2010年11月24日
101123 PogoplugでOpenPogoでSambaでProFTPD
Pogoネタっす。完全備忘録なり。
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PogoPlug
PogoPlug だ。
うちのマンションネットワークは ギガビットイーサ なんて引っ張っていて快適そのものなんですけど、シェアード型って事でグローバルIPアドレスなんて付与されていません。ということで、大分前・・・・まぁこのマンションに来る前に引っ張っていたYahoo!BBの時のようにFTPサーバを上げるだのmyメールサーバを立ち上げるなんてできないんですよね。
ちょっとしたファイル共有なんていうとDynamicDNS なんて使って開放してあげるととても便利なんだけど、まぁ、共同生活?状態のマンションだから使えないわけでーってわけで、その不満を吹き飛ばすのがPogoPlug ですな。
購入時点では、そんなネットワークで使えるか?って日本語の情報なんて無かったんだけど、60秒で簡単に共有!なんて話しになると、どっかのサーバにサービスの主がいて、クライアントはそこにアクセスすると。自宅のPogoPlugは勝手にそこのサーバとリンクがはれて、そこを経由してデータが渡されるのだろうなんて想像をしてみた。
まぁ中身はLinux だし、いざとなったら、最後は我が家のNAS になればいいだろうという憶測もあったりして、これは買いだと。幸いにもファンとか着いていないそうなんで・・
っで米国Amazon でポッチった。送料入れて1万円くらい。1週間かからずに到着したーww
んでもってセットアップ。確かに60秒でセットアップ。ちゃーん。お知り合いに場所を教えてネット共有!までは良かったんだけど、肝心な自分で確認する手段がない(w。
会社のPC・・・IE6.0(w<-ダサすぎですよねー。こんなんだから技術者が育たない。なんでもチャレンジングにインストールしてぶっ壊すくらいのスピリッツが無いとだめなのにあほネットワーク管理者が権限もって押さえ込んでいるバカ会社・・・をっと話が脱線しましたが、仕方なく家のWin7でwillcom03 をルータ化 してアクセス。うーむ。だめじゃん。っで悩むこと数十秒。わかった。ブラウザのエンコードをUTF-8 にすればOK・・・ってことで無事共有というわけでしてこれは一見落着。
外部といえば、PogoPlugってスマートフォン とかに対応していて、出先からスマートフォンでファイルのやり取りができる・・・・なんて書いてあーるじゃないですかー!!っでも肝心の私のスマートフォンはiPhone でもAndroid でも、BlackBerry でもありません。もう忘却のかなたに逝ってしまったWindows Phone ・・・・willcom03(爆。PogoPlugのクライアントアプリはWindows Phoneはありません。ああっ。せめてブラウザアクセスでもと思ってやってみたら、ダメダメOpera9 は表示がトチ狂って使えませんよ。ってなか感じで諦めていたら・・・。ああっ・・・って思っていてふとネットを見ていたらOperaの最新版っていうのならみたいな事がポソっと米国BBSに。入れてみたよOpera10 。なんだったんだあのクソっぷりOpera9ってわけで非常に使いやすい!しかも肝心のPogoPlugも見えた~!!!(完)
というのが先々週くらいの話なんだなー。
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Samba
ここ数日は、Samba の設定に明け暮れておりました。もう頭の中は松平健 状態。さーんば、びーばさーんば、まつけん・・・・ 。smbっていうのはググレ!ば解るんですけど、MSのフォルダ共有プロトコルです。REGZA はそれに対応していてほら、PCのフォルダを共有すればレグザリンクでそこを見つけ、そこのファイルを再生してしまいます。(そこが神なTVなわけですな。)
実際にうちのメインPCに溜まっている、あー、えー。PT○ で録画したファイルたちも難なく再生しております。はい。そうなってくると次の問題は、ヲイヲイPCの電源ブンブンかよーってことでNASでできればこれ電力も少ないしイイネってわけで、何のためのPogoPlug。Linuxだよ。って事でセットアップしてみました。
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OpenPogo -
USBメモリ のLinuxフォーマット
原文はこのサイトです。
http://www.plugapps.com/index.php5?title=OpenPogo:Installing_Base_Package_-_USB
PogoPlugのLinux化さんは2種類あって、OpenPogoとPlugbox Linuxというのがあるらしいが、後者Plugbox Linuxというのは、PogoPlugと互換性がなくなるらしく、折角のインターネットからのファイルアクセスが出来なくなるのでこれは却下というわけで、OpenPogoを選んだわけです。
さてインストールするぞ・・・と思ったら、どうも小生の購入したPogoPlugはV2といわれるバージョンでメインメモリが小さくってインストールする領域が無いと。USBメモリをぶっさしてそこをシステムにするらしいのだ。という事で不要なUSBメモリ・・・ねーよそんなの・・・。
と言うことで買って来たよUSBメモリ。PC-DEPOTで697円2GB。さてインストール・・・だけど、どうもLinuxで認識できるフォーマットでないとダメらしい。ex2、ex3というフォーマットらしいのだが、そのためにはLinux機でUSBメモリをフォーマットしなくてはいけないらしい。Linux機?ああっASUSがクイックブートでLinuxだったなぁなんて思ったけど、そんなライブラリあるかなーっというかカスタマイズあれは出来ないし。
LIVECDというのを作って、CD-ROMブートしてやればできるらしいのだけど、それも面倒。大体、USB認識しなかったら終わりだし・・・と思ったらあーるじゃない。海外のサイトにPogoPlugを使ってフォーマットする方法!
というわけでPogoPlugにSSHでログインします。SSHでログインするためにはPogoPlugのIPアドレスを調べてください。うちはルータがDHCPなんであっけなくどいつか解りました。次にTeraTermですね。TeraTermでPogoPlugに入ります。という前に、PogoPlugがSSHを受け付けてくれる設定をします。my.pogoplug.comの[設定]-[セキュリティ設定]-[Pogoplug]-[このPogoplug対応機器のSSHへのアクセスを有効にする]のチェックをONにしパスワードを設定する必要があります。
次にUSBメモリの出番です。USBメモリをPogoPlugに刺してください。my.pogoplug.comで認識されたのを確認したら、[設定]でその機器を取り外します。(当たり前ですけどそれ以外のUSB関連は取り外して、物理的にも取り外してくださいね。)をっと、このUSBメモリは物理的には抜かないでくださいね。
さーこれで、SSHでPogoPlugです。TeraTermあたりがいいでしょうか?ダウンロードしてPCにインストールしてください。起動したら接続先はTCP/IPでホストはさっき調べたPogoPlugのIPアドレスを。サービスはSSHでSSH2でOKを押すと!!ユーザIDとパスワードです。ユーザIDはrootです。パスワードはさっきのやつですね。ってことでログオンします。
あっ、ちょっとセキュリティの話をします。このPogoPlugですが、インターネットからアクセスはできますが、基本はリードオンリーです。しかも、特殊な通信を使っているので、おそらく外部に晒されることはかなりの確率で無いと思われます。よほどそのあたりのメールサーバにアタックしたほうが楽しいでしょうしね。ということで、宅内のネットワークのセキュリティなんでゆるゆるでいいかと思います。そうそう、ご家庭で無線LANを敷設の方々・・・Wepだけは気をつけてくださいね。もうそんなセキュリティはありませんので。
さて話が脱線しました。
無事入れたら、
cd /tmp
wget http://plugapps.com/os/pogoplug/mke2fs
chmod 755 mke2fs
killall hbwd # This will turn off my.pogoplug.com functionality temporarily and unlock the USB drive for PlugApps installation.
とコマンドを打ちましょう。mke2fsっていうのがどうもこのファイルシステムをフォーマットするユーティリティのようです。
次にFdiskでパーティションを作ります。
/sbin/fdisk /dev/sda
とうつとプロンプトで何をやる?って問われます。
まず、pを入力してください。
そうするとUSBのパーティションのリストが出ます。
次にパーティションを全て消し去ります。dと押して、次にどのパーティションを消すか聞かれるので数字を入れます。(1とかね)
全てパーティションを消したら、もう一度コマンドでpを選んで全て消したか確認してください。
さぁパーティションを作りますよ。
nを選んでパーティションを作ります。次にpを選んでプライマリにし、1を選択しパーティションの1番に目にします。
あとは色々聞かれますが、Enterだけを押してデフォルトの設定とします。
終わりましたら、wを押してFdiskを終わります。
さっ!あとはフォーマットです。
./mke2fs /dev/sda1
とコマンドを打てばフォーマット完了!無事Linuxのフォーマットex2のUSBメモリができました。
そうしたら、メモリを抜いてください。
そしてrebootとコマンドを入力してリブートすればおしまいです。
いやー、偉大なる先人に感謝しましょう。
■OpenPogoのインストール
さぁ勢いづいて、OpenPogoもインストールです。
さっき抜いたUSBをもう一度さしてください。
次のコマンドを入力して、セットアップファイルをダウンロード&解凍し、システム設定ファイルの書き換えの準備をします。
cd /tmp/.cemnt/mnt_sda1
wget http://openpogo.com/base/openpogo-usb.tar.gz
tar -xzvf openpogo-usb.tar.gz
mount -o rw,remount /
ln -s /tmp/mnt_opt/.opt /opt
もうコマンドダダ打ちで(w。
cp /etc/init.d/rcS /etc/init.d/rcS.original
echo '# code added below for OpenPogo /opt on USB with init on boot' >> /etc/init.d/rcS
echo '/etc/init.d/mount_opt' >> /etc/init.d/rcS
echo '/opt/etc/init' >> /etc/init.d/rcS
echo '#!/bin/bash' > /etc/profile
echo '# New profile added for OpenPogo /opt on USB' >> /etc/profile
echo '#' >> /etc/profile
echo 'export PATH=/opt/bin:/opt/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/bin:/sbin' >> /etc/profile
cp /tmp/.cemnt/mnt_****/.opt/mount_opt /etc/init.d/
rm /tmp/.cemnt/mnt_****/openpogo-usb.tar.gz
chmod 755 /etc/init.d/mount_opt
ここまでで終了です。さーリブートすれば・・・
/sbin/reboot
完成であります!!
さーipkgのリストを手に入れましょう。ipkgというコマンドでソフトはインストールしますし、使えるソフトもアップされますんでそこから導入しましょう!
ipkg update
とやると、インストールできるpkgソフトの一覧がアップデートされます。
ipkg list
でインストールできるソフトが表示できます。
というわけでこれでOpenPogoがインストールできまして、色々なソフトをアドオンできるわけですな。
アドオンと言ってもWindowsのようにGUIでふなふな設定できるわけではありません。みんな上記のようなCUIで設定するわけでして。まー私のような人間にはこれがまたイイ!!のですなー。
をーそうそうsambaでしたなー。ではsamba編ですなー。
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Samba のインストール
ipkg install samba35 samba35-swat
といきなりやってズドンとインストールしてください。あとは、えっと/opt/etc/samba/smb.confを修正します。
うちではこんな設定にしてみた。どうせインナーだし(w
[global]
workgroup = WORKGROUP
server string = POGOPLUG
netbios name = POGOPLUG
security = share
load printers = no
guest account = <ユーザ名>
null passwords = Yes
dns proxy = no
dos charset = CP932
unix charset = UTF8
display charset = UTF8
socket options = TCP_NODELAY IPTOS_LOWDELAY SO_KEEPALIVE SO_RCVBUF=131072 SO_SNDBUF=131072
SO_KEEPALIVE
cups options = raw
[cap-share]
vfs objects = cap
[POGOPLUG]
path = /tmp/.cemnt/mnt_sda5/<--mountと叩いてPOGOPLUGが認識した共有先を記述する。
read only = no
public = yes
writable = yes
force create mode = 0666
force directory mode = 0777
guest ok = yes
起動方法は、/opt/etc/init.d/S08samba start
再起動は、 /opt/etc/init.d/S08samba restart もしくは reload
停止方法は、/opt/etc/init.d/S08samba stop
らしい。->シェルみたらKillしているだけだった。だはー!
さて、んでもって起動すると、ちゃーんとWindowsから共有されます。\\pogoplug\pogoplugなんて感じでファイルが見えるし読み書きできるー!!ってことでわざわざ同一LAN上ではブラウザ経由でなくPOGOのユーティリティでなくPOGOPLUGのファイルが読み書きできるのでしたー!!ってことで、ってことでいよいよ・・・REGZAなんですが・・・。
●REGZAから見えないのだー。
そう・・・肝心のREGZAさまから見えないのだ。見えるんだけどファイル名が・・・読めないらしい。色々もちろん試したけど、charsetが怪しいのだけど、どうもREGZAはdos charset=CP932で呼び出しているようなんだけど、これがうまく動いていないように見えるのだ。WindowsはXPと7でアクセスしたのだけれどちゃんと日本語のファイルも書けるし、読める。っでこの手のサーバで問題になるのってファイルのフォーマットと文字コードとの微妙な関係。PogoPlugの偉大な所は。。。うちのPogoには現在3つのドライブがあるんだけど、ex2(Linux)、FAT32(Windows9X系)、NTFS(WindowsNT系)と3種のフォーマットのディスクがあるんだけど、いずれもちゃんとWindowsからは処理をしてくれます。これっておそらく unix charset = UTF8 が効いていてこうなんだけど、これ自体すばらしいことなんだけど、残念な事に、dos charsetではうまくいかないようなのだ。(というか普通サポートしないでしょ・・・)
REGZAはフォルダにアクセスするとそのフォルダのカタログファイル(.toshiba_dir_info_e89d87c1ebc6みたいなの)を作るんだけど、これがバイナリデータで見てみるとどうもファイルの情報を書いているようなのだ。これがEUCという文字コードで2バイト文字を書いているのだか、POGOPLUGに書かれているのは、この2バイトの所が文字化けしているのだ。
って事で、ここのライブラリ関係は洗い直しが必要かと思っています。ということで、ここでちょっと野望が挫折気味です。誰か知っている人教えて・・・。
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ProFTPD のインストール
我が家ですがネットカメラを設置しているんですよー。
その画像を転送するのがFTPってなわけでproftpdをインストールしてFTPサーバを作っていました。
その撮影した画像をPogoPlugを使って共有したいという発想ですな。っでこのネットカメラがFTPかメールなんでFTPの設定をするわけであります。
ipkg install proftpd
/opt/doc/proftpd/proftpd-install.docにstandaloneで動かすには・・・みたいな話が書いてあります。
inetd.dにS58proftpdをコピーしろとか・・・
っで設定です。
設定はproftpd.confをいじります。
ServerName "ProFTPD Default Installation"
ServerType standalone
DefaultServer on
WtmpLog off
Port 21
Umask 022
MaxInstances 10
RootLogin on
User <ユーザ名>
Group <グループ名>
DefaultRoot /tmp/.cemnt/mnt_sda5/home2<-FTPで開放するフォルダを指定します。
AllowOverwrite on
<Limit SITE_CHMOD>
DenyAll
</Limit>
そうそうこのままえいっと起動するとhostsファイルが必要なのでhostsファイルを作成します。
あっその前にこのコマンドです。
mount -o rw,remount
viで作ります。
127.0.0.1 localhost
127.0.0.1 Pogoplug
っで起動です停止の仕方ないのでTOPでプロセス一覧を出してPIDで殺しています(w
起動は /opt/etc/init.d/S58proftpd
で起動できます。
えー実は問題がありましてー。
そう、FTPで共有するフォルダの問題です。FTPで共有するフォルダですが、いわゆるアクセスフリーにしたいのですが、どうもOpenPogoで共有しているフォルダはすべてオーナーがrootでかつ、権限が付かないようなんですね・・・・っでchmodで変えようとしても変わらない。ということでFTPでログオンするユーザはrootにする必要があるんです。ということでproftpd.confにはrootでログオンを許可する設定にしてあります。
まっ、インナーだからいいか。
さてさて、起動してみましたよ。あっさりFFFTPでもつながるし、ネットカメラからも書き込めます。もちろんmyPogoでインターネットから・・・というかWillcom03でもファイルが見ることができました。
というわけでこの野望は達成!!でありました。
えー次の野望はやっぱりSambaでしょうかねぇ・・・妙案は無いかな~♪
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PogoPlug | 日記
Posted at
2010/11/24 00:34:12
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