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mura@RCFのブログ一覧

2014年08月14日 イイね!

雨のYZサーキット。PSSはレインタイヤでした。

今日は槍騎兵愛知さん主催のYZサーキット貸し切り走行会に参加してきました。

午前に2枠×2の初心者枠がある以外は出入り自由のフリー走行という形式でしたが、
時間に縛りが無い分みなさんのびのびと走られていて自分もかなり快適でした。
混んでいるからやめよう /空いたから出よう が自由なのはこのくらいの人数(25人)であればプラスですね。


まず結果です。

本日終日ウェットでしたのでウェットのタイムだけですが、
初走行時のWETコンディション(この時)から2.983秒タイムアップして45.747秒。


エボ軍団の上位の方にはあっさりちぎられましたが(笑)、
たまたまコンディションとクルマがマッチしたこともあってエントリーしたFR車の中では頑張れたと思います。


今日のこの結果はライン取りを変えたり、操作が少し上達したりといろいろありますが、
投入からイマイチ性能を発揮し切れていないなぁと感じていたPSSが真価を発揮したというのが一番大きい気がします。

本当に雨でよく食います、PSS。


ロガーのデータを比較すると、1コーナー~2コーナーの速度が全然違います。



【YZ初走行時 WETベスト】




【本日 WETベスト】



※ロガーのデータと公式タイムには誤差がありますが前回と今回のWETベストです。
あとラインはちょっとずれて記録されているみたいですが1コーナーは縁石スレスレ、
1ヘアに向かう緩い左コーナーは縁石踏んでるはずです。



前回はボトムスピード46.4km/hで、なおかつ入り口で大きく減速していますが、
今日はグリップに安心感があり本当に曲げるきっかけを助けるブレーキのみで進入できています。


それでもエンブレだけで進入していくエボ軍団には敵いませんが、このウェットグリップがPSSの本領発揮というところなのかもしれません。




PSSの特徴はこの太い縦溝ですが、
大きな水たまりや一部川が出来るようなコンディションでもハイドロの気配なし。

縦も横も非常によく食いつきます。


足が軟らかくロールが大きい⇒内側荷重が抜けるという難点を抱えている車なので、
雨で速度域が少し下がって、酷いロールが多少良くなったというのもプラスになっていると思いますが、
それを差し引いてもあのウェットグリップは素晴らしいです。
ほとんどドライのような気分で走れました。
(ちなみに空気圧はWETでは温間250kPaが感触良かったです。)


1~2コーナーは速いと言っていただきましたが、本当に速いんですかね・・・?
足が軟らかくてフワフワしてるから動きが大袈裟で速そうに見えるだけじゃないかと思っているんですが・・・
(というかその方が他のコーナーの処理も結構上達していることになるのでドライバー的には嬉しかったりするんですが。笑)



また、しばらくOFFにしていたVDIM(VSC)ですが
今日は雨で高速コーナーもあるということでONで走りました。
滑りやすい路面ではONのほうが明らかに速いですね。

制御介入後の一瞬のトルクダウンのデメリットよりも、安心して高い速度でコーナーへ進入できるというメリットの方が大きいです。
しかもYZサーキットはレイアウト的に制御が入ってトルクダウンがわずかにかかったとしてもその先がどのみち減速が必要な2コーナーなのでデメリットはある程度無視できます。

完全に邪魔者扱いするんじゃなく、
使えるシチュエーションでは積極的に使って良いデバイスかなと再認識しました。


ちなみに電子制御についてはざっくりVSCと呼称していままであまり詳しく書きませんでしたが、
最近はマークX以外、トヨタ車以外の方にもブログを読んでいただいているので改めてさらっと要所だけ。

マークX の350SとPremiumの3.5Lグレード。つまり3.5L車の電子姿勢制御はVDIMというのが入っています。(多分3.5LのG'sも)
Vehicle Dynamics Integrated Managementの略で、TRC,VSC,ABSを統合制御して車両姿勢を安定させるシステムです。

350Sはスポーツグレードなのでさらにブラッシュアップされた
アクティブステアリング統合制御付VDIMと言うのが入っています。


350SはVGRS(Variable Gear Ratio System)といって
高速安定性の向上や駐車時などの小回り性確保のため、
車速や走行モード切替でステアリングギヤ比を変えるシステムが入っているのですが、
これを利用することによってステアリングをドライバーが一定に保っても車両側で僅かに修正舵を当てることができます。

これらを統合制御して車両姿勢が乱れる前に随時姿勢を補正します。
横滑りを抑えるのではなく滑り出しそのものを抑えるイメージです。

この制御を逆手に取ると少しリヤが流れ始めるくらいが限界スレスレということになり、
リヤが少し流れかけたところでステアを保持してアクセル操作を適切にやれば
ほぼ限界に近い領域でコントロールできるという感じです。

ただ、YZの1~2コーナーみたいな限界スレスレのシチュエーションではリヤが流れ始めたからと言って一気にアクセルを抜いたりブレーキをかければそりゃいくらVDIMでも吹っ飛びますけどね・・・笑
そこはタイヤ4つで接地して走っている以上はどんな車でも一緒です。

VDIM搭載車はちょっとだけ安全マージンが大きいという感じです。



あとは、ホイールベースが長いというのも高速コーナーで安定する要因かもしれませんね。(2850mm)


車載動画はちゃんと取れていれば後ほど。


最後になりましたが、主催のえぼハルさんはじめ槍騎兵愛知さん、ありがとうございました。
少しですが写真ありますのでまたぼちぼちブログでアップしますね。



Posted at 2014/08/14 21:07:24 | コメント(5) | トラックバック(0) | YZサーキット(本コース) | 日記

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