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2017年01月25日 イイね!

チューニング振り返り【#9】

チューニング振り返り最終章。
そろそろ読むほうも書く方も飽きてきたかと思うのでできるだけ簡潔に。(笑)

一通りやり終えた感が漂って来て、
ハード仕様が固まりつつあったのでセッティングに入ろうかというところで
タイヤの銘柄を変えることにしました。
ずっとZII☆だったのですが、RE-71Rに変更しました。

理由はZII☆ではちょっとこれから先長くやっていけないかなと感じたためです。
絶対的なグリップが競合する他メーカーのタイヤよりも明らかに低い。

走行会でタイムを見て走ったりするのは、直接対決ではないにしろある程度の勝ち負けが見えるので、
やはり勝てるということはモチベーションに繋がりますから、
明確な競技でないにしろ絶対的に速いということも楽しむ上で必要だと僕は思っています。

そんな中、候補としてはADVAN A052とRE-71R,RE-05Dを考えていましたが、
Sタイヤ並に値が張るA052とRE-05Dを見るとRE-71Rが相対的に安く見え、
まぁ、71Rで良いかと言う決め方でした。
速さを求めてRE-05Dを選ばなかったのは、甘えですね・・・。笑

ただ、ZII☆からの大ジャンプは果たしたので満足感は得られました。
RE-05Dは今後安定して生産され続けるのかと言う話も無きにしも非ずですから、
まぁ、酸っぱい葡萄状態ですが71Rで良しとします。(笑)

~~~~~~~~~
また、マフラーもようやく社外品に変更しました。
FUJITSUBO AUTHORISE S。
これは完全に遊びです。速くしようという期待も何もなく、
ただ純正よりも性能が落ちなければOKと言う感じで初めて社外マフラーに手を出しました。
変えてみると・・・確かにサウンドが微妙に違いますが、
サウンドもそんなに激変するほどでもないので変えなくても良かったかもというのが今現在の本音。笑
やっぱりこれで速くなるとかは無さそうで、
純正マフラーよく出来てるなと思いました。

見た目は良くなったのでそう言う満足感はもちろんありますけどね。


~~~~~~~~~

で、一旦最後の仕上げ。
先日入れた別タンク式ショックアブソーバーです。

最初に入れたサス/ショックはやはりデータの蓄積が何もない中で作った試作一号。
しっかり考えて作られたものだったので2年間それで遊ぶことが出来、タイムも良かったと思いますが、
もっと良くなるはずという見積りから、満を持しての仕様見直しをかけました。

別タンク付きになったことでショックアブソーバーの基本性能も大きく底上げ。
マークXの見た目からは想像できない運動性能を獲得しました。

今回は変更前の仕様で鈴鹿を走った感触(このコーナーで踏めないとか、このコーナーでリヤが安定しないとか、逆にこのコーナーは良い感触だから変えないでとか)を元に仕様が決まっているのでより洗練されたものになっていますし、
試作一号と言う一つの基準が出来たのでより攻めた仕様になっています。

新しい脚の性能を引き出せるようにアライメントも併せて変更。

かなり完成度の高いハードが揃い、後はセットアップを進めていくだけと言う状態になりました。

この仕様になるまでかかった時間は約2年間。
本格チューニングを始めるときに「最短ルートでゴールまで持って行く」と決めて、
チューニングはかくあるべきという道を寄り道も近道もせずに辿って来ました。
自己採点すると、おそらく自分の捻出できる予算の範囲では最短の時間で最大(に近い)の結果を出せたのではないかと思っています。


ここまでの様々な経験で得たものは非常に大きく、車遊びをこれから先長く続けていく上での財産となりました。
着手当初はど素人でチューニング音痴でしたが、
今は雑誌や口コミで流通している「チューニングの一般常識」の中に紛れる誤情報をある程度嗅ぎ分けるまでになり、趣味をより楽しめるようになりました。

遊びでも「流石にそこまでやらなくても・・・」っていうところまで踏み込んでやると、
どこがどう面白いのか、何に力を入れたらもっと面白いのかが分かるようになります。
これは今までいろんな趣味を経験してきた中で初めての経験で、
今後は何をやるにしてもとんでもない凝り性になりそうです。(笑)

ここまでの経験を通してチューニングに対して一つ自分の教訓になったのは
「広告や常識よりまず自分の車を見ろ」です。
が、初心者がいきなり自分の車を見てやっても迷走しますし、
自分の車を見た上で結局パーツメーカーのHPや雑誌を開いて書いてあることをすぐ信じてしまうので、2年前以前の自分に言うなら
「良いプロを見つけてひたすら通え」ですかね。(笑)

大事なのは自力で正解に辿り着くことじゃなく、
一つの正解を入手して、自分で検証して、他の正解とリンクさせていくことなんですよね。
脚周りの正解、ブレーキの正解、アライメントの正解。
ある程度揃ってくると、次第に自力で考えられる引き出しができます。
本当のお楽しみはそこの引き出しが出来てからだと、僕は個人的にはそう思います。


チューニング振り返りは一旦これで完結とします。
ダラダラと長い文章でしたがお楽しみいただけていましたら幸いです。




そしてこれからの自分に必要なことは、
ちょっとは貯金することです。(爆)
Posted at 2017/01/25 23:53:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | マークX | 日記

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