• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

mura@RCFのブログ一覧

2021年01月21日 イイね!

撃沈というやつ。



昨日は鈴鹿サーキットに行ってきました。
一応カウントすると走行16回目?

目標はアタックシーズン真っ只中の低気温の力を借りての2分30秒台達成ですが、
結論から言うと撃沈と言うやつでした。

30秒台にカスりもしない34秒2というタイム。(苦笑)





外気温は天気予報だと3℃、オンボード表示で8度とかで、
極寒と言う感じではないですがタイムを出すには申し分なし。

前回自己ベストを出した時は確か11月で12℃とかでした。




路面温度はブリーフィングで聞くと1~2℃。





今回の作戦はまずはクリアラップを取るというところで、
先導走行後そのままピットに残り、
速い車のファーストアタックをやり過ごして、

まだ車がコース全体に散る前のスキマを狙ってコースインし、
アタックするという作戦です。


この作戦を使うと、アタックを終えたクーリング車両はCC-Hクラスなら
割とラインを塞ぐことなく避けてくれます。


その作戦はそこそこ成功し、
完全クリアとは行かないまでも、ほぼレコードラインで走行できました。

最初10分くらい走行時間を捨てることになるんですが、
今回は走行台数がやや少なかったこともあってこれは良かったと思います。


で、狙い通りにアタックができて、
気持ちと言うか、体感的には前回よりも攻めたんですが
タイムは振るわず2分34秒2。えー!?と言う感じでしたが、
かえって車載を見るとタイヤが笑えるほど食ってなかった。(笑)

クルマなりに目一杯走ったけど、「目一杯」が物理的に低かったという感じです。
前回の自己ベスト動画と比べて、車は同じセッティングなのにいろんなところで姿勢が乱れていました。


真冬の鈴鹿でユーズドタイヤだと、2周はウォーミングアップしないとダメなのかなぁ
なんて考えて2016年の真冬に当時のベストを出したときのログを見たら、ベストは計測3周目でした。

11月は計測2周目に自己ベストが出たんですが、その時はニュータイヤ+11月の路面温度。


2枠目では先導走行の1周で、どれだけタイヤの内圧が上がるかを確認したんですが、内圧は全てのタイヤで大体同じで20kPa上がるようでした。
だとするとウォーミング一周もすれば大体狙った感じになってるはずなんだけどなぁ。。。


それでも路面温度か、
11月に下ろした新品タイヤとユーズド(サーキット3回目)で一周で2.6秒も差がつくくらい劣化するのかくらいしか思い当たるところがないので、
路面温度かなぁという感覚です。


もし路面温度が要因なら、
CC-H 05なら狙ったタイムが出るんじゃないの?と思うところですが、
実は05枠はアドバイザールームで聞いた話(タイヤ空気圧に関するもの)を試し、これが裏目に出てダメだったんです。
この話は裏目に出たけど「セッティングって奥が深いな~」という面白さがあるので別途書きます。

まずは路面温度の話。




2枠目の05枠も1枠目と同じ作戦でアタックを2回敢行。
クリアラップとの巡りあわせもあって、譲り譲られで素のタイムは34秒7だったんですが、
この中身を見ると、アタック1回目は路面温度で説明がつく感じになっており、

・1コーナーで追いつかれてしまってラインを譲り1.2秒ロス。
・2コーナーを抜けて、デグナー1のブレーキングまでを見ると1枠目より0.9秒速い。
(分解するとダンロップ進入までは1.2秒速く、ダンロップで0.3秒遅くなっている)

と言う感じ。
これで2.1秒は説明がつき、単純計算ですが34秒7から引いて自己ベスト+1秒の32秒6です。

32秒6ならまだ自己ベストからは2秒も遅いじゃんと思うんですが、
この時はアドバイザールームで聞いたタイヤ空気圧のネタが車のステア特性を狂わせてしまって、すごく走りにくかったんですね。

具体的には、空気圧をおすすめの圧まで下げたらアンダー&オーバー両方出るようになってしまった。特に旋回時間の長いダンロップや、速度域の高い西コースは怖くてダメでした。



・2コーナーを抜けて、デグナー1のブレーキングまでを見ると1枠目より0.9秒速い。(分解するとダンロップ進入までは1.2秒速く、ダンロップで0.3秒遅くなっている

↑この太字部分ですね。

ダンロップだけで0.3秒だとすると、
まっちゃんとかスプーンは当然もっとダメで、ヘアピンからシケインまでの区間は1枠目よりもさらにトータル0.9秒遅くなっていました。
これで1.2秒考えると31.4秒。大体自己ベストくらいですね。

05枠をもとの空気圧で走っていたら、結構良い線を行ったような気がします。


次からは気温が低い時は路面温度を警戒しないとダメだなぁと、
良い勉強になりました。

うちの車はウイングなしのメカニカルグリップ頼りなので、
タイヤがキチンと食うコンディションを選ぶことも大事なんですね。
今更かよと言う感じがしますが(苦笑)


と言う感じで、30秒台到達チャレンジは失敗でしたが、
なるほどねと学べた一日でした。

Posted at 2021/01/21 07:16:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鈴鹿サーキット | 日記

プロフィール

「フロントブレーキローターを新調!」
何シテル?   03/15 16:43
LEXUS RC Fでサーキットを走ったり、Peugeot 308でドライブフィールに舌鼓を打ったりしています。 車の乗り味にはかなりの拘りがあります。 ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/1 >>

     12
345678 9
1011121314 1516
17181920 21 2223
24 252627282930
31      

リンク・クリップ

自力でバッテリー交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/12/05 12:32:02
バッテリー交換…実は2回目で去年の記録 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/12/05 07:34:06
CUSCO LSD type-RS Spec-F 2Way 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/01/16 10:32:35

愛車一覧

レクサス RC F DECK RC F (レクサス RC F)
チューニングコンセプトは「鋭く、優雅に走れるハイパワーFR」。 パワートレーンはノーマル ...
プジョー 308 (ハッチバック) 308GT (プジョー 308 (ハッチバック))
普通にその辺をゆっくりドライブするだけでも 心地良いドライブフィールを感じることができま ...
トヨタ マークX DECK マークX (トヨタ マークX)
"鈴鹿の超高速を気持ちよく走れるマークX" をテーマにした、サーキット仕様のマークX。 ...
ボルボ S70 ナナマル (ボルボ S70)
VOLVO S70。 2.5L NA L5エンジンを横置きで搭載するFFセダンです。 ミ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation