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mura@RCFのブログ一覧

2021年05月28日 イイね!

ミシュランPS4S サーキットインプレ

久々に走行動画です。

書きたいことは大体動画の冒頭1分で書いたので、まずは動画を!







というわけで、
今日はスパ西浦に行ってきました。
PS4Sでの走行テストです。

動画にあるように、完全に「良いタイヤ」です。(笑)
何て言うんだろう、本当に良い意味で「優等生」なタイヤだと思います。

ラップタイムで競う!みたいなことは求めてないけど、
でもそこそこのタイムで、気持ち良く走りたい。
そして何より上手くなっていく手応えが大事だという人ならもう、
これ買っておけば間違いない的なタイヤだと思いますよ。


冬季はRE-71RSって言ってましたが、
もう冬季もPS4Sで良いんでは?と思ってしまいました。
だってこっちのタイヤのほうが走りに純粋に熱中できるから。(笑)



実は今日西浦には松田次生プロも偶然プライベートで来ていて、
同枠を走ったんです。

走ってたらナンバーなしのスカイラインが走っているので、
これ多分そうだろうなぁ。。。みたいな気づき方でした。(笑)


動画に出てくるスカイラインが実は松田選手です。
アタックラップでない限り、必ずラインを譲ってくださるので、
走行ラインが盗めません(笑)


走行後にちょっと話しかけに行きました。
PS4Sに大満足したため、「良いタイヤを教えてくれてありがとうございます!」と伝えたかったんです。

その話の中で(少なくとも松田選手にとってはと言うニュアンス込みだと思いますが、)
「タイムが出るタイヤを履いて何秒出た!とか、それでは意味がないんですよね。」とはっきり仰っていて、
「本当そうですよね」と、実際にタイヤ選びを変えて言えた自分が嬉しかった。(笑)


松田選手は今日1分フラット中盤で走っていたとのこと。
僕は今日はタイヤをまだ使いこなし切れず、1分2秒6でした。

松田選手のデジスパイスのログでは、ストレートエンドの車速はマークXとスカイラインでは互角。
数キロだけマークXのほうが速いくらいでしたから、
そこからじわじわ2秒離されたんだなぁと。

このタイヤで練習して、1秒台までは出せるようになりたいな~!
一流プロの1秒落ちくらいで走れるくらいに、改めて腕を磨きたいと思います。





走行後のタイヤの写真を最後に載せておきます。
同時走行台数は7台。ハイグリップ履いたタイヤも複数台居ます。
そんな中で、これ、26ラップ走って砂を払っただけの状態です。










帰り道、タイヤカスのバイブレーションに悩むこともなく超快適でした。






良い気分なので、「ガマフォルニア」にも寄り道してきました。

Posted at 2021/05/28 18:25:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | スパ西浦モーターパーク | 日記
2021年05月23日 イイね!

5/22 スパイシー走行会



5/22のスパイシー走行会に、オフィシャルとして参加してきました。
しばらく雨天が連続していたスパイシーですが、今回は気持ち良く晴れましたね!



先日PS4Sにタイヤを履き替えて、最初はスパ西浦で試したいな~と思いながらなかなか行けていなかったので、
まぁ、美浜走っとくか!とミシュランPS4Sでお試し走行してみました。
一般道でのファーストインプレッションはこちら


PS4SはRE-71RSなどと比べると確実にグリップは落ちるが、
代わりにタイヤカスがつきにくくラップタイム安定、耐摩耗性も良いというコンセプトのタイヤ。

タイムはそこそこで良い、上手さが大事と言いながらなんだかんだタイムが出せるタイヤで走ってきましたが敢えてここまでグリップを落としたのは2015年以来じゃないかなぁと思います。

「ラップタイム追求に対して明確に距離を置いた瞬間」ですね。
(冬はハイグリップで走るような気がしますけど。)


ではインプレです。


初めて使う、国産ハイグリップ系とは全く違う特性を示すタイヤなので、
まずはブレーキングポイント探し。
ブレーキが効かないはずという想定で行くと案外きちんと止まり、
しかしそこから思い切って詰めると今度は行きすぎる。。。

この傾向は制動距離が長いブレーキングでも、短いブレーキングでも同じ。
ハイグリップほど飛び込めないけど、でも確実にグリップレベルは高い部類。

ハイグリップで走っていた先日までは久しく味わっていない感覚です。


クーリングしながら客観的に分析すると、多分ブレーキングを詰めるとブレーキの踏み込み速度が速くなってフロントが食ってないんだろうなという印象。

制動距離に余裕があれば丁寧に加速姿勢から減速姿勢に持って行き、
荷重を前に戻すとともにブレーキを踏み込んでいくんですが、
制動距離を詰めると前荷重に戻さずに横着して雑にブレーキングしてしまう。
そうするとフロントはロック限界が低くて制動距離が延びる・・・という流れ。

あぁ、ここハイグリップでは無理・誤魔化しが割と効く領域なんだなぁというところに思考が行きつくと面白く感じてきます。

ブレーキングは大体分かったので次は横のグリップ。
これは想像以上にきちんと食いました。
フロントが逃げる感じはせず、あれ?ハイグリップとそんなに変わらない?と感じるくらい。
データロガーで見ると各コーナーでのボトム車速ははっきりと71RSに比べて落ちていますが、
運転していて「食わない」という不満は感じない動きをしてくれます。
タイムを求めなければ全然良い。

ステアリングのインフォメーションも十分です。


タイムは走り的にも車のセッティング的にも「これが目一杯!」というところまで詰め切っていないため参考ですが48.8secでした。
(あまりこだわらずに鈴鹿セッティング状態で走行)

多分48秒前半くらいまでは行けると思います。
冬場なら47秒台は安定して出そうでは?という印象です。


11周走ったタイヤの状態(一番きつい左フロント)はこちら。



路面上がタイヤカスだらけになっているお昼の時間に走ったのに、
とてもサーキット走ったとは思えないほどきれいな見た目かつ、
全然摩耗していません!!



リヤタイヤを見ると、縁石の塗装を剥がして持ち帰ってくるくらいのグリップはある模様。(笑)


タイヤカスによるコーティングがされていないため、
サーキットからの帰り道はバイブレーションも感じずとても快適でした。
期待通りのタイヤです。


なんだろう、こんなに良くて、冬場、RE-71RSに戻したくなるのか・・・?(笑)

腕に自信がなかったころは、自信がないがゆえに「上手く見られたい」という欲もあって、その手段がタイムで、タイムを頑張って削りました。

でも今は「上手いかどうかなんて見りゃ分かる」ということが分かったので、そんな思いも薄れてきています。
上手い人が見れば、何秒で走ってようが上手いものは上手い、下手なものは下手。
「45秒よりも上手い49秒」があり、それはきちんと言葉で解説できてしまう。

そんな僕が今一番欲しいのは、「周回数を重ねても挙動に再現性のあるタイヤ」。本当に腕が上手くなっていくタイヤです。もっともっと上達したい。

PS4Sはそういう期待にマッチするタイヤだと思いました。僕は好きです。

インプレは以上です。



おまけ。帰る前に虹が出て、こんな写真も撮れました。
Posted at 2021/05/23 17:10:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年05月09日 イイね!

続・クルマ乗り換え病が発症

妄想記事の続きです。

色々と整理していると、自分が車に求めているものが見えてきます。

とても書ききった気がしないけど、
ざっと思いつくものを書きなぐるとこんな感じ。



結構いろんなところが気になります。

例えばエンジン性能で行くと、
今マークXがパワーウェイトレシオ4.9kg/psなので、
それと同等以上の加速は欲しいなぁと思うところ。

僕は「趣味車は実用性不要」とは思えない性格で、
むしろ「趣味車だからこそ色んなシーンで相棒として使えてほしい」オールインワン思考です。(ある程度の妥協はしないと凡庸な車になっちゃいますが)

このパワーウェイトレシオを求めてある程度の実用性も求めると、
おそらく400馬力前後の車が良いかなと感じます。


そこから考える駆動方式ですが、
基本的にはやっぱりFRが楽しくていいなと思いつつ、
400psを超えてくると2WDでは扱いが難しくなってきますよね。

せっかくパワーがあっても、タイヤの容量が足らなくなってくる。
(アクセルを踏むのが 怖さ<気持ち良さ でなければ大パワーの意味がない)
そうなると、400psくらいを境目にして4WDも選択肢に入れるべきかなと
考えが進みます。


そこまでいくと段々エンジンのキャラクターが定まってきますが、
ここで考えておくべきことは燃費
燃費というのは趣味車だと軽視しがちですが、案外重要です。
燃費が悪い車というのは、「ロングドライブ」も「サーキット走行」も高コスト化してしまうからです。


ここは個人的な閾値を定めるとすると、
WLTCモード(総合)で10km/Lくらいは行って欲しいなぁと思います。

マークXの燃費で、高速道路を燃費走行で移動してもFSWまでの遠征でのガソリン代「高え~」て感じました。(笑)

そんなマークX 350SがJC08モード燃費で10.0km/Lです。
ここらが許容限度かつ、買い替えるなら多少良くなってほしいと感じます。

JC08とWLTCだと絶対値では比較できないのですが、
WLTCのほうがある程度の高負荷走行までを見込んだ測定モードですから厳しいもので、その厳しくなった分を「多少良くなって」の「多少」と解釈して「WLTCで10km/L」と置きました。

まぁ、どれだけ燃費悪くても9.5km/Lくらいが限度かな。


この目標値となると、大排気量NAは自然と選択肢から消えてくる感じはします。
大排気量NAを未だに採用しているメーカー自体少ないですが、
LEXUS RC F(477ps, 5.0L NA)でWLTCモード総合8.5km/L(市街地5.3, 郊外9.0, 高速11.0)ですからね。
これを10km/Lにしようとすると15%も燃費改善しないといけません。ちょっと現実的じゃないレベルです。


また大排気量NAは税制上過給エンジンよりも出力と税金の関係が不利で、
5Lエンジン車にすると毎年88000円の税金がかかります。

これはもし所有車が1台であれば、「普通の車1台は欲しいよ」と考えて通常かかる「2.0Lの39500円」を基準にして、差分でいくらかかるか?で見ると「まぁ、趣味要素もあるクルマだしなぁ」の+48500円ですが、
複数台持ちではそういう自己暗示も効かないですから毎年5月に違う意味での5月病にかかることになりそうです。(笑)


ここまで考えると3L以下の過給エンジンが良いんだろうなと整理がついてきます。


*******************

考えの方向を変えて、今度は車重を考えます。
車重は高速道路をドライブするだけならある程度重くても良く、
むしろある程度重い方が質感が良いです。

一方でスポーツ走行をすること考えると、
ブレーキやタイヤの負荷と直結してきますのでなるべく軽い方が良いと感じます。
GT-Rの水野和敏さんが最適重量理論(ダウンフォースが効かない車を速く走らせるには、ある程度の重さは必要)を掲げており、
「確かにそうだ」と思うところもある一方、
重量があるクルマは「タイムは出るけどタイヤやブレーキのコストが高い」「タレるのも早い」となってしまうため、そういう面では「軽さは正義」な部分があるよなと個人的にはそう感じます。



じゃあどのくらいなら良いか?っていうと
マークXの1560kgが自分にとって一つの基準で、これより軽ければ満足なんですが、
エンジン出力と車重はそこそこ背反の関係にあるので、あまりに無謀なことを言うと成立している車がなくなります。

特に最近の車は安全の法規を満たすためのボディ補強だったり、電装部品が豪華になったりで明確に重いですよね。
エンジン出力を求めるなら、ある程度の車重増は許容しないといけません。

マークXと似たコンセプトのはずのIS350(最新型)でも1660kg。
RC350は1700kg。RC Fだと1770kgとかです。R35 GT-Rも1760kg。

こうなると自分の欲しい車って車重1700kg台に居るんじゃないかと思えてきます。
マークXを基準にすると「重い‥」って感じますが。

こんなことを考えると、
BMW M2コンペティションアウディTTRSはめちゃめちゃ良い線を行っており、
特にアウディTTRSなんかパワー、車重、駆動方式から「満点の車」に一見思えるんですが、
トランスミッションがDCTということで、発進・停止付近の質感やそこでの耐久性が心配な僕はトルコン式A/Tのほうが良いなぁと感じてしまう。。。
特に中古のDCTはリスキーな予感がします。


今日はここまでにしておきます。(笑)
Posted at 2021/05/09 09:17:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2021年05月06日 イイね!

クルマ乗り換え病が発症

マークXの車検を先日通したところですが、
「マークXの次に乗りかえたい車」の妄想が発症しました。

まぁ、すぐに乗り換えるという話でもないので
落書きだと思ってお付き合いいただければと。(笑)


僕のマークXですが、まぁご存じのように手が入っており、
趣味車として高い完成度を持っています。

ただ、「このまま死ぬまでマークXでカーライフを過ごすのか?」
と問われれば違うだろうなと思っています。

マークXって良いクルマですけど、
やはり「ここまでやっても」な不満点はあるんです。
むしろ、ここまでやったから「ここはもう仕方がないんだろうな」というところが浮き上がってきます。
(弄っていく過程では、どんどん良くなっていくんだろうなという期待を持って弄るので不満も希望をもって眺められますよね。)



(愛着補正も込みで、めっちゃ良い車なんですけどね。)


不満の一つはトランスミッション。
「AT(オートマ)」だという点は特に不満になっていないんですが、
そのオートマが古いのが課題です。
走りにダイレクト感が欠けているとか、レスポンスが悪いとか、
"古さ故の不足"があって、ドライバーの気持ちと車の動きがズレるシーンがぽつぽつあるんですよね。
(要らないところでダウンシフトしたりとか、ロックアップを外したりとか。)

僕は一定以上のレベルにあればMTよりもATのほうが好きなんですが、
マークXのATは「一定以上のレベルにはあるけど不満」というラインで、
非常に悩ましいところに居ます。

良いオートマチックのお手本の一つがプジョー308の8速ATなんですが、
これに乗ってしまうと、マークXのATの物足りなさはより浮き彫りになります。


じゃあATの不満って解決するのか?と言うと、解決できないんですよね。
一般的にATのプログラムはアフターチューンでは変更が出来ません。
なのでこの不満はマークXから乗り換えるという方法でしか解消されないんです。

ATに関して今一番良いと思うのは、
FRならZFの8HPシリーズ、FFならアイシンのF8Gシリーズです。

プジョーの8ATはアイシンのF8G。
マークXと比べている308のATが実はフラッグシップ級のものだということで、
もう完全にコンプレックスになっています。(苦笑)



もう一つはシャシーです。
これもプジョー308に乗って分かったことですが、
マークX、「操舵通りに走れてない」ことが分かったんです。

説明には言葉を足さないといけないんですが、
操舵通りに走るとはどういうことかというと、
「ステアリングを真っすぐにしたら真っすぐ走り、
 ステアリングを少しだけ切ったら少しだけ曲がり、
 ステアリングを多く切ったら大きく曲がる」

です。

特に弱いのは「ステアリングを少しだけ切ったら少しだけ曲がり」の部分
少しだけ弱いのは「ステアリングを真っすぐにしたら真っすぐ走り」の部分です。

プジョーは"操舵通りに走る"をノーマル状態で見事にこなします。
唯一苦しいのはステアリングを大きく切った時に、フロントが重くてアンダーステアになることくらい。
(それでもmoose test 82km/hの実力持ちですが。)


マークXはどうかというと、一般道を70~80km/hで緩く旋回するような道で、
何度も何度も修正舵が入るんですよね。
ステアリングをほんの少しだけ切って、大きなRで旋回しているつもりでも、
操作から少し遅れて気づくと車がイン側に曲がっていこうとする。
ステアリングを少しだけ戻して元のRに戻すんですが、
微小操作に対するレスポンスが悪く、修正舵がハンチングします。

サーキットを走っているときは旋回中何らかの修正舵は常時入るのであまり気にならないんですが、
一般道での修正舵はそれが要らない車の味を知ってしまうと結構気になります。
量にしたらほんの少しの修正舵なんですけど、その少しが気になってしまうんですよね。


そして直進時。
直進も308が何のストレスも疲れも感じず真っすぐ走ってくれるのと比べると、
マークXは多少気を使っている感じがします。
サーキットのストレートなんかは長くてもFSWの1.5kmが最長環境ですからこれもあまり気にならないんですが、一般道で長距離移動・ツーリングすると直進安定性が低いのはじわじわとストレスを溜めていきます。

直進安定性についてはタイヤのグリップが良いことで微小入力をすべて正直に挙動に反映していると捉えることもできます(※A052からPS4Sに換えたら良化)が、
これは旋回の挙動と総合的に考えると根本的にはシャシーの素性なんじゃないかなと最近感じています。

シャシーだとすると、G’s(GR SPORT)やGRMNの補強パーツだとか、
TRDやTOM'sが出しているブレースなどが入るとまた違うと思うのですが、色々と仕上げた後でシャシーの補強をやっていくと今のダンパーと辻褄が合わなくなっていく可能性もあり、
コストもかかるしでここをやるかどうかは結構悩ましいです。




308に乗るまではこれでも「随分良い」と思って乗っていたので、
まぁこんなもんでしょうと思って乗るのも悪い選択ではないんですが、
「知ったからには、感じたからにはやっぱり良いものを・・・」と思うのもまた心境です。



じゃあどんな車なら乗り換えたいの?と問われると答えが無かったんですが、
最近一つの車にちょっと惚れてます。


(写真は公式のカタログより)


アウディのRS5クーペです。

https://www.webcg.net/articles/-/44449

きっかけはこのwebcgの記事。の写真。
記事の中身は「なるほどね~」くらいですが、写真に「格好良い!!」と一目惚れ。
ディテールを見ても"機能美"がそこかしこに見られてたまらないです。
少し前に、友人のアウディS5スポーツバックに試乗したことがあって、
その時の好印象も蘇って「これアリだな」と。

トランスミッションはZF 8HPシリーズが載ってます。
(DCTじゃないのが高評価。)
シャシーは老舗ドイツ車のスポーツモデルですから、僕の要求レベルは軽く超えてくるでしょう。


ただし価格は中古でも1000万円級。新車だと1340万円~です。
妻からは「一生それに乗る気なら止めないけど」のコメント。
(「乗り換え不能」と言われると「買っちゃダメ」と言われるより抑止力あります。)

一生これに乗ると考えると長所よりも短所が目に入り始めます。
短所は「車重1750kg」と、「タイヤ20インチ」です。
ここはサーキット趣味との相性は△かもなぁ…と感じます。

ただ、マークXと同じで
「激速車の中で身を削るような争いをしなくても、マイペースで走りを楽しめるキャラクター、それでいて速い」という立ち位置に居るのはかなり好みです。


1750kgはR35 GT-Rもそんなもんだし、19インチにインチダウンすればタイヤコストは許容範囲か?

RS5以外にも妄想対象車はちらほら。。。
妄想は過去の物よりも具体的で、2年後のマークXの車検はどうなるやら。

マークXは良い/悪いよりも「好き」「丁度良い」でここまで乗ってきたので、
乗り換えるとしたらかなりの一大決心です。
デッキさんからは「自分で熱心にやった車は何年かした後で買い戻したくなるから、手放さず所有だけしておいた方が良い」と言うアドバイスもあるくらいです。

「好きだけど不満」って何気に辛いですね。
「不満だけど好き」と順序を変えて言えたら乗ってられますが。(笑)
Posted at 2021/05/06 19:18:33 | コメント(4) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2021年05月02日 イイね!

ミシュランPS4S ファーストインプレ

経緯は以前にブログで書きましたが、
マークXのタイヤをミシュランPS4Sに交換しました。

この間のKENDAは例外として、
マークXは2015年以来、ずっと国産ハイグリップタイヤだけを履かせ続けてきました。
「思い切った判断」だと言えばそうだと思います。
わざわざ今履いているタイヤよりもタイムが出にくいであろうタイヤに交換したわけですからね。

しかし、このまま練習に向かないRE-71RSのようなタイヤを履き続けたらこれ以上自分の腕は上がらないどころか、
じわじわと腕が落ちていくなとも感じていたので、
これは先を見据えた特訓期間のつもりで一旦「速さを手放すことを受け入れる」ほうが、長い目で見て取り分が多いかなぁと。


そんなことを考えながら、一昨日タイヤ交換に行ってきました。





今回選択したミシュランPS4S。
グリップは国産ハイグリップには劣るものの、
松田次生プロのドライビングで、V35スカイラインが西浦で1分を切るくらいのポテンシャルは秘めたタイヤです。

このタイヤなら試してみようと思えた理由はこんな感じ。
・タイヤカスがつきにくいらしい。(松田次生プロのブログ情報)
・走行枠後半でもベストラップが狙えるくらいにグリップが長持ちする。
・タイムは国産ハイグリップに劣るが、ガタ落ちはしないだろうと推測。
・普段履きも安心な耐ハイドロ・ウェット性能
・なんとTW300

サーキットランナーの中では、フラグシップの国産ハイグリップと
低コストなアジアンタイヤの間に居て中途半端と言えば中途半端。
だからなのか、あまり多数派ではないタイヤ銘柄だと思います。
あまり身近な情報はありません。

自分でサーキットで走らせて見るまでは何とも言えませんが、
国産ハイグリップと全然コンセプトが違うのでこれはヒットしてもしなくても知見という意味で収穫だなぁと思ったのです。


勿体ぶってますが、
まずはタイヤの写真から。








何て言うんでしょうね。もう「格好良い」んですよ。
期待を込めた主観もあると思いますが。(笑)

なんというか、武骨な国産ハイグリップと違ってどこかシャープなんですよね。
トレッド面の溝や面取りの一つ一つが「凝ってるなぁ」と思わされます。


タイヤの見た目って意外と車の雰囲気を決めるんですよね。
トレッドやサイドウォールが格好いいタイヤ、格好悪いタイヤって明確にあります。
PS4Sはかなり格好良いです。





ここの拘りとか凄くないですか?
ロゴをキレイに魅せるために、ロゴの背景が濃い黒になるように、
ロゴ背景超微細な凹凸を形成しています。




拡大閲覧推奨。
タイヤとは思えない、スウェードの革か?ってくらいにフカフカな手触りです。
表面の凹凸を細かくいて光が反射しにくくしてるんですね。


こういう「どこに拘ってんだww」という設計、すごく好きです。(笑)






こんな感じで装着されました。

ブログのタイトルが「ファーストインプレッション」なので
本当に「ファースト」のインプレを書きますが、「車が軽くなった!」です。

何だろう。車がス――――っと心地良く加速していくんですよね。
タイヤを交換したお店を出て最初の信号までで「あ、これ良いわ」と感じました。

「グリップが落ちてインフォメーション希薄」とかじゃないんですよ。
トラクションかかるし、ブレーキもきちんと効くんですけどそれでも車が軽い。
そして乗り心地は「ハイグリップとしては抜群」だったA052と比べても別格で、
上質さが一気に増した感じがします。

もうこの時点で、「サーキットをたまにしか走らないけど、
その気になったらちょっとだけ走りたい」「せめて走れる仕様でありたい」と思う人は推せます。良いです。


この日は夜ドライブの予定があったので、
良い気分のままドライブに出かけました。




道中ところどころ路面が濡れていましたが、
ウェットグリップも申し分なしで怖い思いは一切せず快適そのもの。

タイヤを通して伝わってくるインフォメーションが絶妙で、
ゆったりと流すだけで非常に心地良いです。
「ゆったりと」は60~80km/hくらいのイメージ。

僕最近思うんですが、良いクルマって「緩加速」・「緩減速」の中に味わいがあって、
そこを感じ取って乗ると楽しく気持ち良くドライブするのに速度はそれほど要らないんです。

プジョー308(T9型の8ATモデル)なんて本当に立派で、
信号待ちから動き出す5~10km/hの領域に「心を鷲掴みにするような高い質感」があるんですよね。
素足でじんわり歩き出すような、「反力」が全身で感じ取れる。
最近のBMWやBenzもそうです。

マークXは古い車ですしそこまでは洗練されていないですが、
古いなりに出来は良いですし、10万キロを超えて足回りが新品になっているのもあって、
一定速でしっとり走るのが気持ち良いクルマです。


そんな僕の好みにPS4Sはベストマッチで、
グリップレベルが高いので狙ったラインをきちんとトレースしますし、
操作に対してGのレスポンスが返ってくるのも速い。

要らない突き上げ感とかはダンパーと分担して程よく吸収してくれて、最高です。
正直扁平率35%のタイヤでここまで良いとは思いませんでした。


一般道での質感は期待以上で、大満足です。


あとはサーキットでのラップタイムがRE71RSから何秒落ちるのかと、
どんな風に摩耗していくのかが注目です。



APのブレーキとのビジュアル的マッチングもばっちりです。
Posted at 2021/05/02 21:51:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記

プロフィール

「フロントブレーキローターを新調!」
何シテル?   03/15 16:43
LEXUS RC Fでサーキットを走ったり、Peugeot 308でドライブフィールに舌鼓を打ったりしています。 車の乗り味にはかなりの拘りがあります。 ...

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