
富士山スカイライン内の
駐車場空き待ちの渋滞に阻まれながらも、
ようやく富士宮口五合目の駐車場に到着。
到着がかなり遅くなったものの、やっと我が人生初の
富士登山への一歩を踏み始めました。
そして富士山の登山ルートは主に4つあり、今回私が挑戦したのは、最も距離が短いが
傾斜が急だと言われている
富士宮ルートです (
青色のサインカラー)。
ほかにも
須走ルート(
赤色)、富士スバルラインの有料道路を使う
吉田ルート(
黄色)、
それから最も距離が長い
御殿場ルート(
緑色)もありますね。
そして間違えて違う登山道を下りないように、各ルートごとに色分けされているようです。
ちなみに、ここのタイトル写真は
九合五勺(きゅうごうごしゃく)の胸突八丁から撮影した巨大な影富士です。
《 おことわり 》
携帯(ガラケー)でこのブログを閲覧されておられる方もいらっしゃると思いますが、
このブログは私の苦しかった富士登山の様子を、自分自身が決して忘れることのないようにと、こと細かに記述したため、当ブログにおいては前代未聞の67枚の写真を一挙にアップしています。
よって、パソコンからでは普通に見て読めるこのブログも、
携帯からの閲覧では非常に読みにくくご迷惑をおかけいたしますがご容赦のほど願います。
【2013.9.23 追記】
検索でここへ来られた方へ、
ここの富士登山ブログは今まで1部構成としてきましたが、
非常に長い文章とたくさんの写真をブログ内に貼り付けた結果、
みんカラ ブログの許容字数制限を越えた、とのことで追記できなくなったので、
富士山本宮浅間大社から五合目駐車場までの 「その③ 道中編」、
五合目駐車場から富士山頂までの 「その④ 登山編」、の二部構成に分けることにしました。
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≪ その③よりつづく ≫
さて、富士宮口五合目駐車場にやっとのことで到着したのは前回のブログでご紹介しました。
そして何とか我が車の駐車場を無事確保したあと、すぐさま登山の準備にかかり、13:00直前に駐車場を出発。
ちょうど登山口には今日の富士山の様子を示した看板があります。
今日はとても晴天、登山日和でよかった。
それからここで富士宮登山ルートのパンフレットをもらってきました。
ここでもらったパンフレットの登山予想タイムは
あくまで休息なしの場合、
今回宿泊予約した富士頂上館まで4時間20分、
山頂ともいえる剣ヶ峰までは4時間40分となっています。
が、実際に登ってみますと普通ならこのタイムではなかなか登れないようですよ。
このタイムで登れるのはよほどの強者でしょう!
そして今日の富士山の案内板のように、快晴で登山日和のようで天候には不安はなさそうです。
五合目(2400m) → 六合目(2490m) 標高差 90m 走行距離500m
六合目(2490m) → 新七合目(2780m) 標高差290m 走行距離1000m
新七合目(2780m) → 元祖七合目(3010m) 標高差230m 走行距離630m
元祖七合目(3010m) → 八合目(3250m) 標高差240m 走行距離570m
八合目(3250m) → 九合目(3460m) 標高差210m 走行距離570m
九合目(3460m) → 九合五勺(3590m) 標高差130m 走行距離440m
九合五勺(3590m) → 奥宮・頂上(3720m) 標高差130m 走行距離550m
頂きましたパンフレットと現地に立てられています案内看板の撮影写真とかから作成したのが上の表の富士宮登山ルートの概要です。
ややこしいのは山小屋に新七合目と元祖七合目の二つがあり、しかもこの間の間隔は長くて登りでは1時間以上はかかるようです。ちなみに私の撮影写真の整理もこの分類で分けました。
そして登山時刻を把握できるように今回は撮影時刻も極力掲示しました。
なお頂上にある「頂上富士館」に宿泊の手配を取った以上、門限の19:00までには是が非でも奥宮まで登り切るつもりだったので、本当は無理しないほうが良いのだが休憩も最小限にして、登山時間は5時間40分と年齢も考えればかなり無理な登山をしたようです。
それでもよく言われていることですが、前半で絶対飛ばし過ぎないように! ペースはかなり控えめにしたつもりです。おかげで本当に苦しくなってきた八合目、特に九合五勺から上の険しい登山道もなんとか克服でき、いちばん標高のある頂上富士館さんの宿泊所でも、なんとか高山病にならなくて済みました。
普通は空気が最も薄い頂上では宿泊せず、八合目あたりで宿泊するほうが就寝中に高山病になる確率が低く安全だと言われています。
でも私は頂上まで登れる状態であれば登りきってから宿泊したほうが、その後たとえ高山病ぎみになっても、あとは下るだけだから足腰への負担はともかく、気分的には楽だと思っていますよ。
そして今回、私は富士山の初登山のうえ是が日でもご来光も見たかったので、
夜半に不慣れな登山道を歩くこともなく、
夜明け前の山頂手前の登山道の渋滞も避けたかったので、
あえて一気に頂上を目指して! 登ることにしました。
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それでも高地に体も馴れた12:50頃、富士宮口から登山すべく登山口へ。
この時点で標高2400mより下界は、ガス(霧)で視界が完全にさえぎられていました。
(登山口の五合目から見た下界の様子 12:52撮影…撮影は以下省略)
今度は反対に五合目から上を見上げてみましたよ♪
ここから頂上富士館まで標高差で1320mもありますね。さすが日本一の標高です。
そして今からこれだけの高さを登るのかと思うと、ちょっとぞっーとしますが、
幸い今日はとても晴天で登山日和でした。こちらは12:50と12:54の撮影です。
でも上の写真ではわずかに見えるものの、富士山登山の全体像がいまひとつよく分からないので、
ほぼ一年後となる2013.9.18、信州へ行った帰りに再度富士宮口五合目へ立ち寄り、
新しいDPメリルシリーズを駆使して写真を撮りました。
こちらの写真は静岡県道72号線から2013.9.18にDP3メリルにて撮影した表富士です。
そしてこちらの写真は、富士山スカイラインの4合目付近から撮影した富士山です。
ここへ立ち寄ったのが夕刻となってしまったので、山全体が少し赤みががっています。
RAW現像の際、不自然にならぬよう昼間っぽくしてみました。
上の写真から頂上付近を大トリミングしてみました。
今回の富士登山の宿泊所である頂上富士館や、
左手には昔の富士山レーダーの建物が見えますね。
2004年?までなら、この大きなレーダードームが富士山頂(剣ヶ峰)にそびえていたので
麓からでもよく見えたろうと思います。
(富士宮市にある富士山頂から撤去された富士山レーダー 2013.9.18 筆者撮影)
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それでも高地に体も馴れた12:50頃、富士宮口から人生初の富士山登山をし始めました。
まず最初にしたのは登山口の看板の前で自分自身の記念撮影をすることでした。
私は自分自身の写真はほとんど撮らないのだけど、
今回は人生初の富士登山の第一歩目、めずらしく自分自身の写真を撮りました。
なお今回は一人登山で、しかも荷物になる三脚は持参しなかったため、
シグマのDP1xカメラですが、記念に道行く人に頼んで撮影してもらいました。
(五合目登山口の2400mの看板と筆者 12:57)
五合目を出発してまもなくすると環境庁が2億円を投じて作ったといわれている、
最新の環境型トイレとご対面。たしか100円?だったかのチップがいったと思います。
トイレ自体は新しくて綺麗なようです。ちなみに女性用は入れないので分かりません(笑)。
この写真は後日の日没直前に撮影したのでお月様が見えていますね。
(なだらかな道の六合目へ行く道 : この写真は下り時に撮影した物を流用)
ここ五合目から次の六合目までは20分となっていますが、その通り20分でいけました。
道もデコボコしていなくて滑らかで、ここまでなら何の苦労も無くいけますね。
したがってまだ疲れておらずアクエリアスぐらいは飲んだと思いますが、
とりあえずここを素通りしました。
(標高2490mの六合目に到着です 13:16)
ここから次の山小屋の新七合目までは、なぜか写真はほとんど撮っていないのですが、景色が単調だったからなのか、印象に残る景色があまりなかったからなのか、雲に覆われていて景色が見れなかったのか、とりあえず下写真2枚だけの掲載です。
(六合目を出発した直後に撮影したらしいです 13:17)
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新七合目に到着しました。時間は14:19でした。
パンフレットには60分を要すると書かれていましたが、大方1時間でここまでこれました。
(新七合目は標高2780mです)
新七合目から下界も見てみました。14:19撮影。
晴天なのにとにかく “もや” というのか “雲” と言ったらいいのか、ガスがすごいです。
さらにここから元祖七合目へと向かいます。七合目は “元祖” と “本家” の二つもあって、
なにやらラーメン屋や和菓子屋の老舗みたいな名称ですね。
新七合目を出発して約20分。下界を覗くとやっと伊豆半島?が雲のすきまから見えてきました。
それでも樹木とかのさえぎる物がないからか、麓からいっぱい雲が上昇してきますね。
14:39撮影。
(逆にここから上も見上げてみました…こちらも14:39撮影)
写真の真ん中のてっぺんに小さな山小屋が見えますが、これが元祖七合目の山小屋です。
8月の末近い平日のせいなのか割合空いていていい感じですね。
フリー百科事典のウィキペディアで富士山を検索すると、
↓写真のように、えんえんと登山者が続いていて混雑している写真がアップされていました。
(登山者の列がえんえんと続く富士山の登山道:ウィキペディア)
でも富士山って、すらっとした体型ですから初めて登るまで知りませんでしたが、どこからでも下からてっぺんまで見渡せるものとばかり思っていました。が、少なくとも富士宮ルートでは次の山小屋しか見えない? ようです。
そしてここ、新七合目から登山ルートが下写真のようにかなり険しくなっていきます。
確かに夏の富士山はピッケルなどを使って登るプロしか登れない山ではないですが、空気はだんだん薄くなり、お天気が良ければ良ければで紫外線が強烈で、登るにもけっこう体力も必要で登山は思ったより大変です。
ゼ~ゼ~いいながらも、14:50に元祖七合目までやっと残り300mです。
写真では分かりにくいものの、傾斜がかなり急です。
(15:03 雲に覆われながらも伊豆半島が見えました)
(15:06 わずか3分の違いなのに雲が少なくなりビックリです)
15:14 やっと標高3000mに到着、まだ半分近くの標高にして600mしか登っていませんね。
予約した富士山頂の宿泊所まで標高差であと残り720mもあります。
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元祖七合目に到着。ここまででほぼ2時間20分を要しました。
登山パンフレットでは休憩なしで2時間10分となっているので、
少しハイペースぎみかもしれませんが、まあ順調に登っているようです。
(標高3010mの元祖七合目に15:19にやっと到着)
ここで一度バイオトイレなるものを一度体験したくて200円支払って入ってみました。
しばしここで休憩し周りを見渡すと箱根が!しかも目の前を雲が浮いています。
なにかアニメのアルプスの少女ハイジの世界です(相当に古い~な)。
そして次なる目標の山小屋、八合目の池田館も見えました。
この写真の撮影時間は15:25となっていたので、5分ぐらいは休んだようです。
そこから約30分後の16:00ちょうどに撮影したのが↓写真です。
この写真のとおり、岩をまたいで超えるような険しい登山道が出現。
こんな岩を登るような道は3000mを超えて空気も薄くなり、
しかも疲れてきた体にはこたえます。
そこで5分ほどだったかしばし休憩。その合間に撮影したのがこの↓写真です。16:02撮影。
登山道は立派に整備されていて問題はありませんが、この写真のようにとにかく坂が急です。
そしてもうこのころになると、時間がないからといって休憩してこなかったツケが出てきており、
高山病にならないように 「ぜ~ぜ~」 いいはじめて息苦しくなったらとにかく少し休んで、
呼吸が元に戻れば次へ進む、といった具合だったです。
先ほどの場所から10分後、
この高さまでのぼれば眼下に雲と宝永火口が良く見えました。16:13撮影。
やっと八合目の山小屋が見えてきましたよ。16:18撮影。
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やっとこさ16:22に標高3250mの八合目に到着しました。
元祖七合目からここまでにほぼ1時間かかりましたよ。
登山パンフレットではこの間は40分となっているので、20分ほど遅れています。
「胸突八丁」 という言葉の通り、富士登山の本番は八合目からといいますが、
このあたりから傾斜も含めて登山道がかなり険しくなってきまして、
私の場合、パンフレットの所要時間からかなり遅れて登るようになってきました。
ちなみにここまで登るのに3時間20分を要し、標高にして850m登ったことになります。
本日の目標の奥宮まで標高差にして470m、あと残り3分の1ほどまでなんとか来ました。
でも日没まで残りわずか2時間弱となっちゃいました。
現在、ここ八合目から上はすべて富士山本宮浅間大社の社有地となるそうです。
そしてここから上を見上げてみました。
↑写真は16:25撮影ですが相も変わらず晴天ですね。
ここでしばらく休息してから出発、奥宮鳥居を16:33ごろ無事通過しました。
そして八合目から30分ぐらいは登ったでしょうか。
17:00ちょうどに撮影したのがこの写真。やはり傾斜が急です。
そして九合目の山小屋が大きく見えてきた17:05ごろに撮影したのが、↓2枚の写真です。
伊豆半島も駿河湾もよく見えています。本当にお天気に恵まれました。
富士山レーダーの白いドームが無くなって分かりにくくなっていますが、
やっと頂上付近?が見えてきたようです。
写真ではちと分かりにくいですが、相変わらず険しい道がずっと続きます。
九合目の山小屋までもう少しです。17:12に撮影
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標高3460mの九合目に到着です。八合目を出発してから45分かかりました。
もうすでに夕方ともいえる17:15になっていました。
ちなみに登山パンフレットではこの間は30分と表示されていますが、
ここは標高も3000mをはるかに超えていて空気も薄く、
しかも登山道も八合目あたりからは険しくなってくることもあり、
あくまで私の場合は、
パンフレットの予想登山タイムの1.5倍前後の時間がかかるようになってきました。
よく言われている?ように、富士登山は8合目からが勝負なのでしょうか。
私は出始めからあえてマイペースでしたけど、
登山の出発時間が遅くて時間に余裕がなく休息をあまり取ることができず大変辛かったです。
ちなみに前半をハイペースで進みすぎると、ここからの本番が大変らしいです。
(九合目の万年雪山荘の旗…写真は下り時のものを流用)
(万年雪山荘の温度計、外気温11℃ 17:16)
この時間でも山荘の温度計が外気温11℃を示していましたが、
登山時の自分の発する熱でまだかなり暑く感じられ、
それよりも登山中にかいた大量の汗がシャツにしみ込んでいて、
もうシャツは
雑巾のようにびちょびちょ状態で、
このままだとカゼをひいてしまいそうでした。
富士登山(富士宮ルート)は晴天だと登山に大量の汗もかくようです。これは意外でしたよ。
そしてもう時間の余裕がないので少し頭痛がするものの、
とにかく息切れが収まるのと同時にここを出発。
九合目の鳥居を17:17にくぐり、次の九合五勺(きゅうごう ごしゃく)へと向かいました。
撮影したこの写真は夕日の直撃を受けた鳥居の写真です。
九合目より上はこんな大きな岩場ばかりの登山道となり、
“登るのにますます体力が必要なうえ、登るのにもますます時間もかかるようになります”
↓写真は九合五勺へ向かっている17:20に撮影。
九合目を出てしばらくした17:34ごろ、登り始めて初めて万年雪を見ました。
万年雪山荘という名はダテではなかったですね。
8月末でも雪が平気で残っているのですから、すべて融けることはないのでしょう。
17:38ですが九合五勺まであと200mです
九合五勺の山荘が見えてきました、17:41撮影。
九合五勺の山荘に到着直前の17:53、大きな影富士が東側に写っていました。
ジグザグになっていますブルドーザー道も一緒に写っています。
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日没まで残すところあと45分ほどとなった17:55、
九合五勺の標高3590mの胸突山荘に到着。所要時間は40分でした。
もうこの辺りまで来ると空気はかなり薄いです。
そして私の場合、疲労が蓄積していたこともあり少し動くとすぐに息切れしてしまいます。
息切れが収まるのを待ってから少し登り、息が切れたら少し休み…の連続でした。
本来なら早朝10:00ごろから登り始めて7時間ほどかけてゆっくりと登り、
夕方5:00ごろに山頂に到着予定の計画でした。
これならこんなにあせらなくても苦しい思いもしなくても済んだはずでした。
が、天の試練か、諸般の事情により3時間ほど遅れて登り始めたため、
かなり苦しい登山となっちゃいました。
それでもここまでくればあと残りわずかな標高差130mの登山を頑張るしかないので、
気を取り直してもうひと踏ん張りです。
九合五勺から見た富士の裾野です。なんともいえない形の雲が浮いていますね。
(万年雪とブルドーザー道 17:56)
(ブルドーザーの方向転換道 17:56)
このあたりは
「胸突八丁(むなつき はっちょう)」 と呼ばれる岩がゴロゴロしている急な上り坂が続きます。
この険しい登山道の出現に、息苦しさにもだえながらも少しずつ頂上へ向かっていきました。
周囲も暗くなり宿の門限も迫ってきたこともあり、写真を撮らなかったため、
この写真は翌日の午前の下山時に撮影したもので代用です。傾斜が激急です。
ここに掲載した写真は、輝度を大幅に落として夕方ぽくしています。
(胸突八丁と呼ばれる険しい岩場 奥宮の鳥居の下あたり: この写真は翌日に撮影)
そしてふと東のほうを見ると影富士がさらに大きくなっていたのでカメラをパシャリ、
日没間近の18:16の撮影でした。
日没の18:39まで残り14分と迫った18:25、富士山頂まで残り200mの看板出現。
山頂までもう少しで~す。
そして18:33、後を振り返れば実に美しい夕焼けが。
そうして日没となった18:40、
ようやく富士山頂の奥宮の鳥居を無事くぐることができました。
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こうして、やっとのことでなんとか日没ぎりぎりに無事富士山頂へとたどり着きました。
頭痛も少ししていて高山病一歩手前でしたが。
所用時間は休息も含めて5時間40分。私の体力ではかなり無理なスケジュールでしたよ。
九合五勺から一緒に登った、
間に合わないと嘆いていましたお若い女性の方お一人を励ましながら、
そして居合わせたご年配の方3名も無事に日没までになんとか登り切ることができました。
特に最後の九合五勺から富士頂上までは、
胸突八丁と呼ばれる大きなゴロゴロとした岩場を登っていくのと、
傾斜がかなり急なうえ疲労しているのも追い討ちをかけて、
パンフレットの30分での登山は私にはとても無理で、
下山者とのすれ違いもわずかしかなかったのに、たっぷり45分も要していました。
私の場合、八合目から上の登山時間は、パンフレットの1.5倍はかかっていましたね。
いちばん最後の最後に出現する九合五勺から富士頂上までの胸突八丁の区間、
「胸突八丁」 と呼ばれるだけあって、
ここが富士宮登山ルートのクライマックス かつ 最も登るのが大変な区間でした。
(富士山頂の奥宮のそばにある頂上富士館 : 写真自体は翌日の2012.8.21のもの)
この日の宿泊はあらかじめ予約していた頂上富士館さんで、遅い夕食のカレーをいただき、
汗でびちょびちょの下着を着替えて荷物の整理を済ませると19:00の消灯時間となり、
翌朝の早起きに備えてとにかく疲れた体をゆっくり休ませました。
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これで長かった「2012年 夏の旅行/その④ 富士山を初めて登る(後半)」 は終了です。
次のブログは富士登山のクライマックス、「富士山頂の御来光」 編をお届けします。
その⑤へ続く
「富士登山をしてみたい!」 という、おもしろいサイトを見つけました →
こちら です。
(
http://tozan.net/fuji/index.php )
これを読めば(見れば)、富士登山の要点がしっかり書かれているので参考になります。
また関連情報URLには、富士登山の情報が詳しく書かれていましたサイト
「あっぱれ!富士登山」 をご紹介しています