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イイね!
2017年01月14日

チューニング振り返り【#1】

悪天候に阻まれて走れないので、
僕の車のチューニングの振り返りを書いてみたいと思います。

ここ最近知り合った方がとても多いので、
僕がマークXをどうやって今の姿にしたかを知らない人が殆どだと思いますし、
個人的にも節目で残しておきたいので。

********************************
愛機マークXですが、以下の手順で仕様変更を行いました。

~サーキットデビュー期~
ブレーキパッド交換・ブレーキフルード交換
スポーツタイヤ導入
サス/ショックアブソーバー

~本格チューニング期~
【第1弾】
サス/ショックアブソーバー
フルバケ・4点式ハーネス

【第2弾】
ハイグリップタイヤ(ZII☆)導入

【第3弾】
ブレーキ

【第4弾】
機械式LSD、サスアーム(アライメント)

【第5弾】
リミッターカット

【第6弾】
6点式ハーネス・HANS導入

【第7弾】
マフラー(リヤピース)交換
タイヤをRE-71Rに変更

【第8段】
サス/ショックアブソーバー バージョンアップ


「本格チューニング期」から振り返りを書きます。

***********************************

【第1弾】はサスとショックアブソーバー。
当時、既に一度サス/ショックを変更していたのですが、
これが純正のバネレート+1キロくらいのものでした。銘柄はKYB Extage。
その時の選定理由は「現状より少しでも硬くなってればプラスにはなるでしょ」というもの。
狙いも何もなく、「せっかく着いているAVS(電制サス)がそのまま使える」「とりあえずお試しで変えてみるだけだし、バネは今より硬ければOK」というものだったんですが、これが「サーキットを走りたいマークX」としては大失敗。

車の挙動が大きすぎるのを抑制したくて脚を変えたのに、
「純正か?」というレベルで変更前後の差が小さかった。
でもある程度のお金を使ってせっかく買った脚を「ダメ」と評するほど自分に引き出しも無かったため、買って付けた直後は「まずはこんなもんかな」と納得してました。(笑)

でも冷静に見てタイムに効いてないですし、フィーリングも純正と大差なし。
走れば走るほどに、「もしかして全然目的と食い違った買い物した?」と薄々気づきはじめ、再度サス/ショックを変えようと決意します。

それで見直しの手始めにやったのが有名な社外車高調メーカーのカタログを物色。
Extageを選んだ際の反省として、やはり純正のバネレート(4キロくらい)に対して全然差が無かったというのがあったので、AVSへの未練は断ちました。
AVSに拘っていると選択肢が無くなるからです。
これによって選択肢豊富な状況になります。

選びたい放題なのでカー用品店を回ってカタログを入手し、眺める。
やはりネームバリューの強い順に高性能かなというイメージで候補を絞り、
あとは自分がどれだけ思いきったコストを払うかみたいな感じで選定していきます。

悩みに悩んだ結果、思いきって30万円の高級車高調を入れました!
やったぜ!これで絶対速くなると思う!



独断だったらこうなってたところでした。(^^;)

そして未だに遅いままで悩み続けているか、もうマークXはこういうレベルの車と判断して納得していたと思います。
鈴鹿に持ち込むということも考えてなかったかな。
マークX自体手放してスポーツカーに乗り換えていたかもしれません。

でも運の良いことに指摘してくださる人がいました。

「ゴール地点とスタート地点が遠すぎるといつまでも満足する結果に辿り着けない」
「今の案でゴール地点とスタート地点がどのくらい離れているか認識しているか?」

という旨の指摘です。
もう2年以上前の話ですが、未だにこの指摘のありがたみをふと思い出します。。。


チューニングというと、ドラテクの専門誌ですらそう推奨するように
多くのアマチュアの認識では「ステップアップが正攻法」です。
ドライバーのレベルに合わせてパーツを少しずつ良いものにしていくわけです。
バネなら少しずつ硬く、タイヤなら少しずつグリップのあるものに・・・というように。
まずはモノには頼らず純正で腕を磨くという考え方もおそらくステップアップの考え方に含まれると思います。

この方法はこの方法なりに得るものも面白さもあると思うので否定しませんが、
これをスポーツカーでも何でもないラグジュアリーカーでやろうと思うと正直キリがない感じになってきます。
理由はアフターパーツのスペックのベースが「ラグジュアリーカーの純正品」だから。
つまり「ゴールから遥か遠いスタート地点から出発しなければならないから」です。

当たり前ですよね。
アフターパーツは純正のスペックを基準にリリースされます。
例えば86用なら86の純正をベースに、エボならエボの純正をベースにそこから少し特性をスポーツ走行に振ったものが社外メーカーからリリースされます。

でもマークXだとしたらどうでしょうか。
純正が全くと言って良いほどスポーツカーではないので、
社外品に変えても、辿り着きたいゴールが「サーキットでスポーツカーのように操れるドライバビリティ」だとするとまだまだ遠いわけです。

そう考えると、今思えばKYB Extageでサーキットを走るというのは、
ゴールが美浜サーキットだったとしても地球上ですらなく宇宙のどっか知らない星からスタートを切るようなものだったと思います。(^^;)



こうして僕の脚周り選定はまず「ゴールに近いところにスタート地点を置く」ことから始まりました。

サーキット走行経験3年未満の自分が去年初めて鈴鹿フルコースを走り、
初めて走ったその日の1枠目で2分38秒、走行4回目となる昨年末には2分32秒フラット。オートマのマークX以外のサーキット走行経験は当然なし。

一応こういう実績があるので、長文になりがちな気がしますが興味ある方はどうぞ・・・(^^;)


(僕の気が変わらない限り)続く。。。
ブログ一覧 | マークX | 日記
Posted at 2017/01/14 19:18:40

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この記事へのコメント

2017年1月14日 20:55
まあおそらく今のバネレート聞いたら普通の人はひっくり返るわな~w

で、前仕様+ナンボ位になったんです?
コメントへの返答
2017年1月14日 21:09
前仕様から前後とも大体20%アップですね〜

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