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イイね!
2014年05月31日

ATF油温を下げる

サーキット走行時のATF油温上昇が心配なのでATF油温を下げたいという話を少し前に書きました。
今日その関係でチューニングショップに相談に行きました。

まずマークXの純正クーラーを、車体リフトアップして確認。
知ってましたが缶詰のような形状のATFウォーマーというものが付いています。
低温時は昇温させて常温域へ速く引き上げ、高温時はクーラーとして機能して油温を狙い値まで調節するというものです。

狙い値は90℃の模様。

構造は簡単で、ATFが流れる経路とLLCが流れる経路を交互に数段重ねて熱交換を行うというもの。


これが結構小さいため、サーキット走行だと120℃とか140℃とかまで上がってしまう(はず)ので下げたいと思い、
ATFクーラーの増設を試みました。


しかしもっと早く気付けばよかったんですが、ATFはA/Twithウォーマーの外に油路が出てこないんですね。
お店の方も「この構造だとあまりノウハウが無い」みたいな感触でした。
ウォーマーから出ているホースは2本で、流れているのは冷却水。
なのでクーラー増設で冷やせるのはATFではなく冷却水。
あのサイズのウォーマーに出入りする冷却水を冷やすだけで10~20℃も油温下げられるか・・・?
ちょっと疑問が沸いてきてしまいました。効果はあるでしょうけど。

しかしまぁ、同じトヨタFR車両でも空冷クーラーを採用している車はあるはずなのでそういうものを探して流用できればあまり飛び道具的なワンオフも必要なくやれると思うので個人的にぼちぼち探すことに。

お店のほうで「これなら行ける」っていう案もすんなりとは出なさそうだったので一旦ATFクーラー装着の件は再検討で持ち帰ってきました。
循環する冷却水が今どういうルートをぐるぐるしているのかも把握する必要がありそうです。(その循環ルートによってはあまり効果が期待できないかもしれないので・・・)

その場でとりあえず聞いてみたオイルパンにガンガン風を当てる工作はざっくり見積り2万前後とのこと。

ちょっと考えてまた相談しますと撤収してきました。



ATFクーラー保留で、代わりに帰りの車の中で思い浮かんだのが、オイルパンにヒートシンクを貼る作戦。
時代は軽量化。BMW8速は樹脂オイルパンなんていうのを採用していますが、
トヨタはまだ鉄パンなので上手く使えばここで熱を逃がせるはず。
多量のATFと接するオイルパンの温度を下げれば間接的にATFを冷ませるだろいうということで調べるとこれ、-5℃~10℃の効果があるそうで、
ATFクーラーよりよっぽど安く済むしその程度なら自分でささっと出来るし試してみる価値あるなと。

早速来月あたりに取り付けを考えてみることにしました。
今、物の選定中です。
探してみると車用に開発されているものもあり、それを買うのが一番楽そうです。
(ヒートシンクなんて車業界にとどまらずいろんなところで使われる汎用品なので手間をかければ安くできそうですけどね)


ATFクーラー保留で予算が今浮いてるので、もう一つ動こうと思っているのが油温の可視化。

そのうちはやれるようにしたいと思っていたんですが、
仕事の関係でなんとなく大雑把に見当がつくのと、ことが起こるより先に下げたほうが良いだろと思っていたのでつい後回しに・・・。

OBD2から情報が取れるものがあるようなので、センサを追加するのかそういうもので見に行くのか、情報収集してみようと思います。
GRX133(3.5LのマークX)は各メーカーにことごとく動作確認してもらえない不遇の車(笑)なのでクラウンやIS、GSの2GR搭載車での作動を参考にしながらちょっと考えないといけません。
調べた感じではTOYOTA CANっていう方式で通信を読み取れればATF油温の信号が拾えるようですが果たして。
ブログ一覧 | サーキット | クルマ
Posted at 2014/05/31 18:18:11

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この記事へのコメント

2014年6月1日 0:30
空冷クーラー採用してる車種からの流用についてですが、ホースでつなぐこと前提なのでケースからエルボが直接生えてます。構造がそもそも違うので不可能かと。
ウォーマー外すと油路が出てくるので、そこから何とかATF取り出して空冷クーラーにつなげられるといいですねぇ・・・ただ、接続方法が問題になりますが。
コメントへの返答
2014年6月1日 1:02
そうなんですか、ケースの構造が別物なんですね。
トヨタFR6速はバリエーションが多いのでひょっとしたら・・・と思っていましたが苦しそうですね。良い情報をありがとうございます。

とりあえずヒートシンクを一杯貼りつけて、それから油温を表示できるようにしつつ、
こまめにクーリングを挟む方向で暫定対処ということにしようと思います。
2015年3月12日 10:21
はじめまして!makomuneと申します。

突然で失礼致しますm(_)m

2GR サーキット で検索して見つけました。


同じ用にスポーツ走行を楽しんでおられるようでしたので興味深く、

ブログ等を拝見させて頂きました^^

特に「オイルパンにヒートシンクを貼る作戦」はいかがでしたでしょうか?

スポーツ走行をすると私の場合もATF油温が上がりすぎるのが非常に気になるところで

ATクーラー等の装着も視野に入れて考えてはいましたが、なにせ費用もかかる事ですし

他の方法で効果が得られるのなら試してみたいと思っておりました。

現状はアタックとクーリングのバランスで楽しんでますが、やはりある程度の連続走行が出来ないと

モヤモヤですので・・・^^;

今後もいろいろと参考にさせて頂きますので宜しくお願い致します^^

突然で失礼致しました<(_)>
コメントへの返答
2015年3月12日 20:28
コメントありがとうございます。そんなワードで見つかってしまいましたか(笑)
実はこちらからはファン登録させてもらってます。

ヒートシンク作戦は、貼る前と後の差分は分かりませんが、冬場はクーリングを挟みながらであればミニサーキットはあまり我慢を強いられず走れます。
スパ西浦を連続3周全開とかは1周目の油温にもよりますが大丈夫ですよ。

夏場はピットイン中に扇風機で風を送るなどすればまぁなんとかという感じでしょうか。
枚数を増やすことで冷却性能は上げられるので、足りなければヒートシンク増設である程度対応できそうです。

今のところ、冬場のオーバークールは気になっていません。

個人的にはATFクーラーよりこっちのほうがお手軽で良いと思いますよ。
2020年9月11日 7:38
はじめまして。
GRX133 ATFウォーマーで検索していたらブログを発見したのでコメントさせていただきました。

自分もGRX133に乗っていますがちょっとドリフトやグリップで安心して遊べるようにしたいなと思って、とりあえずATFクーラーをつけるかなんて安直に考えたらそうは簡単ではないということが判明して皆様の対策を真似させて頂こうと色々と探っておりました。

ATのオイルパンにヒートシンクを貼るを早速真似させていただきます!

現在、いつもお世話になっているショップさんとモデリスタスーパーチャージャー用のラジエーターを流用してATFの冷却をさせようかという計画をしています。
スーパーチャージャー用のラジエーターはATF用のラインがあるみたいです。
コメントへの返答
2020年9月21日 21:17
返信が遅くなってしまいました(^^;
こんな古い記事までたどり着いていただきありがとうございます。

ヒートシンクは軽いものを選んで貼るのが大事です。
熱伝導性の両面テープって粘着力が弱いのか剥がれやすいので、
ヒートシンクが重いと走行中に剥がれます。
道路やコース上に落とすとパンクの要因になったりするので、貼ってしばらく経ったらきちんとくっついているか確認したほうが良いですよ。

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何シテル?   03/15 16:43
LEXUS RC Fでサーキットを走ったり、Peugeot 308でドライブフィールに舌鼓を打ったりしています。 車の乗り味にはかなりの拘りがあります。 ...

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