
富士登山の前に慣例に従い
富士山本宮浅間大社へと参拝したのは
先のブログで触れました。
それからいよいよ人生初の富士登山をするため
富士宮口五合目駐車場へと向かいます。
【ご注意】
世界遺産となった2013年度の登山シーズンの富士宮口は、
ほぼ全日に渡ってマイカー規制がかかっていたようです。
ここのブログ内容は、8月末にはマイカー規制が解かれていた2012年度のお話です。
今後も山開きシーズン中の富士宮口では、
ほぼ全日に渡りマイカー規制がかかる? と思われますので、
富士登山(特に夜間登山)をされる方は、
連絡バスの運転時刻も含め事前にご確認されることをお勧めします。
【2013.9.23 追記】
検索でここへ来られた方へ、
ここの富士登山ブログは今まで1部構成としてきましたが、
非常に長い文章とたくさんの写真をブログ内に貼り付けた結果、
みんカラ ブログの許容字数制限を越えた、とのことで追記できなくなったので、
富士山本宮浅間大社から五合目駐車場までの 「その③ 道中編」、
五合目駐車場から富士山頂までの 「その④ 登山編」、の二部構成に分けることにしました。
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≪ その②より続く ≫
4連休となる初日の2012(H24)年 8月 20日 月曜日の午前、しばらく富士山本宮浅間大社に滞在した後、富士山スカイラインの富士宮登山口となる新五合目PAに行くべく、浅間大社の脇を走っている静岡県道180号線を北へとハンドルを向けました。
しばらくは富士宮市の市街地なので、どこでもあるような市街地を走っている感覚です
普通と違うと思われたのが↓写真の道路看板で、
ここから富士山までは33kmもあるようです。
ちなみにお出かけ前に秒まで正確に時刻を合わせたコンデジの内蔵時計によると、
↑を通過したのが10:59でした。よって誤差は1分以内だと思います。
下写真のように、もちろん水ヶ塚(みずがつか)方面へと進んでいきます
富士宮の市街地を抜けますと下写真のように木と緑がみられるようになりまして、
しばらくすると樹林帯の中を走るようになります。ここからはまだ27kmもあるようです。
こちら下の写真は登山当日に撮ったもの、上2枚は後日2013.9.18に撮影したものです。
ここから静岡県道152号線の分岐点までの写真は、すべて後日に撮影したものを掲載。
とりあえず富士宮の市街地を抜けていきますと、いよいよ富士の裾野へと入っていきます。
ここからではまだ25kmもありますね。
裾野走行による急カーブも続きます。
勾配も10%のところもあり、我がコンテターボ車もエンジンの回転が上がり気味です。
ところで、とある富士登山のホームページを拝見していますと、道路上にちゃんと1合目からの看板が設置されていることが紹介されていたので、後日再訪問したときに注視して運転していました。
やはりありました。何キロ目か分かりませんが、まず一合目の看板を発見、即撮影しました。
一合目は標高1000mだそうです。
さらに奥(御殿場側)へと進んでいきます。そうすると西臼塚駐車場前へと出ます。
ここの看板のとおりお手洗いがあるようなので、
1240mという高地ということもあり、必要な方は早めにご利用されたほうがよさそうです。
樹林帯の中を何km走ったか定かではありませんが、西臼塚駐車場から3km? ほど走ると、
いよいよ五合目へと行く静岡県道152号線への交差点まで来ました。
道路標識の左折側にはシールが貼られていますが、
昨日の2012.8.19の午後5時まではマイカー規制により、
一般車はここから上へは通行禁止でしたのでそのためでしょう。
ここより2kmほどまっすぐ行った水ヶ塚駐車場にマイカーを預けることになっていました。
でも今日はマイカー規制のない日 (←これは2012年度の場合です)、
さっそくここを左折し静岡県道152号線へと入り登り始めます。 時刻は11:34でした。
ここは標高1460m、ここから標高差900mほどを13km走行して登っていきます。
左折してすぐにゲートが!
これは恐らくここが有料道路だったころの名残なのでしょう。
マイカー規制中はここに監視員が立っていた? のかもしれません。
ゲートをくぐると残り12.7kmです。
そしてしばらくはこのような周囲が木々に囲まれた道を進んでいきます。
なお、ここから五合目駐車場までの道中写真は、
後日の2013.9.18 夕刻に撮影したものを使用したので夕日を浴びています。
しばし走りますとやっと二合目の看板が。標高1600mだそうです。
標高1900mの七曲り駐車場
残り5km、半分以上は来ました。
三合目を通過。ちょうど標高2000mです。
五合目駐車場まで残り2km、このあたりまで来ると富士山の全容が見えてきます。
やはり日本一の標高、しかも独立峰のため雄大な景色です。
四合目、標高2300mを通過。
2000m越えの四合目でもまだ木々は生い茂っています。
やっと残り1kmで到着です。
新五合目駐車場の案内板
そしてやっとこさ、五合目の駐車場に到着直前と相成りました。撮影時間は12:16。
キロポスト0.0km 到着です。
この写真は後日の2013.9.18 夕刻の撮影のものなので、駐車場はがら空きです。
途中駐車場の空き待ちの渋滞に阻まれ新五合目の駐車場の入口にたどり着いたのが12:16。
そしてここでもさらに空きスペース待ちで、やっと駐車し登山の用意すること約半時間。
渋滞による1時間のロスが生じましたが、体を高地に慣らすのには良かったのかも。
(カーナビ画面にも3776mの剣ヶ峰の表示がある)
(標高2370mを表示しているGPSレーダーの高度計)
冨士山スカイラインは2012年現在、恐らく日本国内では一般車でいける最高地点ではないかと思います。GPSレーダー画面の高度計も掲載しましたがここは標高2370mです。
一昔前は乗鞍スカイラインとかの2700m弱とかもありましたが、現在は一般車は乗り入れ禁止になりましたね。
そしてやっと空きスペースが見つかり、我がコンテ号は無事駐車することができました。
↑のコンテ号の写真はここを離れるときに撮影したもので、撮影時刻は12:48でした。
この小一時間近くのロスが
後々に大きく響いてくることになる!のですが、
このときすでに日没までに頂上までたどり着けるのか少しあせりがありました。
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それでも高地に体も馴れた12:50頃、富士宮口から人生初の富士山登山をし始めました。
この時点で標高2400mより下界はガスで視界が完全にさえぎられていました。
(登山口の五合目から見た下界の様子 12:52撮影)
今度は反対に五合目から上を見上げてみましたよ。
とても晴天で登山日和でした。こちらも12:52の撮影です。
今回は一人登山で、しかも荷物になる三脚は持参しなかったため、
シグマのDP1xカメラですが、記念に道行く人に頼んで撮影してもらいました。
(五合目登山口の2400mの看板と筆者 12:57)
こちらの写真はおまけで、ほぼ初富士登山の1年後の後日、
富士宮口五合目にて、2013.9.18 17:46に撮影した日没写真です。

(手持ちカメラの愛機DP3メリルにて撮影)
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二部構成へと分割したほうの前半戦、富士山本宮大社から富士山スカイライン経由、
富士宮登山口五合目までの道中記はこれで終了です。
次はいよいよ我が人生初の富士登山
その④ 富士宮登山ルートより富士山を初めて登る(登山編)をお送りします。
その④へつづく