mura@RCFのブログ一覧

東京モーターショーに行ってきました。


とにかく凄い人ごみでしたね・・・笑
ゆっくり見るなら平日が良いんでしょうが、今回は会社の同僚と行ってきました。




レクサスが発表したRC300ｈです。

車重はどのくらいなんでしょうね。
スポーツクーペというならGS450ｈと同じユニットを積んで450hにしたほうがインパクトがあると思うのですが・・・

デザインはなかなかいいです。



見て回った中で一番人混みが凄かったのはGT-R nismoを発表した日産のブースでした





車の近くで見られるのはいいのですが、写真が撮れません(近すぎて全体が入らず、距離をあければそこに人がなだれ込みます。笑)


NSXコンセプトやスバルのLEVORGなど、話題の車が多く、面白いモーターショーでした。



ところで、CVTのカットモデルの前でHV車の話をしている人が多々おりまして、
プリウスのHVはCVTだからベルトが云々という会話が聞こえてくるのですが・・・


プリウスのHV用ユニットのCVTはベルト式ではありません・・・。笑
(ちなみにクラウンやIS300ｈ、その他ほとんどのHVがベルト式ではありません)

HVのCVTは紛らわしい名前で電気式CVTというのですが、
これは連続可変変速機（="Continuous Variable Transmission")であるという意味でCVTという名前で呼ばれるだけであって、「ベルト式」ではないのです。

ではどういう仕組みなのかというと、
ざっくりですがモーターが二つあって、エンジンが一つあって、それらが遊星歯車というギヤセットで結合されている構造で、エンジンの回転と出力軸に繋がっているモーターの回転に対して、もう一つのモーターの回転を任意に決めてやると、それに応じた減速比が無段で得られるという仕組みなわけです。

CVTと一口に言ってもカローラやヴィッツなど、普通のガソリン車に使われるベルト式と、
HV車に使われる電気式は別物なんです。


これがベルト式。
2対のプーリーの位置を移動させてギヤ比を作ります。



これが電気式。
クラウンやIS300ｈ、同じパワートレーンとなるはずのRC300hなどに採用される縦置き式なので見た目は明らかに違いますが”ベルトが無いCVT”だということは分かります。





詳しくはモーターファンイラストレーテッドのVol.84を見るといいと思います。分かりやすく解説されています。