2019年は・・・
「なんて変化の多い年なんだ!?」という一年でした。
2019年も気づいたら終わっていて、
今日から2020年ですね。あけましておめでとうございます。
2019年は、非常に変化の多い一年でした。
①「走りの趣味」の方向性が変化
2018年までは確実に「サーキット走行」こそが「走りの趣味」でした。
しかし、2019年中頃から「乗り味を味わう」ことが出来るようになりました。
別の言い方をすると、、、例えば"人馬一体"って車好きならよく聞く言葉だと
思うんですが、この「人馬一体」というのがどういうことなのかが、
昨年の中頃にかなり具体的に分かったんです。
乗り味って、操作に対して車が意のままに動くかどうかでしょ?
ってなもんですが、「意のままに動く」というのがもう少し具体的に、
技術的に解釈できたという感じ。
これによって、アクセル中開度以下の普通の走行でも、
その一瞬一瞬の中で「走りの味」が分かるようになり、
サーキットでタイムアタックするのとは別の楽しみが味わえるようになりました。
これと同時に、サーキット走行の実施ペースが少し穏やかになりました。
僕、サーキット走行に本当にどっぷりハマっていたので、
サーキット走行のペースが落ちる時というのは
辞めざるを得ない状況になったときだろうなと思っていたんですが、
自然に、趣味として最高の収束の仕方をしたなと感じています。
マークXを弄り始めたころに
「一度どっぷり深いところまでやりこんで、
底がどうなっているかを経験してしまえば、
あとはどのくらいの深さで遊ぶかは自分で選べばいい
という状態が来るよ」と教わったことがありますが、
あれを思い返すと今が深さを選ぶときなのかなと思えますね。
良いことです。
また、これに伴ってもろまえ走行会のころから参加していた
スパイシー走行会のオフィシャルを引退させていただきました。
②結婚を計画
ひたすらマークXとともに駆け抜けてきた自分ですが、
2年前からお付き合いしている彼女と今年中に結婚を計画しています。
みんカラ初めてもう何年目?という感じですが、
まさか結婚報告を書くほどに長く続けている&親しい友人がこれほど
多くできるとは、みんカラに登録したときには思いませんでした。(笑)
結婚したらこの趣味一体どうなるのかな?終了かな?と思っていましたが、
自主的にペースダウンに成功したこともあり、相手の理解もあり、
自分の納得できる状態で継続できそうです。
しかし理解があるからこそ、不満を感じさせないように
適度な楽しみ方をしていこうと思っています。
③増車を決意
②からの流れで増車!?(笑)
これには深いわけが・・・
"①"は良いことばかりではなく、副作用もありました。
最近の欧州車に乗ると、マークXとドライブフィール全然違うな・・・
欧州車レベル高いな、、、
と、より良いものがくっきりと見えてしまうわけです。
僕のマークXは色々とチューニングを行って、
「走る、曲がる、止まる」をほぼ完ぺきに気持ち良くこなせる車
だと思っていたんですが、
たった一つ、アクセル操作に対する車の反応という部分だけは、
1~2世代前の乗り味であり、それはチューニングでは改善しようがない
ということが心に引っかかって仕方なくなりました。(苦笑)
要因はマークXのオートマ。
まぁ、ここ数年のオートマの進化は目覚ましいですから。
GRX120系の世代からずっと使っているA760型と呼ばれるオートマも
流石に「熟成の域」を超えて「レトロ」な感じになってきているんでしょうね。
僕は本職が「車の走りの良さを追求する」という仕事ですから、
やはり最新のフィーリングを味わえる車で自分の中の価値観を決めるものさしを
常に最新にしておきたいというモチベーションがあり、
それを達成するにはやはり普段使う車がその期待に応えてくれる車である必要があります。
マークXも元々は車の開発の仕事を自分が納得しながらやるために教材として期待して買った勉強車でした。
しかし、今はもう、マークXではニーズを満たすことができません。
正直乗り換えを色々(BMW M2、Audi TTRS、Benz A45S、、、)と考えましたが、
マークXは唯一の欠点を除けばやはり仕上がりが良いですし、
高額ローンも今後の生活を窮屈にするリスクが高いと感じ、、、
そして何より思い入れが深い車なので乗り換えの決断には至りませんでした。
特にサーキット走行をぼちぼちの頻度ながら継続しようと思ったときに、
マークXで走り続けている限りは何の悩みも生じないというところも大きかったですね。
逆にマークXでなければ「ぼちぼちの頻度で続ける」なんて無理なんじゃないかなと思います。
"足りている車"でないと"変えては走って、走っては変えて"の繰り返しを抜け出せないですから。
マークXの欠点は僕が自分の運転操作で補いながら、
引き続き気持ちよく乗ることにしました。
フィーリングが古いこと自体は別に"ダメ"ではないですからね。
そしてマークX続投を決めたため、心を決めました。
マークXと共存でき、コスト的にも生活を圧迫せず、ファミリーカーとして使え、
マークXに無いものを備えた車を増車することに。
先行で限定公開ブログも上げていましたが、
プジョー308GT BlueHDiです。
1月下旬納車予定。
彼女と相談してディーラーに見に行って、
これなら良いねということで買わせてもらいました。
これ本当に良い選択でした。
価格お手頃で、運転しやすくって、めちゃめちゃ走り良いんですよ。
トランスミッションも2018年の夏に投入された8速オートマ。
まさにマークXのオートマが2世代進んだようなモデルが積まれています。
最新の欧州車のオートマの何がいいって、マニュアル車とほとんど変わらないんじゃないかというくらいダイレクト感のあるドライブフィールです。
ここが「味」を感じる上で非常に重要で、このダイレクト感がないと
アクセル操作に対して車の反応がズレるんですよね。
そしてエンジンもディーゼルなので、
今までガソリンエンジン車しか乗ったことのない自分にとって
ディーゼルエンジン車とはどういうものなのかを日常の中で学べるという期待があります。
2020年のカーライフは308GTでドライブに出かけ、
マークXでたまにサーキットを走るというスタイルになりそうです。
マークXを動かす頻度が減ることがマークXの調子を維持する上で
少し悩みどころかも?と思っています。(^^;