
昨日、銀座の松屋通りに古くからある洋書屋さんへ久しぶりに寄ってみた。
何か、古いporshe関連の洋書がないか調べてみるが、これといって眼に突き刺さる物は無かった。
1冊356から現代の997まで扱っている
新しい本が眼についたが、
964以降からは興味がないので購入は断念をする、
また、価格の点でもネットで探した方が安いケースがあるので買う際は気をつけるようにしている。
そこで、
諦めて帰ろうとした際、段ボール箱の中に大安売りの本が何冊か入っていて、
その中の1冊、
Porsche 911 Carrera Super Profileという本に眼が止まった。価格は¥525。
作者はイギリス人のChris Harveyというジャーナリストで、
内容は主に72年製造からのCarrera911RSを扱った解説になっている。
初版は1982年に発行されているので今から30年前の物になる、
結構ヤレてはいるが、興味を持ったので買ってみた。
73RSというとオリジナルで程度が良い物となると、
今や価格も凄い状況となっている様子ですので、
自分には関係のない別世界の物となっていますが、
ボディの基本構造や内装パーツ等はこの時代の911と同じパーツを使用しているので、
T.E.S等が揃っていた時代のその上を行く特別なバージョンとして
扱われていた様子が紹介され、
ホモロゲーション獲得のため500台限定、その後も人気があって増産をした。
International Group 4 Special Grand Touring Categoryというのに合わせた様ですが、
ツーリング仕様やらライトウエィト仕様やら色々あった内容も解説されている。
当時のレース写真も紹介され、
RSのさらに上のRSR2.7〜3.0までのモノクロの写真と
簡単なレースのコメントも載っている。
モノクロの写真が多く扱われているが、
その写真の精度は低く汚いが逆に味と言っては曖昧な表現だが、
絵に近く不思議な説得力がある。
また、紙が経年変化で劣化してきているので古書に近い雰囲気が醸し出され、
70年代の雰囲気が本全体から醸し出されている。
その当時、新品で購入をしていたら雰囲気も違っていただろう。
Posted at 2012/01/27 11:16:56 | |
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