにするとレンズ部分に格納できるようになりました。
ちゃんと専用の溝が切られていて、クリックして固定できます。
ただしこれだとリングフォーカスによるマニュアルのピント合わせはできなくなりますね。
それから純正のレンズキャップ
このカメラはフィルター溝が52mm径になります。
いままで使っていたDP1メリルには、コンデジ撮影の機動性を生かすため、
当時出たばかりのケンコーの「フリップキャップ 49mm」を購入して使っていました。
このフリップキャップの全長は長めでレンズフードも兼ねているし、
幸い広角のDP1メリルでもケラレもなくボタンプッシュ一つで即撮影に入れるので、
結構重宝していました。
ただし現在製品化されているのは49mmと58mm径です。
ここの写真では小さいほうが49mm用で、大きいほうが58mmです。
DP3メリルはフィルター溝が52mmと大きくなったので、49mmのものはそのまま使えず、
58mmのフリップキャップを新たに注文。そしてステップアップリングも同時に注文です。
(ケンコー フリップキャップ 58mm DRYパネル版)
(ハクバ ステップアップリング 52mm → 58mm)
ケンコーのフリップキャップをDP3メリルに装着しました。
さすがにケラレは無かったです。
ステップアップリングを使って52mm → 58mmに変更している部分
ちょっとマクロ的に撮影
このワンタッチで開閉できるレンズカバーを取り付けたおかげで、
撮影時の機動性とレンズの保護も兼ねられてちょうど良いです。
そしてDP1メリル装着のフリップキャップと同じように回転するリング部分を接着剤で固定して、
開閉用のプッシュボタンが真上に来るように固定しました。
あとは、DP1メリルのところでも詳しく触れました、手持ちグリップがない件。
今回も高いけれども、やはり「リチャード・フラニエック DPメリル用のカスタムグリップ」を、
日本発売元のオリエンタルホビーから購入。早速DP3メリルに取り付けました。
それからDP1メリルの時にも貼りましたが、
背面の液晶面に貼るケンコーの液晶保護フィルムの貼り付け。
あとはコンデジとはいえカメラが増えてきたので、カメラの保護用に3000円ほどで売られていた、
ハクバのカメラバックM(SPL-BSM-BK)を合わせて購入。車などに積載時の保護用です。
夜間の室内で旧型のDP1xで撮影したため、きれいに撮れませんでしたが、
中の間仕切りが強力なマジックテープになっていて自在に動かせるので、
DPメリル2台+メリル用電池と外付けフラッシュ or DP1xが、このバックに入ります。
このブログ、帰宅後慌てて写真を撮影し現像したため、一部はフラッシュのTTL機能を使ったものの、あまりきれいに撮れていない写真もありますね。後日晴天の日中に撮影した写真とすり替えする予定です。本当はバウンズ撮影できるような大型フラッシュがあればよいのかもしれません。
最後のカメラバック以外の不鮮明写真はすでに差し替えました(2013.7.11)。
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【2014.2.11追記です】
(現DP2メリルの後継となるdp2 Quattro : シグマのホームページより)
この写真、昨日だかシグマから発表された、DP各メリルの後継機種だそうです。
dp Quattro(クワトロ)と言うそうですが、とにかく形状がすごく~細長くてインパクトが強いです。
そして今まで何度も指摘してきたことですが、これでやっとグリップ部分は改善されました。
当DP1メリルのブログでは、ページの容量の限度で簡単に触れるしかありませんでしたが、今までの単純に青・緑・赤のセンサーを垂直に1画素ずつ3層に組み込んでいた撮像素子方式から、

(現DPメリルシリーズのフォビオンセンサー : シグマのホームページより)

(新しい方式のフォビオンセンサー : シグマのホームページより)
今回搭載される新型のフォビオンセンサー、表層の輝度情報と1層目にあたる青色の色情報は2000万画素、下層にあたる緑色と赤色の色情報はそれぞれ各490万画素になる、つまり緑色と赤色センサーは今までよりかなり画素が減って、ベイヤー方式みたいに補間をする方式になる???ようで、これには早くも賛否両論が渦巻いていますね。
今まではフィルムみたいに単純にBGR各色の1500万画素×3層だったので、どうなるのでしょう。
新型カメラもDPメリルシリーズと同様に、広角・標準・中望遠の単焦点による3機種の画角が発売されるようですが、この中で最初に発売されそうなのが標準画角のdp2 Quattroになるようです (発売時期・販売価格等は現時点では未定)。実際に撮影された写真を見るのが楽しみですね。
でも私は比較的新しいDP1と3メリルの2台持ちなので、致命的な故障をしない限り現カメラを使い続けるつもりです。
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そしてせっかくのおにゅーのカメラなのに、撮影した写真をなにもここに掲載していないのは、
せっかくここへご訪問くださった方々に申し訳ないので、
とりあえず自宅の簡単な花壇の一部を撮影してみました(2013.7.13)。
まあDP3メリルも発売から半年ぐらい経っているので、ネットを徘徊すればもうたくさんの撮影写真がアップされていますので、今更とりたてて撮影写真の掲載は必要ないかとも思いましたが、今回の購入で2台持ちになったので比較のため両機種で、ほぼ同じ位置からシャッターを切ってみました。
ただ今回は日中ですし撮影を簡単に済ますため三脚は使わず、すべて手持ちにて撮影。
SPPのRAW現像も、すべてのパラメーターを標準設定(ゼロ)のままです。
参考までにDP1メリルのファームウェアは、最新のもの(1.04)にしました。
DP3メリルのファームウェアは、最新のもの(1.02)になっていました。
まず、これ、何の花?か私には分からないのですが、とにかくDP3メリルで撮影。
これの撮影時に、なぜかAFがなかなか合わず悪戦苦闘し何枚も撮影。
おかげで少し離れてからの撮影になり、よってこの写真のみトリミングしました。
→これは、後日フォーカスモードを、
「花マークのマクロ」 → 0.226m ~ 1.0m
「人マークのポートレート」 → 0.35m ~ ∞(無限大)
「人&山マークの風景」 → 約1.0m ~ ∞(無限大)
「Cマークのカスタム」 → 0.226mから∞(無限大)まで任意に設定可能
と言うふうに、フォーカスボタンでピントを合わせる範囲を簡単に
変更できることを取扱説明書を見て知りました。
これを最適値にセットするとAFが短時間で合いやすくなります。
次にミニトマトを写してみました。手前のトマトに焦点を合わせてみました。
両機種ともトリミングは一切せずに、撮影した写真を現像しそのまま掲載しています。
( DP3メリルにて撮影 : ISO100 F4.0 250/1秒 )
( DP1メリルにて撮影 : ISO100 F4.5 250/1秒 )
広角レンズのDP1メリルでしかもF4.5でも、
被写体に大接近すれば背景はまあまあボケますね。
今度は赤色のトマトにAFを合わせて撮影。
( DP3メリルにて撮影 : ISO100 F2.8 250/1秒 )
( DP1メリルにて撮影 : ISO100 F4.5 160/1秒 )
こちらは黄色のトマトにAFを合わせて撮影。
茎から生えている毛(これ専門用語で何て言うのか分かりません)も、
非常に鮮明に写っています。
( DP3メリルにて撮影 : ISO100 F2.8 250/1秒 )
( DP1メリルにて撮影 : ISO100 F4.0 200/1秒 )
【2013.7.24 追記】
2013.7.22の日、ご本殿が修復された出雲大社へ行くのに、
その道中にある鳥取県三朝の三徳寺投入堂へと寄って、
DP3メリルにて、こて試しにふもとから投入堂を撮影してみました。
まずこの写真はDP3メリルによるノー トリミングの撮影写真です。
みんカラブログでの写真掲載はブログの仕様上、
Jepgの2MB以内かつ最大1280×1280=160万画素前後です。
この写真はアップした時点で、1280×853ピクセル=109万画素に圧縮されていました。
撮影は手振れを恐れて三脚は使ったけれど、75mm画角のDP3メリルをもってしても、
山の中腹にある投入堂、当然と言えば当然ですが小さくしか写っていませんでした。
元の撮影写真は、4704×3136ピクセル=1475万画素です。
やはりふもとからこの手の写真を撮るには、大きな200mmぐらいのレンズが必要そうです。
とりあえず、お堂を切り抜くため4分の1ほどのサイズにトリミングしました。
1050×800ピクセル=84万画素に切り抜きです。
さらに試しに思い切ってトリミングし、650×500ピクセル=32万5千画素へ。
さすがにDP3メリルをもってしても、ここまでトリミングすると解像度は不足気味です。
それよりもまあ、こんな険しい山の中、どうやってこんなお堂を建てたのでしょうね。
その摩訶不思議さから、修験者の祖、役小角(えんのおづね)が法力をもって 「お堂を投げ入れた」 という故事から、“投入堂(なげいれどう)”という名がついたようです。国宝です。
このお堂へ行くのに道中があまりにも険しすぎて、
時たま滑落してお亡くなりになる方もおられるようですよ。
《次のブログの予定は》
まだ下書きのままの当コンテRSの車検ブログ、
意外と文章作成に悪戦苦闘していまして、これを次にアップする予定です。
その次は、こちらも何ヶ月も延び延びになっていて未だ下書きのままの、
西宮にある甲山に行った散策ブログを取り上げたいと思います。
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そして、今までDP Merrill(DPメリル)シリーズで撮影した各種写真、
ここに掲載していましたがプログページの容量の都合で、
ブログカテゴリー内にある
「DPメリルの部屋」 へ移転しました。
DP3メリルの部屋は
こちら になります。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/31228327/