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ホンダでは2020年登場のフィットからサスペンションアームを締結する際、専用治具を使用して1G+乗員分の負荷を再現した状態でボルトを本締めし、フロントサスのアライメントもこの状態で調整しているのだそうだ。しかしそれ以前も1G状態での締結はやっていたとのことで、自分の中でふと疑問がわいた。

「それって整備工場で再現できるの？」

せっかく1G+乗員の状態でボルト締結のような高度な？整備を行って出荷しても、町の整備工場で「宙づり締結」をされてしまったら台無しではないか？そんな疑問を気の知れたホンダ整備工場のスタッフに聞いてみた。


1G締めなんて本当にやってるの？
ーやってますよ。整備マニュアルに指示があるので。

組み立て工場と同じ治具を持ってるの？
ー治具はないのでエンジンを積み込むときに使う機械でアームを動かして締結してます。

おれのn-oneにリジカラ取り付けるときにも1G締めしてくれた？
ー1G締めはサスペンションアームの締結時に行うのでサブフレーム脱着時はやりません。

新型N-BOXは1G+乗員状態での締結に改められたけど整備マニュアルに変化は？
ー新型はまだサスペンションアーム脱着レベルの整備をしたことがないのでわかりません。

やはり話題になる前から1G締めやってたんだ。やってない自動車メーカーもあるそうだから確実にコスト増なんだけど、ホンダはなかなか一般ユーザーに伝わりにくいコストを使うよね。

n-oneのシフトフィール改善DIYをやってるうちにALPINE地デジチューナーTUE-T500が故障してしまった。故障したといっても全く映らないわけではなく「本体アンテナ入力1番だけ受像しない」という症状。アンテナ入力は4本あるから3/4の能力で納得して使い続ければ良いのだが、地デジ沼を泳いできた自分が今さら低感度化を甘受できるはずもなく買いなおしを検討したところ、なんとTUE-T500はすでに販売終了していた。


TUE-T500はかつて新品が33000円程度だった商品だが、生産終了＝入手困難をいいことにすでにぼったくり販売が始まっていた（12月4日現在は2～3万円の中古品も散見される）。さあどうしよう？さすがにこんな値段ならもういらない。


そこで調べてみるとALPINEは保証外の有償修理もやっているらしい。通常はオートバックス等の販売店を通した修理受付だが、DIY取り付けの個人からの申し込みも可能。PDFの修理申し込み票をwebサイトでダウンロードし印刷→内容を記入の上製品に同梱して修理センターに送るという流れに。


事前にこちらから連絡することはなく、いきなり申込書と一緒に製品をALPINEに送り付けることで受付となる流れがいささか乱暴で不安だが、商品発送からちょうど1週間後に大阪から電話が来た。

「症状確認できないけど、どうします？」

う～ん来たか。突然壊れたのだから突然直ることもあり得るよね。しかしここで修理を止めても往復の送料や診断費用は発生するのだからやってもらうことにした。


およそ3年前、N-WGNの時に購入したこのTUE-T500。地デジ受信感度向上DIYが楽しすぎてアンテナコードも100回以上抜き差ししているからまあ使い方も異常だよね。故障原因は本体アンテナ入力端子の接触不良だと思われる。ALPINEのいう修理は本体基板交換であり、基盤には入力端子部も含まれるからこちらの希望する修理内容になる。それが2～3万で出来るなら悪くなかろう。


修理（＝基板交換）は1日で終わった。電話では2万円台後半と言ってたくせに、送料込み17060円ってめちゃ安いんでやんの。発送日から数えて13日目に修理品が返ってきた勘定。修理完了品には販売店向けとエンドユーザー向け2枚の納品書が同封されていた。


元通り車両に取り付け入力1だけアンテナ線を接続しテスト。バッチリ直っておりました。修理に出す前はこれでワンセグすら映らなかったからね。しかしDIYだからすぐ異常に気付いて修理に出せたけど、カー用品店などで取り付けを依頼してる人は修理代以外に脱着費用なんかもかかって大変でしょうなあ。


やっぱりこのTUE-T500って説明書には書いてない内部的な「システムの最適化」みたいなことやってるよね？取り付け直後はイマイチだったけど数日したらぐんぐん感度が改善してきた。映りが良いのはいいけど100％の性能を発揮するまでに数日かかるとすると、アンテナを替えたり電波干渉対策をしたり独自の地デジ研究をしてきた身としては・・・先に教えてほしかった。
追記（2025年12月12日）

去年の暮に購入してちょうど1年ぐらい使っている中華ナビ7870のファームウェア更新がありました。テスラなどと同じくハードウェアを替えずともソフトウェア更新で機能が向上していくのも中華ナビの楽しみですね。


と言っても今回は360システムの機能更新がメインでAndroid側の変更は見当たらない。10年前から比べると中華ナビも普及したと思うけど、この360システムまで使っているのは少数派ではないか。


一目でわかる違いは画面下部のメニューがなくなったこと。画面をタッチすると下からせり出してくるが、通常はメニューが出なくなり、その分映像を大きく表示できるようになった。


後方死角を映す画角を登録できるようになった。「車線変更や本線合流の時、目視で見落としやすい死角を360カメラで映せたらいいのに！」とずっと思っていたのは自分だけではなかったらしい。ちなみにウインカー操作に連動して表示したり、ステアリングスイッチで必要な時だけ表示させるなど好みに合わせた設定ができる。


360カメラの画像認識によるADASに対応・・・するらしい。ADASメニューは新設されたが今のところ機能しない。



更新履歴によればステアリングコントロールも変更されたらしいが正直どこが変わったかよくわからなかった。


そして画面がマットに！・・・冗談です。ナビ画面の角度を起こすDIYをやったら助手席の人の顔が映り頻繁に目が合うようになってしまったのでフィルムを貼ってアンチグレア化。それが思いのほかうまく貼れたというお話。普通は気泡が入ったりゴミが入ったりナナメったりでげんなりするものだけど、これは過去イチうまく貼れたと思う。

先月運転免許の更新手続きをしたが「警察署では即日運転免許を発行できない」ということで2度目の訪問。今回は講習を受けて新しい免許証を受け取るだけなので30分もあれば済むだろう・・・とタカをくくっていたらさにあらず。

講習時間の終わりごろに半数程度の人は新しい免許証を渡されていたが、自分のところには職員がやってこない。つまり免許証を渡されなかった人はマイナ免許証希望もしくは2枚持ち希望者というわけ。

番号札を手渡され、1人ずつ順番にマイナ免許証付与？の手続きを行うとのことで席で待たされた。しかし1人めが完了するのに10分以上かかっている。自分は6番だったので10分x6=1時間！優良運転者講習なのに1時間半以上も待たされるとは想定していなかったため、後日出直すと申し出て警察署を後にする。

改めて警察署に出向く（3回目）と今回は待ち時間なく手続きしてくれたが、それでもやはり10分以上かかった。マイナ免許証を希望する方は時間に余裕を持っておいたほうが良いだろう。


やっとの思いで手にしたマイナ免許証。今のところメリットは
「（次回以降）運転者講習がオンラインで済む」
「住所変更手続きが一元化される」

しかし紙の免許証は今まで通り裏書で住所変更履歴を残すだろうからひょっとして2枚持ちをするとマイナ免許証のメリットを殺してしまうのでは？


マイナポータルのアカウント連携は帰宅後自分でやらなければならない。アカウント連携の途中「マイナポータルアプリが起動できませんでした」で止まってしまうので調べたらsafari以外のブラウザを使うと連携に失敗するのだと。iPhoneの設定アプリで既定のブラウザをchromeからsafariへ変更で解決した。



アカウント連携さえ済んでしまえばブラウザをchromeに戻しても動作する。しかしマイナ免許証メリット少な！


だいたいデジタル省というれっきとした国の機関が莫大な税金を使って開発したアプリに運転免許証が表示されても証明として効力を発揮しないって何なん？相変わらず紙の免許証かマイナンバーカードを持っていないと免許不携帯とかいうしょうもない違反に問われるのは甚だ不満。どうせ警察は名前とか個人情報で免許保有状況を確認するのにね。

運転免許更新のハガキが届いた。目を通すと警察署でも手続可能と書いてあるので今回は社会勉強（＝話題のタネ）を兼ねて警察署に行ってみた。


警察署に来たのは4年ぶりぐらい？受付開始時間AM8:30ジャストに入署したので客は自分ひとり・・・と思ったら事故の相談に来ている土建屋らしき人物がいた。いずれにせよ人混みが嫌いな自分にとってこれは超快適。駐車場もガラガラ。待ち時間ゼロで更新手続きがスタートした。


今回から従来の運転免許証に加えマイナ免許証、またはその両方を選択できるようになった。手数料は数百円高いが迷わず「両方」を選択した。2枚持っていれば1枚をクルマに積みっぱなしにできる。ちなみにマイナ免許証には詳しい情報が書かれていないためマイナポータルを開いて確認するが、現段階ではスマホだけ持っていても免許証を持っていることにはならず運転すれば従来通り免許証不携帯の違反になる。


免許センターと違いなんせ待ち時間が無いので手続きがどんどん進む。視力検査の機材は免許センターと同じものだった。苦手な深視力検査（大型保有者のみ）は3回成功するまでに8回ぐらいトライしたが合格だった。一体何のための検査なのか。


警察署によって違うかもしれないが、証明写真の撮影場所に鏡がなかった。自分がどう映っているかモニターできる設備もないのでぶっつけ本番となる。気に入らなければ撮り直しも可能だと言われたが、写真映りを気にする人は要注意だろう。


マイナ免許証を取得する場合手持ちのマイナンバーカードを再フォーマットする必要がある（1分ぐらい）が、それらすべて含めても15分ぐらいで手続きが完了してしまった。免許センターでは絶対にありえない速度である。

だがしかし！良いことばかりではなかった。新免許証の発行と講習は別日になる。つまりもう一度警察署に足を運ぶ必要があるのだ。ここがその日のうちに新免許証が発行される免許センターとの決定的な違いとなる。

「講習はオンラインでもできると書いてあるけど？」

「それはすでにマイナ免許証をお持ちの方のみです」

今年の3月から始まった制度なのだからマイナ免許証の更新にくる人なんて日本中にまだ一人もいないだろう。少なくとも案内ハガキには書かなくていいのに。また、オンラインで受講できたとしても免許証を郵送してもらうには手数料が1000円かかるのだそうな。

というわけで運転免許の更新は

何としても手続きを1日ですべて完了したい人