
今日、床下からゴトゴトと発生していた異音を修理しました。
実は昨日2016年 8月 9の日、何年ぶりになるのだろうか、日帰りで久しぶりに出雲へと小旅行をしました。
その道中に、我がコンテのフロントの床下から段差やデコボコなところを走ると、棒みたいなもので突いたような「ゴトゴト」とか「ゴツゴツ」といったような異音が出るように。しかも異音の大きさや頻度もまちまちなのです。
文章での表現は難しいので、今思えばICレコーダに録音しておけば良かったのかもしれません。
で、異音の音もけっこう大きくて気味も悪く、出先で走行不良になるのも怖いので早速修理です。
まあフロントの足回りの異音はいくつか考えられるのだそうですが、
で、あらかじめ事前に調べると主に、
① ショックアブソーバーのアッパーマウントとかのゴム関係の劣化
② フロントスタビライザーの固定用のブッシュの劣化やスタビリンクの劣化
③ ハブベアリングの劣化
④ ステアリングロッドに接続されているボールジョイントの劣化
⑤ ドライブシャフトのブーツ部の破損
あたりのようです。
ただこの辺りで見切りをつけたものの、我が家にはガレージジャッキやリフトなどはないので、近くのコンテを購入した車屋に直行。事情を説明し見てみると、
なんと
『スタビライザーリンク棒の上側の固定用ブッシュの
ナットが緩んでいました』
各部ボルト・ナットの増し締めでとりあえず修理は完了。
底をたたくような不快なゴトゴト音はきれいに消滅し、元の乗り味に。
ちなみにこちら真下2枚の写真は
「180000kmの大リフレッシュ ~ ショックアブソーバー転換 & 腐食対策ほか」
のタイトルでアップしようと下書きのままで現在も放置状態の、
昨年2015年 12月 21日に180620kmにて前後ショックとその付属部品を全て交換した翌日の、自宅で冬タイヤ交換時に撮影した写真からの流用です。

水色のショックの横から伸びているクロームメッキされた細長い棒が、フロントのスタビライザーリンク棒なる部品でございます。コンテではRSだけに設置されているものです。
何か月か前に我がコンテの駐車場が、平たい土からデコボコの石詰めに変更になったせいでリンク棒に負担がかかったのか定かではないものの、スタビライザーのリンク棒の固定ボルト・ナット(フロントショック側)が緩んで、突き刺すような異音が発生しましたが、

お盆前の休業日になる前に、しかもリンク棒が外れて大惨事になる前に、ボルト・ナットの締め直しだけで治ったことは不幸中の幸いでした。またこの体験ですが私にとっても非常に勉強になりました。ひとつ賢くなった次第です。
ちなみに今回緩んでいたナットは、直上の1枚目の写真に掲載のアッパー側のほうのボルト・ナットでした。参考に掲載しました2枚目の下側写真は、ジャッキアップして撮影しているせいでクランクシャフトの軸がゆがんでいて、さらにカメラのAFポイントもクランクシャフト軸に合ってしまい、スタビライザーリンク棒のブッシュ部分はボケてしまい不鮮明に写っています。
そして現在196600kmも走行しているので、合わせてポールジョイントやドライブシャフトのブーツ等もチェックしましたが、こちらは今のところ大丈夫だったです。ちなみに掲載順序は逆になりますが、ショックを全交換してリフレッシュしたお話は、後日に当時の日付に設定して改めてアップする予定です。
追加ですが、鉄道日本社刊の今月号の「自動車工学 9月号」を丹念に読んでいますと(今月号はオーバーヒートの特集)、整備日誌アラカルトの中のP.71に DBA-L175 の、ダイハツムーヴの、フロントディスクブレーキのスライドピンのガタによる大きな異音発生の修理記事が掲載されておりました。

ちょうど我が車が異音発生で悩まされていたところだったので、非常に興味を持って拝読いたしましたが、部品の当たりが悪くて局部摩耗し異音発生だなんて、素人の私にはちょっと想像つかない事例でした。
他には、この事例は急に走らなくなるとかで考えようによっては怖いのですが、ジムニーの触媒が破損してマフラーが詰まったとか、日産ではお馴染らしい? キューブのドア アクチュエータの故障とかが取り上げられていました。
そういえば先日私は初めて知りましたが、
日産のマーチとキューブの一部車種の、エアコンやヒーターの温度調整をする部品 「エアミックスドア」 の耐久性の無さのために、エアミックスドアの駆動軸が破損してしまい、温度調節が全く効かなくなるトラブルが多発だとか。壊れ具合により熱い熱風か、その逆の冷風しか出ないようです。
しかもわずか外販価格で1500円のこの部品を新品交換するのに、フロントのダッシュボードをはじめすべてのフロントの内装部品を取り外して、さらにはエアコンガスまで抜いてからでないと部品交換できないらしく、時間と手間がかかりすぎでそのための作業工賃が5~6万円も要し、ユーザーがたいへん怒っている、というのをネット検索で知りました。
ちなみに修理費=この場合は作業工賃があまりにもかかるせいなのか、日産はこれをサービスキャンペーンにもしないようです。
ちなみに所有ユーザーの意見を見てみますと、
カルロス・ゴーンによるコストカットのやりすぎでこんなことになるんだとか、問題部品を簡単に交換できない構造にも問題があるんだとのことでした。調べてみるとこのエアミックスドアの故障、キューブユーザーの間ではけっこう知られている故障だとか。で、現在は駆動軸を強化した対策品へ変更となっているそうですが。
夏場にエアコンが全く効かない(熱風が出る)、又は真冬に暖房が全く効かない(冷風が出る)となると、修理をほったらかしにもできないですし。こんなところでコストダウンなどするなと本当に私も思います。
この日本の北海道でも、残念ながらガス欠による痛ましい車中での凍死事件がありましたが、北欧など超寒冷地では暖房が効かなくなるとまさに死に直結するので、ご当地の車はエンジンさえ止まらなければ絶対に暖房が効かなくなるようなトラブルが発生しない構造になっているんだと、述べておられた方もおられました。
デンソーが最近出したらしい? 小型・軽量タイプのエアコン・ヒーターユニット、プラ部品の多用で耐久性は果たして大丈夫?? なのか心配になってきました。温度変化も激しく熱い風が当たることも考えると、破損しやすいプラ部品の多用なら、せめて部品交換しやすいように車メーカーや部品メーカーは設計にひと工夫して欲しいところですが、近年は製造とコストが楽になることばかりで、後の修理のことなど考えない設計ばかりが横行しているのが現実ですね。
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それともうひとつ、この出雲への小旅行中に気が付いたのですが、先日東北旅行中の2016年 6月 12日に出先で新品交換した、GSユアサの充電制御車&アイドリングストップ車対応のバッテリー 「ECO.R LONG LIFE EL-55B20L/M-42」 ですが、

もちろん取扱説明書にも書かれております通り補水は必要なのですが、
思っていた以上にバッテリー液が減るようです。
別にこれに対して怒っているわけではなく、新車装着バッテリーの時にはバッテリー液をほとんど補充した記憶がないので、ちょっと、いやかなりビックリしたのですが、満2ヶ月・3400kmの走行で全部で150cc近くバッテリー液を補充しました。

車検時に用意した超純水20Lはまだ自宅に余っていてウォッシャー液などに利用しておりますが、出雲からの帰宅時に何百kmも一挙に走るので、出雲市内のカー用品店で最小単位の補充液300ccを100円ほどで購入してその場で補充。帰宅時の走行で充電できたと思います。
この夏時期はエアコン使用やら、ラジエターファンが回るので電力の使用量は多めとなるものの(カーエアコンのコンプレッサー自体は、エンジンからの動力駆動なので電力は関係なく、送風ファンで電力を使います)、距離を走る私の車だけかもしれないものの、
このバッテリーをご使用の皆さま、この時期は特に月に1回程度の頻度で、
タイヤの空気圧と共に
バッテリー液もチェックされておいたほうが良いように思えます
…特に走行距離が多い方、要注意です。
【 追 記 】
先日、東北旅行へと3000km以上の長距離旅行をしてきましたが、バッテリー液の減りは全くなく、充電系統も調べてみましたが正常電圧で充電されていまして全く問題なく、前途のバッテリー液の減りは何だったんだろうかと、逆に首をかしげている次第です。
出先での購入のため、製造日から半年ほど経たものを買いましたが、購入した時点でチェックした時にはバッテリー液はきちっと入っていたような。
唯一考えられるのは、今年の夏は非常に暑かったから単に液が蒸発しただけだろうか??
コンテが納車された時には、バッテリーの周囲には黒のシートがかぶせられていましたが、ラジエターファンからの熱風を遮るための物だったんだろうか、と思っているところです。
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そして最後に、今回午前中に訪れた、出雲大社の奥地にある登れる灯台の一つでもある、日本で一番高い日御碕灯台(ひのみさき とうだい)と、そこから見た青々とした日本海の様子は、今回やっと晴天に恵まれたこともあり、きれいな写真が撮れましたので過去の2011.8.4付の当ブログ
「出雲の日御碕灯台と出雲大社参拝と古代出雲大社の巨大神殿(2012.8.7 加筆)」
に、今回撮影した写真をRAW現像し後日追記する予定です(時期は未定…笑)。