
今回ようやく訪れることが出来たポルシェミュージアム、実に20数年振りの再訪です。
Stuttgart中央駅からU-Bahnに乗って4つめの駅がポルシェ駅、昔はなかった。
初めて訪れた時は、その前の駅Zuffenhausen駅で降りて、そこから、ポルシェ本社まで行ったはずだが
その時の記憶はすでにありません。
ポルシェ駅を降りると、その脇に隣接するかたちで大きなミュージアムが見て取れます。ミュージアムの通りを渡った反対側にはこれも大きなショールームがあり現代のポルシェのオンパレード状態。はるか一番奥にあるポルシェのロゴが輝くビル、この本社ビルだけは当時の記憶に残ったままの状態でその場所に留まっていた。
20年以上の歳月が流れてしまうと、がらりとすべてが変わってしまうが唯一の救いは、
本社工場ごと移転をしてしまわず同じ場所にある事を感謝。現在はライプチヒにも大きな拠点がある様子ですが、この場所はやはりポルシェにとって貴重な聖域なのでしょう。
既にこのミュージアム色々なクルマの専門誌に取り上げられ、私も拝見をさせて頂きましたが2009年1月にオープン総工費1億ユーロ。コレクション総数400台以上、展示スペース5600㎡となっていて、とにかく立派なミュージアムです。いくら莫大な費用をかけて建物を造っても、中身が無ければただの箱その点ポルシェは違います。やはり、過去からのプロダクトが今もぶれてなく、また、その製造物が時間の経過とともに、未来への貴重な作品として残ります。そのためのミュージアムということが見る事によって認識されます。
そうなんです、クルマという物は立体物なので、じかに自分の目で見てぐるりと廻り、確認をして納得をする。彫刻作品を見るのと同じような視線が必要です。従って、写真では何となくの状況判断をする動機付けにしかすぎません。
今回、どうしてもそういう確認をしたいレーシングカーがあり、この場所を再訪した次第です。
入場料大人€8.子供€4.
休館日、月曜日
オープン9:00〜18:00
閉鎖期間
12月24.25.26.31.1月1日
Posted at 2012/09/14 10:53:56 | |
トラックバック(0) | 日記