ヘッドライトレンズの交換 その① -レンズ交換編-
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
もう丸7年で217000kmの走行距離を達成した我がコンテRS号、当然長距離走行も多くてヘッドライトを付けていた時間もかなり長いのではないかと思います。
しかも自宅も職場の駐車場も青空駐車ということで、どうしても紫外線も浴びるので、ポリカーボネイトの透明レンズも少しくすんできているし、どうやらコーティングも剥がれてきたようです。
こうなると加速度的にヘッドライトレンズが劣化していき、あと1~2年もすればすっかり黄変ということにも。
2
現在の四輪のヘッドライトのレンズ部品は当然車種専用品となっているので、劣化すれば純正部品による交換か、レンズ磨き&コーティングをするしかありません。しかも新品交換はかなり高額です。
そこで何年も前にコンテカスタム用の左右ヘッドライトASSYの、ほぼ新品の物が、定価の3分の1以下の価格で販売されていたのを見つけ速攻で入手していました。ちなみに純正部品の定価は、左右ASSYで17万円近くもします。自損事故でも起こして破損したら修理代に泣くことになりますね。
ここに掲載の写真はその以前に入手しておいた品ですが、レンズASSYなので当然レンズだけでなく、バラストも、すべての球もスモールランプに至るまで全部付属していました。
なにせ純正のD4RのHID球1個が15000円、純正バラストなら1個が3万円位、レンズ単体でも新品なら片側だけでも3万円近くします。球は社外品ならもっと安くで入手できますが、バラストが壊れると交換にはかなり高くつくので、予備品を確保していました。
3
今のコンテをあと何年乗れるか分かりませんが、走行ペースから考えると最大でも6年位だろうということで、3度目の車検直前にほぼ新品のレンズに交換しておくことにしました。
ちなみにここの写真は、新車から付いていた劣化したほうのレンズです。
早速フロントバンパーまで取り外してASSYごと交換しにかかります。
4
取り外した劣化しつつあるレンズと(左)、
新品ともいえるレンズ(右)を
並べて撮影してみました。
光の当たり具合もありますが、やはり新品レンズは真っ透明で透き通っていてきれいですね。
5
古いレンズを取り外し、その中のD4R(35W) のHID球と、上向き専用のHB3(60W) 球をレンズから取り出して新品のレンズに移植し、新品のレンズに付属していた球 計4個は予備品として手元に保管します。
また合わせて古いほうのレンズASSYに付属していた純正バラストは、予備品として確保するため、これもレンズから取り外して保管しました。
たださすがにバラストは、球とは違って古いほうをそのまま使わず新品を使いました。これは出先でバラストが不調になれば、球とは違って現地ですぐに交換できないためです。
6
こちらの写真は、新品らしきピカピカのレンズを車体に装着したところです。
自動車用のHID球は、完全点灯するまでの時間を短縮するため、高圧2万Vもの電圧を球に加えるので、点灯・消灯の回数が増えるにしたがって球の劣化が加速するので、極力点灯・消灯の回数は減らすようにしてきました。つまり、つけっぱなしなら極力消さないようにしてました。
そのおかげなのかまだHID球の寿命は来ていませんで、満7年経った今でもなんとか使えています。
ちなみにディスチャージランプは高圧をかけて点灯しないと、体育館の水銀灯などのように、完全点灯に10分程度要することになりますね。
7
ともあれコンテの場合は下向き用がHID、上向き用は点灯時間が早く電球色で見やすいハロゲン球という風に完全に分かれていまして、上下とも1つのHID球を兼用するタイプより、故障しにくく安定性が高いのがいいところでしょうか。
ただ一つ残念なのが、放熱のためなのか、あるいは着雪防止のためなのか、理由は分からないのですが、レンズが品番変更されていて、上向き用のレンズが平べったい形状から、この写真でも良く分かりますが、金魚の出目金のようにライトレンズから無茶苦茶に飛び出しているということでしょうか。
正直かなりカッコ悪いです、が、もうコンテカスタムのレンズは品番変更により、新品レンズはこれになってしまっているようでどうしょうもないようです。
8
こちらの写真は新車からの装着品である平べったいほうの上向き用レンズでございます。
こうして見比べればかなり違っているのが分かると思います。
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