電車が走っているのを見て・・・

何故かとても安心しました。多分「鉄」だからじゃないと思います。我々も運行計画に七転八倒、四苦八苦していますが、JRに勤める数人の友人は何日も不眠不休で頑張ってくれているのを知っていますので、ひたすら感謝の意しかありません。走っていて当たり前の鉄道。でも沢山の方々の努力で成り立っています。確かに運賃は安くはありませんし時には問題も起きます。加えるならあくまで我々利用者はお客様ですが、それでも走っていることに感謝です。

そして、少々弱気な記事を上げたばかりですが・・・私が鉄道が復旧して安心したということは、バスが走っているのを見て安心してくれる方々も沢山おられると思います。乗務していると、お客様からの今後の運行に関してのお問い合わせも多いのですが、「状況により定時性や本数の保証はしかねますが、走ります。お手数ですが弊社の発信する情報をご確認の上でお時間に余裕を持ってお出かけ下さい。」の旨を伝えると大概の方々は一様に安堵の顔を見せてくれます。我々公共交通に携わる者たちは多くの期待や信頼を受けていることを強く感じました。まだまだ予断を許さない大災害ですが、「あるべき姿を保つ、それに近づける」それが幸いにも大きな被災を免れた我々の使命だと思いました。

私にしては、ちょっと真面目？な記事が続いていますね（笑）
先日の記事の通り、更新頻度が戻るにはまだ時間がかかると思いますが、もう少し落ち着けば「鉄」ネタなども披露して行こうと思っています。って、誰も待ってない？（爆）


まぁ、最後に小ネタを。

今日は久々の小型路線でポンチョが相棒でした。千葉は強風が吹き荒れており常に車体がユッサユッサと揺れており、この時期ですから幸いにも？地震の揺れだか風の揺れだか判別不能。
ただでさえ地震の多さに体がユラユラしているところにコレは少々酷でした（汗）
そんな中の出来事。運行中、信号待ちで強風に煽られて車体が大揺れしたのですが、日々の余震に加えて本日は千葉に近い場所を震源とする比較的大きな地震があったせいもあるでしょう。女性のお客様の一人が「地震だ！」と悲鳴を上げたのですが、マイクで「風ですよ～ちっちゃいバスですから、ちょっとの風で大揺れです。私、半日これに乗っててもう船酔い状態ですよ・・・」と言ったら、ご本人はじめ車内のお客様が爆笑してくれました。別に笑いを取ろうと思ったのではなくて本音だったんですが、ちょっと嬉しい気持ちになりました。

今日はそんな一日でした。

被災地の皆さん、大きな被害こそ無かったものの不安な毎日を過ごす皆さん、その距離はとても遠いかも知れませんが、一日も早く平常通りになることを願う気持ちは同じだと思います。力を合わせて頑張りましょう！！