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カクシカおじさん(プレミオおじさん)のブログ一覧

2012年09月13日 イイね!

2012年 夏の旅行・その⑦ また再びの、早朝の山中湖より赤富士撮影

2012年 夏の旅行・その⑦ また再びの、早朝の山中湖より赤富士撮影2012.8.22(水)の朝、この日も前日にたがわず非常に良いお天気でした。

 前日の8/21は、早朝の5時前後に素晴らしい御来光を富士山頂で初体験し感激的な朝を迎えることができました。

 御来光を見た後も幸いこの日は一日中天候も急変することもなく、すこぶる晴天だったのでゆっくりお鉢めぐりもしました。



     《 プロローグ : 前回のブログのその⑥より 》
 そして名残惜しくも富士山を無事下山しましたが、少し無理なスケジュールの登山だったので、早めに休息すべく早々に山梨県側の富士山の裏側にあたる山中湖の親水公園へと移動し、山中湖での富士山の夕焼けを堪能しました。



     (夕焼けの富士山 : 2012.8.21 18:21と18:34に山中湖より撮影)


 富士山の西側にあたる本栖湖に行けば夕日が富士山頂に映えてさぞかし美しかったのでは…と後で後悔もしましたが、
 それでもこんなに素晴らしい夕焼けの映える富士山を見れば、翌朝の富士山頂が赤く染まる赤富士もさぞかし素敵だろうと思わずにはいられなかった夕焼けでした。


   ---------------------------------


 ところで夏から秋口にかけて、夜明け直後の早朝(夕日のときもある)のわずかな時間ですが、富士山頂が赤く染まるのを 「赤富士」 といい、冬場の雪を頂いた富士山の山頂が紅色に染まるのを 「紅富士」 というのだそうです。

 有名な葛飾北斎の版画の中に “富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)” というのがあり、その第33番に 「凱風快晴(がいふうかいせい)」 というのがあります。

 この「凱風快晴」が俗に言う赤富士なのですが、凱風とは南風を意味し晴天の早朝に南風が吹けば富士山頂が朝焼けの赤色に染まることを言ったようです。

    (江戸時代の浮世絵師 葛飾北斎の代表作、凱風快晴 : ウィキペディアより)


 この版画「凱風快晴」ですが、非常に有名でしかも教科書でも載っていたりしているのでどなたも一度ぐらいは目にしたことがあると思います。
 当時は鎖国中ということもあり当時の日本をよく知らない外国人は、この版画を見て富士が赤く染まっているのをとても不思議がったようです。




そして昨年2011.9.16(金)の早朝、当時買ったばかりのシグマのコンデジDP1xを引っさげて、
    この山中湖へ行き早朝の赤富士を撮影しにいきました(下写真) 
    https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/25667000/
 シグマのじゃじゃ馬カメラのDP1xはそのために買ったようなものです。

        (2011.9.16 5:25 山中湖の親水公園より撮影の赤富士)


        (2012.1.30 6:45 山中湖の親水公園より撮影の紅富士)

 当時のブログ(2011年 9月 19日付)に書いていますが、この日は早朝だけお天気が良かったのですが、↑写真のように山中湖の湖面に雲竜のような雲というのか、あるいはもやともいえるのかが湖面を覆っていて赤富士はぼんやりと見えただけでした。


   ---------------------------------


 で、前置きが長くなりましたが、
 そこで今回、富士山に登山した後に時間に空きがあるのを利用して、再び赤富士撮影に挑戦してみることにしました。
 先の富士御来光と同じく、またたくさんの24枚の写真を撮影時間を記載しての連続掲載です。


     01. 4:39 05″(午前4時 39分 05秒撮影)

   まだ夜があけていなくて真っ暗です。でも今日は湖面に雲はないようです。
   この時刻だと昨日の富士山頂ではすでに東側がオレンジ色に輝いていましたね。
   それでもこんなに早い時間なのに
     対岸のホテルの一部の窓や富士の山小屋にはすでに灯りがともっています。


     02. 4:40 11″


     03. 4:45 52″
   周囲が山にかこまれ、しかも富士山頂より標高が低いぶん?
      富士山頂よりやや遅れて東の空が明るくなってきました。


     04. 4:52 31″


     05. 5:00 33″ 
   まだ山頂が赤く染まっていないですね。
   その代わり富士の裾野が桃色に染まってきています。


     06. 5:03 13″
   やっと赤富士が姿を現し始めました。
   昨日の富士山頂では、5時01分30秒ぐらいが日の出時刻だったです。


     07. 5:03 32″


     08. 5:03 43″


     09. 5:04 10″
   わずか1分の経過で富士山頂が真っ赤に燃える色に染まってきました。


     10. 5:04 33″


     11. 5:04 59″
   山頂が真っ赤に燃えている素晴らしい赤富士になりました。
   そして富士の裾野も美しい桃色に染まっています。


     12. 5:05 40″


     13. 5:06 07″


     14. 5:06 55″


     15. 5:07 34″


     16. 5:08 06″


     17. 5:09 30″
   山頂の赤色がピークに達したようです。
   赤富士になりだした5:03過ぎからわずか6分ほどしか経っていません。


     18. 5:10 31″
   前の17番の写真から1分後、だいぶん赤みが薄れてきました。


     19. 5:11 44″


     20. 5:12 33″
 山頂の赤みはなくなりました。
 早朝の赤富士は雲がなくお天気が良くてもわずか7~8分ぐらいしか見れないようです。
 そしてだんだん裾野の影がなくなり、上から順に直射日光に照らされてくる姿が写っています。


     21. 5:15 27″


     22. 5:23 25″


     23. 5:34 41″


     24. 5:43 54″
   もう普通に目にする富士山の色と相成りました。


 今回の赤富士撮影は前日の富士御来光とともに非常にお天気にも恵まれ、さらに日の出の方向にも雲がほぼなかったおかげで、素晴らしい御来光と赤富士を堪能することができました。

 もちろん富士山頂の雲海の上から御来光を見るのも、それはそれで趣きがありまた格別なものがあるとは思います。ただ私の居住地が関西の西側に位置する兵庫県なので、ここへはそう簡単には来られないため、このたびの富士山訪問は私にとって一生の記念となるべき思い出となったようです。

 そのせいかブログ作成にもいつも以上にまして力の入れたようで、たくさんすぎる写真とともに長大なブログが続いています。



       【おまけの追記】
 こちらは1年後の2013.9.18の日に山中湖を訪れた際に撮影した赤富士です。
 最初はシグマ DP1メリルにて、2枚目はDP3メリルにて撮影。どちらもノートリミングです。






   ---------------------------------


 そして赤富士撮影中に見かけた、白鳥?の親子らしい姿も合わせて撮影。
 まあ山中湖は一級河川ですから、営みに適していれば白鳥がいてもおかしくはありませんが、真夏の時期なのでちょっとビックリです。




 親子連れらしき白鳥は、私がズームの効かない広角の単焦点カメラしかもっていないのと、赤富士の合間に撮影したのでトリミングで白鳥を切り抜いて拡大しました。どうやら母親?1羽と、羽が全然真っ白になっていないまだ子供の2羽連れの親子のようです。











 そしてこの日の早朝の山中湖のここの外気温はおおよそ17~18℃前後のようでした。

   なお下の関連情報URLには、私が今年2012年の1月30日に行った、
   真冬の山中湖から撮影した当ブログ内の 紅富士撮影編 をご紹介しています。
       https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/25377622/


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 2012年 夏の旅行・その⑦ また再びの、早朝の山中湖より赤富士撮影編はこれで終了です。

 このあと、河口湖→本栖湖へと出て、少しばかり富士山を撮影してから、
    甲府から中央道に乗って清里・八ヶ岳経由で軽井沢を通りすごして草津に出て、
 次の目的地、エメラルドグリーン色の火口の湯だまりがある草津の白根山へと向かいました。
              その⑧ 山中湖から群馬・草津白根山への道中記ほか編へと続きます。
Posted at 2012/09/13 22:23:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012年 夏旅行/富士登山ほか | 旅行/地域

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当然、新品のストレーナ・マグネット・ガスケットへと交換。」
何シテル?   10/26 21:55
カクシカおじさんです。 ニックネームの由来は、我が愛馬コンテカスタムRSの別称、ダイハツの『カクカクシカジカ』と現在の年齢がおじさんになっているところから...
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