
いざという時にお願いをしている、出前で修理に来てくれる空冷専門のメカ様に、細かな作業を依頼しましたのでその作業をレポートします。コロナ不況など関係なくメチャクチャにお忙しい様子で待つこと一月半。今回はオイル関係の交換作業とデスビのポイント交換、それにリアのドライブシャフト・ブーツの金属クランプの取り付け作業といったところです。

まずは、ミッションオイルを交換後、今度はブレーキオイルの交換をして頂きました。ここまではあっという間に作業が進みました。お次はリアのドライブシャフトのブーツに今は手抜きのタイラップ留めがされています。なので、これを正規の金属クランプに交換をして頂くことにしました。

ところがこの作業プロでも難儀となりました。まずは左側ブーツの受け側の金属が過去に叩かれたりしたのか、歪んでいて上手くブーツ本体がハマりません。そこでメカさんは結局ドライブシャフトを外すことにしました。シャフトを外し、ブーツを移動させながらハメていきます。途中何度もグリースが漏れてくるので、それも拭きながらの作業となりました。最後には上手くハマり金属製のクランプも細いドライバーを駆使して装着が完了。

右側もドライブ・シャフトを外しましたが、割とスムースに取り付けは行えた様子で無事に4本とも作業終了。今回初めてドライブシャフトを外す作業を見ることが出来ました。右側のドライブシャフトのミッション側の丸い金属が、過去の修理の時に叩かれたり、こじ開けたりの傷が見て取れました。

ここの箇所が一番面倒なことになった所です。このブーツの付け根の金属パーツが歪んでいるそうです。69年以降全長が長くなったため、ドライブ・シャフトが斜めになっているので、ブーツも斜めの動きになるのでタイラップでは緩みが出て来ます。最初メカ様は大丈夫かもと言っていましたが、1本は作業中にスルリと外れてしまいました。

このパーツがブーツにハマるパーツです。自分の左側は、ここが傷んでいる様子です。値段は安いので購入をしておきます。

最後にデスビのポイントを交換してもらいました。外すと、まだ使えるかもとメカ様は言っておりましたが、この際新品に交換をしました。気になるのはこのパーツもブラジル製のBosch。イグニッションコイルの悪いイメージが頭をよぎりますが仕方がない。デスビを外しての作業となりましたので、取り外したデスビの周りが汚れていたのでブレーキクリーナーで綺麗にしました。メカさんがデスビをチェックをすると、デスビ本体の底の方にオイルが溜まっていたので、それも綺麗に拭き取ってもらいました。あとはエンジンをかけて計測器でチェックをして5度の位置に合わせ、作業は全て終了となりました。

メカ様から作業後、少し走って来てくださいと言われ近所を軽く走り、ブレーキ・シフトなど、様子を見ましたが何も悪い箇所は見当たらないのでこれで良しとします。ブーツの作業で時間を食われましたが結果オーライで助かりました。今回改めて、プロの作業は凄いと思いましたね。こういう人がいてくれると助かります。次はどこかな?
Posted at 2020/07/20 19:35:13 | |
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