日本三景の天橋立③(天橋立駅のJR西183系電車 撮影編)
投稿日 : 2012年02月17日
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この建物は、京都府が運営している第三セクター鉄道の「北近畿タンゴ鉄道」の「天橋立駅」の駅舎を写した物です。
撮影日時は、2011.9.23でございます。
天橋立駅の場所は、天橋立の南側に位置します。ここから天橋立の南側の入口である廻旋橋までわずか200~300mぐらいでしょうか。
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KTR(北近畿タンゴ鉄道)の天橋立駅の駅標板です。東隣の駅は宮津市のほぼ中心に位置する宮津駅です。
福知山駅から宮福線(みやふくせん)経由の、宮津駅でスイッチバックして一つ目のこの天橋立駅まで、1996(平成8)年3月16日のJRグループのダイヤ改正に合わせて電化され、大阪・京都両駅から特急電車が走るようになりました。
2011年 3月のダイヤ改正では大阪直通がなくなり、すべて京都直通に変更されています。大阪へはJR福知山駅での乗り換えですね。
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私は別に撮り鉄ではないのですが、
どうやら元485系を改造したJR西日本の国鉄色の183系電車も引退間近になってきたので、たまたま寄った天橋立駅に入線してきた、この車両を撮影するため入場券を買って、DP1xにて6号車の先頭車側から撮影しました。
入線してきた車両は、5087M 天橋立17:27着の特急はしだて7号です。
この車両は、どうやらここで折り返して 18:46発 5090Mの上りはしだて10号 京都行きになるようです。
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同じ6両編成の1号車側の先頭車です。
この駅では先頭車として出発しても、となりの宮津駅でスイッチバックして福知山・京都方面に向かうため、宮津駅をすぎますとこちらが後方になります。
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JR183系の1号車と宮津方面の線路を合わせて撮影です。
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電動車である2号車を撮影しました。ここで路線ではパンタグラフは2基あるうちの1基のみ使っています。
行き先表示器は、すでに「北近畿タンゴ鉄道経由 京都」となっています。
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6号車の先頭部分です。
最近、人気のある国鉄色に塗り直したのか、塗色はやつれもなくとても綺麗でしたね。
ただ車両自体は昭和40年代の設計で、すでに超高齢のおじいさん、といった感じで、内装はボロく動力性能も旧態としていて、4M2T編成でも加速力は全くなさそうです。
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同6両編成を跨線橋(こせんきょう)から撮影しました。
屋根部分もあまり汚れていなくて綺麗ですね。これらもいずれ新車の287系電車に置き換わって、快適さと走行性能は大幅に向上しそうです。
ただ個人的な意見を言わせていただくと、信じられないことに新車のキハ189系の「はまかぜ」と同様、風光明媚な観光路線を走るのに前面展望も堪能できないような設計で、こういう新車を導入する現経営陣の感覚は全く信じられないですね。
旧来の国鉄設計の113・115・117系からJR221系の大量投入で大成功した会社とは全く思えないような感じですが、乗りたくなるような車両を造る、というのも大切な商品価値の一つだと思います。
しかも鉄道車両は寿命がとても長く40年ほども使われるのに、現経営幹部たちはサンダーバードの設計を流用して、製作コストの低減ばかりを重視した結果、せっかくの新車なのに景色もあまり楽しめないような面白味もない車両となってしまいました。
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