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同行二人のブログ一覧

2019年04月11日 イイね!

同行号 is back

同行号 is backおよそ5ヶ月ぶりに同行号が帰ってきました。

前回の車検に合わせて足回りやエンジンのフルオーバーホールを実施するつもりで数年前からコツコツと部品や整備のための情報を集めてきました。長期入庫のための待機期間だけでも半年以上を要し,ようやく作業場が空いたのが昨年の秋。

メーカーが設定していないエンジンのオーバーホールのためには,専門工場による分解用の治具作成を要しました。作業の順番待ちと治具作成に約3ヶ月。エンジンを下ろされた同行号は大阪の車庫に移され再始動の日を待ちました。そしてエンジン以外の整備も一通りが無事に完了し,見た目は以前と何も変わらぬ姿で同行号が戻ってきました。

走行25万kmを越えたあたりから,触媒の詰まり,ステアリングギアの欠け,ラジエーターの破損,エンジンルームからの出火(パワステフルード漏れ),足回りの耐久部品の消耗の加速,増え続ける冷却水とエンジンオイルの消費などが同行号を襲い,メーカーが「設定」した車両の寿命を迎えていることを実感してきました。

しかし,日常点検と日常整備を怠らないことで,大きなトラブルは未然に防ぐことができました。そして,メーカーやディーラーの意図の範疇を越えた整備を請け負ってくださる業者と職人の方々のおかげで,全ての重作業を乗り越えることができました。

多くの作業に取り組んでくださった整備士の皆さまや,暖かく見守ってくださったみん友の皆さまにこの場をお借りして深く御礼申し上げます。部品の作成と販売を続けてくださる世界中のアフターメーカーや販売店と,その需要を支えてくれている私と同じフィエスタのユーザーたちにも。みんながフィエスタmk6を今も大切に乗り続けていることを,各地からのインターネットによる情報発信で私は知ることができています。

日本におけるフォード車はその大半がオーナーから手放され,車両そのものも消えていっています。でも同行号がある限り,この日本からフィエスタは消えません。
Posted at 2019/05/30 20:43:29 | コメント(4) | トラックバック(0) | フィエスタGHIA(前期型) | クルマ
2016年05月16日 イイね!

[リアランプ] 後期型への換装と前期型への思い

[リアランプ] 後期型への換装と前期型への思い同行号のテールランプ&ハイマウントストップランプをレッド化しました(換装前のリアビューはこちら)。準備からおよそ1月がかりでした。


[テールランプ交換] 社外mk6前期型用 → 純正mk6後期型用 (準備編)

[テールランプ交換] 社外mk6前期型用 → 純正mk6後期型用 (取付編)

[社外ハイマウントストップランプ] 補修&レッド化



今回はmk6後期型(2005年以降のマイナーチェンジ後)の純正テールランプ(クリアレッド)の取付によるバックランプ&リアフォグの2灯化と,ハイマウントストップランプの補修を兼ねてのDIY施工です。社外製のハイマウントストップランプもクリアレッド化することで,後期テールとの見た目の統一感も得ることができました。

久々のレッドテールは最初は派手に見えたものの,見慣れてくるとこちらの方がコンサバです。



不満があったとはいえ捨てがたかったのが,前期型のクリーンなデザインの純正テール(以下の写真はmk6前期型GHIA。出典はこちら https://www.carview.co.jp/express_new/fiesta/index.asphttp://www.carview.co.jp/magazine/recommend/fiesta/02.asp)。

フィエスタmk6前期型(非ST)のお尻はリアバンパーからルーフまで水平を基調としたラインが平行に数本ほど並んでおり,それそれのエッジと湾曲が独特の陰影と立体感をもたらしています。地味ではありますが,欧州での発表から15年を経た現在でも独特のオーラを醸し出しています。



テールランプユニットは他のエクステリアの構成要素のラインに沿って各灯のレンズが区分けされており,ボディのサイドラインとのつながりも確保されています。同行号が装着していた社外テールはこのデザインを崩してしまっているのが気になっていました。



ドライブの合間やオフ会で後ろについたときにこのお尻を眺めるのが好きでした。



テールランプの後期型への変更は電気工作に弱い私が臆していたこともありますが,前期型が持っていたデザインをやはり崩していまいそうな気もして躊躇していました。それは杞憂に過ぎず,今回の換装で社外品よりはボディラインが映えるようになり,すこし新しい車に見えるようにもなりました。

もう素の姿には戻れない(戻せない)ことになりそうなのが残念ですが,新しいお尻でまた走っていきたいと思います。
Posted at 2016/05/16 22:51:03 | コメント(0) | トラックバック(2) | フィエスタGHIA(前期型) | クルマ
2014年08月14日 イイね!

[ホイール] フィエスタGHIA/GLX用の仕様


備忘録です。写真はタイヤの指定空気圧。


タイヤサイズ    リムサイズ  オフセット  穴数   PCD   ナットサイズ(×mm)  ボア径(mm)

175/65R14    5.5J      47.5   4    108     M12 x 1.5      63.3
185/60R14     6J        40     4     108     M12 x 1.5        63.3
185/55R15     6.5J       45     4     108     M12 x 1.5        63.3
195/50R15    6.5J      45     4     108    M12 x 1.5      63.3
195/45R16    6.5J      45     4     108    M12 x 1.5      63.3



Posted at 2014/08/14 01:52:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | フィエスタGHIA(前期型) | クルマ
2014年01月17日 イイね!

[フィエスタGHIA/GLX] 始動直後のエンスト/アイドリングの揺らぎ

[フィエスタGHIA/GLX] 始動直後のエンスト/アイドリングの揺らぎ先代フィエスタの輸入中断から早くも7年,今や先代を手放された方も少なくないと思いますので,あまり有効な情報とならないかもしれませんが,書き残しておきます。


フィエスタGHIA/GLXでは,電気系統やセンサ類に不具合が検出されなくても,始動時に一発で始動しない始動直後にエンジンがストールするアイドリングに揺らぎが生じることが珍しくありません。

これらの症状については「フィエスタの持病」とされることも少なくなく,ディーラーの対応を含めて「解決策はない」かのように記されているブログや掲示板等でのやりとりを長きにわたって目にしてきました。走行8年半・24万kmの経験に基づき,私なりに考える傾向と対策を記してみます。



原因: 燃焼室におけるカーボンの蓄積


バッテリー,点火系,吸気系,O2センサ等にとくに問題がない場合,燃焼室のカーボン汚れが原因となっている可能性が高いです。

燃焼室の汚れ以外の原因による同様の症状の発生はほぼ一通り経験してきました。それでも症状が見られる場合,私のフィエスタでは燃焼室の洗浄によって症状が解消されることがほとんどでした。

エンジンを開けて汚れ具合を確かめているわけではありませんが,点火プラグの点検や交換をする際のプラグへのカーボンの付着具合からは,フィエスタの燃焼室内はかなり汚れやすいものと考えられます。


同行号のプラグの汚れをエンジンコンディショナーで清掃しているところ。
直噴エンジンのプラグのように汚れ,キッチンペーパーがプラグから溶け出したカーボンで黒くなっています。
同行号以外のフィエスタではキレイに焼けている様子を見ることも多いのですが・・・ 燃圧の調整がよろしくないのかもしれません。


下に述べるスロットル~燃焼室および燃料ライン~インジェクターの洗浄を定期的に実施すると,症状を繰り返すことは皆無となっている経験から,とくに燃焼室の汚れが原因のひとつであると推察できます。


対策: 燃焼室・燃料ラインの洗浄


1)高速巡航

短時間のちょい乗りが多かったり,点火系が弱っていると,燃料が不完全燃焼しやすいのかプラグや燃焼室にカーボンが蓄積しやすいようです。

エンジンを高回転域でしばらく回したり数時間の高速巡航をすることで,自浄作用によるものと思われる症状の改善が見られることは少なくありません。

ただし,高速巡航の機会が少ないときや,他の不具合の結果として燃焼室を汚してしまったと考えられるときには,症状は軽減する程度かぶり返します。


2)吸気側からの洗浄剤投入

エンジンコンディショナー等のムース状の洗浄剤によるスロットルボディ~燃焼室内の洗浄は,明らかに症状を激減(洗浄後しばらくは解消)させます。

このような洗浄剤を用いた洗浄の仕方は複数ありますが,1.6Lエンジンのフィエスタではスロットルボディ手前の吸気パイプにある細いホースを外しそこから洗浄剤を取り込ませるのが最も簡便な方法です(投入の仕方の詳細は各洗浄剤の説明書等をご参考になさってください)。


過去に洗浄歴がない場合には,1回の洗浄で薬剤1缶を全て使い切るくらいでも良いと思います。その後は走行数千~1万km程度ごとに定期的に洗浄すると,症状を繰り返さなくなります。定期施工では,洗浄剤の投入量と作業時間は少なくて済みます。

燃焼室洗浄はとくにエンストなどの症状が見られなくても,エンジンフィールやアクセルレスポンス,低速トルクの回復や維持の一助となっています。


3)燃料タンクからの洗浄剤投入

2)の効果が小さかったり,症状が残る場合に効果がありました。燃焼室洗浄の補助となり得ますが,実際には燃料ラインとインジェクターの洗浄が主目的となります。

燃料ラインやインジェクターの洗浄には様々な方法がありますが,最も簡便なのはやはりガソリン添加剤を給油口から投入することです。

具体的には,洗浄成分としてPEA(ポリエーテルアミン)を含んだ添加剤を投入します(添加の方法は添加剤の説明をご参考になさってください)。PEAを含んでいることが不明か含んでいないと思われる添加剤でも効果は感じられますが,持続性に乏しい傾向です。

過去に洗浄履歴がない場合,2-3回程度の連続投入がより明確で持続的な効果を得られます。2)を定期的に実施しても症状が見られる場合,3)もある程度の間隔で定期的に実施すると症状が再発しにくいようです。

なお,添加剤によってはPEAのみならず洗浄成分が少ないか入っていないと考えられられるものや,洗浄目的以外の成分の追加によって高価となっているものもあるため,この目的に沿った添加剤を選択する方が良さそうです。

         
過去に試した洗浄剤たち。STPのコンプリートフュエルシステムクリーナーは燃費がやたら伸びましたが値段も高めです


ワコーのフューエルワン(WAKO'S F-1)が比較的入手しやすく効果も良好に感じられるのですが,くり返し利用するにはやや高価です。日産にOEMされているピットワーク F1だと割安なものの,私の環境では入手に一手間かかってしまいます。

今後はチタニックの燃力50チタンアンプルを使っていく予定です。PEA系でコーティング成分(?)も追加されており,1本あたりの価格がF-1の半額以下だからです。



以上,私なりの経験に基づいて「なるべく簡単に&お金をかけず」にできる対策を書いてみました。

以前は添加剤は気休め程度にしか考えていませんでしたし,どうせなら専用の機械を用いたフラッシングを・・・と考えたりもしてたのですが,年式が上がり走行距離も増えるにつれて,洗浄剤の効果と使いやすさを実感できるようになってきました。また,「効果的な使い方」を経験的に掴むことができた気がしています。

しかし,今回の「原因」は素人の推察であり,上の「対策」も各部の分解洗浄やオーバーホールほどの効果はないはずです。その一方で,各社のディーラーでも添加剤や洗浄剤の純正採用やそれらを活用した整備項目が増えてきています。全てのケースに有効とは限らないと思いますが,同様の症状に対する何らかの方法によるスロットル,燃焼室,燃料ライン,インジェクターの洗浄は試してみる価値があると思います。
Posted at 2014/01/17 04:45:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | フィエスタGHIA(前期型) | クルマ

プロフィール

「@同行二人 しばらく休憩したらやる気が出たので調子に乗って右上と右フェンダーライナーの追加補修やっちゃました。

写真はないですが仕上げ前にヤスリかけてもう少し整形してます。」
何シテル?   08/02 17:59
クルマも好きですが運転が好きです。渋滞と加速してからの黄信号は苦手ですが… 生活や仕事のために毎日走りまわっていて,ロングドライブすることも多いです。そん...

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・2024年7月 ドナ子に代わる同行号のサポーターとして導入(中古車 12987km)。
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