| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
1時間以内 |
1
その2では実際にROMチューンをしてみます。
バイナリエディタは16進数だし、アドレスわからんし面倒だー!! という方が大半でしょう。
ここからはまっちゃんさん作成のROMEDITORというソフトを使って説明します。
市販ソフト以上の使いやすさを備えたROMチューンソフトです。
残念ながら現在ホームページは閉鎖されてしまいました。
このROMEDITORはアドレスファイルが車種別に用意されているため日産車のほとんどに対応できます。
HP11はアドレスファイルが提供されていませんでしたので、自分で作成しました。
汎用性が高いので色々な車種を作ってしまいました(^^;
2
アドレスファイルとHP11プリメーラのノーマルデータを読み込んだ画面です。
フルコンやE-Manageの編集ソフトと同様に
項目別に表示されるのでわかりやすいですね。
ちなみにこの写真はハイオク燃料マップです。
左端にアドレス表示
右の"回転数"のスケールは回転格子
下の"加給圧"のスケールはTP格子です。
一般的な10進数に変換されているため判り易いですね。
直接数値を入れることで変更できます。
マップの見方はバイナリエディタの時と同様です。
高負荷、高回転時は右下の値を読みます。
A/Fが薄くなるとパワーが上がります。
ただし、ノッキングは出易くなります。
低回転は増量、高回転は減量すると良いでしょう。
ちなみにECUはROM読み出しの際に4点補間をします。
例として6400回転以上の高負荷時の場合、
右下の4点の値 166,166,163,163を平均して処理をしています。
点火時期も同様に4点で補間をしています。
3
続いてハイオク点火マップです。
スケールの解釈は燃料マップと同様です。
128以上の値の領域がフィードバック領域です。
点火マップは1=1度です。
点火時期は進角(=増やす)させるとトルク感が増します。
遅角させるとトルク感は減少しますが、
エンジンがスムーズ回ります。
点火時期を進めすぎるとノッキングが出易くなります。
全体的に進角する方向でセッティングするのがよいでしょう。
ちなみにSR20DEは点火時期を進めてもノッキングが出ません。
いや、出ないって訳じゃないか。
進めすぎると遅くなります。
私の場合高回転のフィールを良くしたいので
高回転はほとんど変更しません。
(相対的に遅角させる。)
代わりに高回転は燃料を減量します。
4
GLOBALの項目ではその他各種変更が出来ます。
赤枠以外の項目は確認していません。
(S14アドレスにオフセット載せただけ)
ですので、スピード、レブ、加速増量のみ説明します。
レブリミッター1 レブリミットが掛かる回転数
レブリミッター2 レブリミットから回復する回転数
スピードリミッター1 スピードリミットの掛かる速度
スピードリミッター2 スピードリミットの回復する速度
加速増量 各回転域で燃料全噴射する負荷値
ここは全噴射させないために"255"で埋めます。
これを変更するだけでノーマルより若干燃料は薄くなりますので注意。
6
とりあえず、マージンのあるデータを載せます。
上が変更後、下がノーマルです。
点火時期のみ変更します。
これでも結構体感できると思います。
ちなみにこのデータは某有名どころのROMデータです。
燃料マップは変わっていませんでした。
こんなんでも体感出来るんだからある意味プロの仕事でしょうか?
見る人によってはやっつけ仕事と思われるかも?
ま、値段安いし仕方ないか。
某オクで出てるやつですよ。
このROMはレブリミットが7500に変更されています。
そのため回転格子は6400から7500に変更されています。
回転格子は必ず変更する必要はありませんが、例えばレブ8000に変更して回転格子が6400止まりの場合6400以上の回転域はずっと同じマップを読むことになります。
細かく制御したい場合は回転数の間隔を400刻みから500刻みに変更するなどして対応してください。
回転格子は不等ピッチでも大丈夫です。
慣れるまでは点火時期を数度動かすところから
はじめましょう。
ただし、イタズラに進角はさせないでください。
どんなに進角させても3割程度です。
でないと初めのうちはどんどん進角させて何だか良くわからないスパイラルに陥る可能性大です。
判らなくなったら全体的に少し遅角(2度とか)してみるといいです。
そしたら、あらビックリ!スムーズで速いじゃん!
ってなオチが待ってます。
押してだめなら引いてみろ、ですね。普通は逆か(^^;
7
肝心なことを書くのを忘れてました。
使用するROMは27C256Kまたは27C512Kです。
使用する追加基盤によって異なります。
ROMライターは27C512KB対応のものを揃えた方がよいです。
私はロジパックのPalette-11 HANDY を使用しています。
お勧めはGRIDのChipMAXやエイテックのスマートライターです。
このふたつは対応ROMも多くアダプタも多彩です。
値段は少々高めですが、安定動作しますから確実です。
最近はフラッシュROMライタも安くなっているのでこれもお勧めです。
BURN1とかBURN2も安いですよね。
ROMが焼けないのが難点ですが。
また、シリアルポート接続のROMライタはUSBシリアル変換は使わない方が良さそうです。
動作が不安定で全然使えない場合が多かったです。
古いノートPCを用意するか、USB接続のROMライタを購入したほうがいいです。
秋○電子の自作ROMライタは256kbまでしか焼けませんのでご注意を。
今となっては値段も安くないですから他社製品がいいかな?
8
肝心なことその2です。
順番が前後してます。
セッティングを取るに当たってはA/F計を取り付けましょう。
ノックメーターも付けた方が点火時期はセッティングしやすいかな?
点火時期を変えてしまうと排気温度も変化してしまうため、排気温度だけに頼ってセッティングするとドツボにはまる可能性大です。
どんどん進角させて排気温度も下がって・・・
なんてことになりますからあまりアテにしませんよう。
A/F計の代用は排気温度計では無理と考えた方が無難です。
個人的にはGridのA/F計 LM1がお勧めです。
これに「AUXケーブル#2」を付けると回転信号やエアフロ信号も同時に拾えるためセッティングがかなり楽になります。
マップトレーサーもあれば完璧ですね!
次では仕様変更した場合のROMを紹介します。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
関連整備ピックアップ
関連リンク