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2017年05月08日

F355海路東京へ もしくは"スーパーカーはフェリーで輸送できるか?" Vol.1

F355海路東京へ もしくは"スーパーカーはフェリーで輸送できるか?" Vol.1  昨年、山口から首都圏某所へ転居

 愛機F355 challenge は山口に残したまま

 数か月後にガレージが決まり、呼び寄せようとしたがキャリアカーによる陸送の見積もりは35万円超

 さすがにこの金額は堪える

 自走も無論可能ではあろうが、年間1,000km程度しかない走行距離と同じ距離を1日で走ってしまうというのも躊躇してしまう

 思案していたところ、348をフェリーで輸送した方がおられると聞いた

 フェリーは、"オーシャン東九フェリー"

 山口県の隣、福岡県北九州市の新門司港から徳島港を経由して東京港有明までの定期航路がある

 輸送料金は、ドライバー1人を含み5万円強(個室利用)

 しかし、我が355は challenge だけに、最低地上高が低くフェリーへのボーディング・ブリッジ(搭乗橋)では底付きして渡り切れない可能性がある

 フロントを初期値より10mm上げているとは言えノーマルの348よりも条件は厳しいかもしれない

 船会社に尋ねたところ、底付き等の物理的要因により車両甲板に格納できなかった場合、予約当日でもキャンセル料は発生しないとのこと

 これらのことから、山口から東京までの輸送手段は、第1案をフェリーによる海上輸送、フェリーに乗らなかった場合の第2案を自走によることとした

 当初、昨年12月に計画したものの海上が時化たため断念

 このたび4月に再計画

 予報は海上も穏やかであることを確認

 仕事を終えた金曜日の夕刻

 challengeのキーを手に、東京駅発の新幹線に飛び乗った



 深夜に山口へ到着

 Barで酒をあおるも眠りは浅く

 愛機の姿を見ることを、心待ちにしている自分自身が笑えて仕方ない



 翌日、預かって頂いていた山口の"スクーデリア"で愛機と数か月ぶりの再会を果たす

 『久しぶりだな、challengeよ・・・』

 見つめて交わした微笑みも消えぬ間に

 店主に礼を述べ、コックピットに収まる

 アクセル・レスポンスを確かめ

 弾けるようにショップを出る

 久しぶりのフェラーリは

 神経伝達物質がパーコレーションを起こしてしまうかのように刺激が強い



 関門橋を渡り、海峡を越えて九州へ

 愛機にとっては、これが九州初上陸となる



 ほどなく新門司港へ到着

 乗船待機

 船は、フェリー"びざん"



 順に従ってボーディング・ブリッジを上っていく



 車両甲板のハッチが見えてきた

 船のクルーが底付きしないよう細やかにボーディング・ブリッジの角度を調整してくれた

 少し進んでは、ブリッジを上下させて角度を調整

 また少し進んでは、角度を調整

 そろりと甲板上に着地した



 凪の予報のため、ロープによる固縛はなく輪留めで固定

 搭載できたことに安堵の息が漏れる

 クルーの細心の注意を払った対応に感謝したい



 ボーディング・ブリッジは、黄色の矢印で示す場所に関節がある

 青い矢印はマニラ麻を編んだか、マニラ・ロープを叩いてのした敷物

 これも最後の段差を解消するのに役立っている



 最低地上高の低いクルマが乗船する場合、クルーはこのようにして待ち構えている

 奥側のクルーが手に持っているのは、ボーディング・ブリッジを上下させて角度を調整するコントローラーである



 アウディ R8 乗船



 シャコタンのZも細やかな調整で、時間はかかったものの問題なく乗船



 すべての車両が無事格納された



 仕向け地は東京・・・



 夕闇迫る新門司港をフェリー"びざん"は、滑るように出港した

 『さあ challenge、行こう東京へ・・・』



 航海中の様子などは、また、あらためて・・・



関連情報URL : http://www.otf.jp/
ブログ一覧 | F355 & フェラーリ | クルマ
Posted at 2017/05/08 21:20:06

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この記事へのコメント

2017年5月8日 21:31
へー、長距離フェリーはそんな配慮をしてくれるんですね。さすが大手、って感じです。
島原ー熊本のフェリーは車高を下げたRX-8では「下回り擦るのは上等」な感じじゃないと乗船できませんでしたよ。
コメントへの返答
2017年5月8日 21:49
 jawayさん、コメントありがとうございます。

 やはり船会社によって対応が異なるんですかねぇ。
 清水草一さんが、山口県の下関と韓国の釜山(ぷさん)を結ぶ関釜(かんぷ)フェリーで348を運んだ際、下関港ではバラストタンクを調整して船を傾けてまで下回りを擦らないよう配慮してくれたそうです(釜山港ではそのようは配慮はなかったとも・・・(苦笑))。

 オーナーが大切に思っているクルマですからね、船会社によって配慮が行き届かないのは悲しく思います。
2017年5月8日 21:42
こんばんは。


ドラマチックな愛車との再会、東京への移送ですね〜(^^)

まるで、小説の一場面を読んでいる気分です👍
コメントへの返答
2017年5月8日 21:54
 kazHFさん、こんばんは。

 ようやく別居生活から同居へ!

 いや、単身赴任から帯同へ!

 ・・・でしょうか(笑)。

 コメントありがとうございます。
2017年5月8日 21:59
こんばんは。。。

やはりフェリーでの移動もなかなか
大変ですね。

しかし、噂通りに船に載せる際の
段差の部分での対応は素晴らしい!
ですね。

流石、ニッポン国ですね。

東京までの船上のレポートを楽しみ
にしています・・・。

(^^♪
コメントへの返答
2017年5月8日 22:12
 夢・心・彩・純さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

 フェリーでの移動も良し悪しですね。

 今回は、海上がベタなぎだったので大丈夫でしたが、波が立つとハッチが完全に閉まっていてもクルマが真っ白になるほど塩がつくとか。

 細やかな対応は、日本ならではですね!
 本文でも述べておりますが、フェリーのクルーに感謝です。

 船上レポートは、「食事がどうなっているのか?」などを書いていきたいと思っています。
2017年5月8日 22:32
F355Jさん♪(*^^*)こんばんわ~☆

乗船 大変だったのですね~!!
読んでいるこちらまでドキドキしましたヾ(・ω・`;)ノ

たま~に、仕事中にFerrariと遭遇する事があります(o^^o)
バイクみたいな軽~いエグゾーストノートを聞きたくて、急いで窓を開けます(笑)

一緒に暮らせるようになって
よかったですねぇ(≧▽≦*)
コメントへの返答
2017年5月8日 22:42
 @cyanさん、こんばんは。

 乗船、結構大変でした(笑)。
 でも無事に乗れて、クルーの方々に感謝です。
 そしてようやく一緒に暮らせるようになりました(家とガレージはちょっと離れてますが(汗))。

 私は、2stを目にすると、窓を開けて音を聞きます(笑)。
 最近、めっきり聞けなくなりましたもんね。

 コメントありがとうございます。
2017年5月8日 22:44
|❛ ❛๑) きたよぉ〰️

びざん 。。。 って眉山?
映画! 観てないけどなんかテレビで予告かな 記憶にある 。
今ねググってみたよ❕❕
松嶋菜々子さんのや なんか良さげ (๑'ᴗ'๑)

フェリーで船旅...じゃないか w
お引越し ❣⃛
お迎え 。一緒に暮らすためにねっ ﻌﻌ...♪*゚

船上レポート まってまぁ〰️す (..• •..*)ぽっ (笑)


コメントへの返答
2017年5月8日 22:51
 みぽりん♪、おいでませ。

 はい。船名の由来は徳島の眉山(びざん)です。

 私も映画は見てないんですよね。
 テレビドラマだけ見ました。
 確か、常盤貴子さんだったかな。

 船上レポート、そりゃもう「タイタニック」ばりの恋愛模様が・・・ありません。
 機動隊のにーちゃん達が、わさわさロビーに溢れていましたが(笑)。
 レポートは、自販機なんかのことになりそうです・・・
2017年5月8日 23:15
F355Jさん、こんばんは~

無事、愛機との乗船、ホットしましたね~

フェリー甲板員の皆さんのプロの仕事を見た気がします。

確か、九州⇒東京航路は、このフェリーのみでしたね~
貴重な航路なので、長く続けて欲しいですね~
コメントへの返答
2017年5月9日 21:53
 zzz.ing さん、こんばんは。
 1日遅れのレスで申し訳ありません。

 355から降りて、クルーの方に、「お手数おかけして、申し訳ありませんでした」と挨拶に行ったら、「へ?あ、はい。」みたいな反応で、”いつもこうですよ”感が感じられました。
 こういうところもさすがだと思います。

 おっしゃる通り、貴重な航路でもありますし、末永く活躍していただきたいものですね。
2017年5月9日 0:42
愛機F355 challenge の感動的な船出ですね。

別居生活してるのは辛いですもんね・・・

また、いっぱい可愛がってやって下さい ♪

F355 challenge に 乾杯 ♪
コメントへの返答
2017年5月9日 21:59
 ピッコロ♪画伯、コメントありがとうございます。返事が遅くなりました。

 そう、まさかの船出です(笑)。
 フェリーで運ぶことになろうとは!

 たくさん愛でてあげようと思っています。
 ピッコロ♪号にも乾杯!
2017年5月9日 4:27
こんばんは!

フェリーの運搬,ここまで配慮してくれるんですね。
私のフェリー経験はその昔の家族旅行のみ,その時はまったく乗船に気を使うこと無かった(運転してないので)ので,こんなサービスが今はあるんだと勉強になりました!
コメントへの返答
2017年5月9日 22:12
 Macky_Yさん、こんばんは(あれ?時差何時間でしたっけ?)

 そうなのです。
 こういうフェリーがあって、スーパーカーを東京から九州に(あるいはその逆も)運べるということを多くの方に知っていただき、旅や引っ越しの選択肢として加えていただければ・・・という思いもあって上げたブログです。

 こんなに丁寧なクルーの対応があれば、更に選択肢の中から選ばれるのではないか、とも。

 コメントありがとうございました。
2017年5月9日 8:20
おはようございます。コメント失礼致します。

離れ離れになっていた愛車との再会。
ワクワクと嬉しさが半端なかったと思います。
フェリーにクルマを載せるときのきめ細かな調整はプロの技ですね♪
コメントへの返答
2017年5月9日 22:25
 衛宮さん、コメントありがとうございます。

 遠距離恋愛の辛さと再会の嬉しさをクルマで味わおうとは・・・思ってもみませんでした(笑)。

 クルーのきめ細やかな調整は、まさにプロフェショナルなおもてなしでした!
2017年5月9日 12:08
F様

東京に行かれたのですか、、、寧ろ出張で東京に行く事の方が余程、多い私ですが、、、ご縁がもしあれば、、、

355でもチャレンジなら東京でも目立ちますね❗️アーバンライフとフェラーリライフ、ナイトライフ、F様には打ってつけと思います。都会には都会の大変さがあると思いますが、愉しでいけると良いですね❗️
コメントへの返答
2017年5月9日 22:38
 ぼうんのうさん、こんばんは。

 スケジュールを合わせるのは、なかなか困難かと思いますが、機会があれば是非。

 F355 challenge 程度では、東京だと埋没してしまうかもしれません。ホント、すごいクルマがいっぱいですから(笑)。

 アーバンライフ+フェラーリライフ+ナイトライフ・・・となると、「湾岸ミッドナイト」しちゃうことになるかも(笑)
 いや、そもそも足し算する方がオカシイのかも知れませんが・・・

 都会を楽しむことができればと思っています。
2017年5月12日 9:01
いつぞやの何シテル?はコレだったんすね!

てかいつの間に東京~?
すっかりいつもの出張だと思ってまシタ(笑)
コメントへの返答
2017年5月12日 22:55
ネエさん、何シテル?は、フェリーからライブ中継でした(笑)。

再び、福島近くにやって来ました。
よろしくお願いします。

プロフィール

「山口に詩人多し http://cvw.jp/b/1309347/48359021/
何シテル?   04/08 00:11
F355Jです。どうぞ、よろしくお願いします。 「J」は、Japanese の頭文字から取りました。 クルマでドライブ、バイクでツーリング、自転車でサイクリ...
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