
本社から高年齢雇用継続給付金確認通知書が届きました。
いわゆる今までの月給の平均を算出して、今月から働く月給が基準額を下回ったら不足分を給付するものらしいです。
そういえば昔の私の上司も申請して貰っていて記憶があります。
でも、私の場合は年収は賞与がないから大幅に下がるけれど、月給は正直貰ってみないとわからないかも。
貰えるか貰えないか微妙なラインかも知れません。
トケマッチという高級時計の投資詐欺のNEWSを観て、自分で使うわけでもなく他人に貸して利鞘を稼ぐということに驚きました。
他人に貸すということそのものにも考えられないし、貸し出した状態で戻って来る保障なんて何もないと思うんだけど。
そんな投資するほど高い腕時計なんて持つことは出来ません。
というよりも自分が使うために買うわけですから。
自分が満足して身に付けるのがイチバンです。
実は普段使いで付けているRADOのVOYGER。
これ、蒲田駅近くのバッタ屋で買いました。
1978年ぐらいのモデルですが新品です。
1983年に購入したのですが、当時の人気はカシオのG-Shock DW-5000Cでした。
今までにない黒の樹脂にデジタル表示。
寿命10年、防水10気圧、10mの自由落 下に耐える時計として、新しモノ好きの若者を中心に大人気となります。当時の価格は約1万1千円。
現在の価格にすると1.65倍なので1万8千円ぐらいかな。
5千円ぐらいの時計でも満足していた時代ですが、値段としても背伸びをすれば手を出しやすかった気がします。当時マクナルドのハンバーガーが1個200円でした。
さて、今は無きバッタ屋で買ったRADOですが、腐っても鯛で新品のG-SHOCKと同じぐらいだった気がします。
ガラスケースの前で結構悩んだ記憶があるので。
シャルルホーゲル(Charles Vogele)のデザインが好きで、安いこともあってこのバッタ屋で買ったのですが、当時付き合っていた彼女と別れて、なにか衝動的に買いたい気持ちが昂り、時計を見に行ったんです。
蒲田は在日韓国人も多い街で、安い物を仕入れて売る店が多く、商店街の一画が今のドン・キホーテのようになっていました。
欲しい物があればそこで安く手に入ったわけです。
バッタ屋と言っても30万でロレックスがあったり、当時憧れたレーザーディスク、はたまたファミコンまでありとあらゆるものが売ってたんですね。
悩んだのは手持ちの金額で買える物。
最終的には機械式の腕時計に憧れていたのでRADOに決めました。
VOYGERとは、遠くへ旅する人(航海者)という意味も好きな理由のひとつです。
このVOYAGERですが、米国の無人の木星・土星探査機から、命名されたラドーの革新的な時計です。 ボイジャーは製造数が少なく、かなりレアなモデルです。
但し、私のはスイス製ではなくアジア向けの香港性のようです。
SWISS MADEの刻印が無いので当時の坂田時計貿易が、スイスから部品を取り寄せて造らせていていたのではないかと思われます。
日本でラドーを大きく育て上げた酒田時計貿易は、独占販売権をスウォッチグループに譲らなければならない立場に置かれ、看板を失い、業績を悪化させ倒産してしまいました。ラドーを日本で育てた酒田時計貿易の経営者はきっと無念だったと思います。
機械式はメンテナンスをしっかりやらないとすぐ故障します。昔はとても繊細な機械だと解っていて、3年~5年に一度の分解掃除はやるのは当たり前。
維持費がそれなりにかかるものだと解っていたので機械式は高級というイメージもありました。
時間が狂うと緩急針調整に街の時計屋を訪れたと聞きます。
この時計、当時としても古臭く見えたのですが、1960年代のデザインは実は好きだったのでG-SHOCKはやめました。
それと当時よく聴いていた松任谷由実がこの年に出したアルバムがVOYAGER。
時をかける少女が収録されていて、そのタイトルと同じなのも購入の決め手でした(笑)。
日本一周にも腕に付けて一緒に旅をした盟友です。
Posted at 2024/03/12 22:15:37 | |
トラックバック(0) |
日記 | 日記