最近プントのエアコンが冷えないのですが、その原因が冷風の中に温風が混ざっている事が原因だと分かっていました。
メカニックに修理を依頼しても原因も分からないし面倒なのか中々やってもらえませんでした。
この猛暑で業を煮やして自分で分解する事にしました。
みんカラで同じような修理をされたプント乗りの方がフラップに異物が挟まっていたという事なので、同様なことが起こっているのであろうと予想しての作業です。
このネジを外したいがためにセンターコンソールから全て外しました。
プントは勘合で固定されているわけではなく、ほぼネジ止めです。
なのでいちいちネジを外していかなければなりません。
分解して分かった不調の原因はこれ。
冷温切り替えワイヤーの固定部分の破損。
ワイヤーのアウターが逃げているのでフラップを下まで完全に押し付けることが出来ずに、少し空いた状態になっていたので温風が混ざっていたようです。
普通に修理する場合はこの部分をまるっと交換。
でもエアコンコントロール部分です。
エアコンは正常に稼動していますし、ワイヤーが遊ばなければ問題が無いのでどこかにワイヤーを固定する事にします。
ただ樹脂部分にネジを新たに打ち込むのはわれの原因になりそうです。
そこでこうしました。
太目の樹脂部分から針金でテンションをかけています。
こんな事だけでフラップは正しく開閉するようになりました。
商売でやったら物凄く怒られそうな解決策ですが、プライベーターのDIYですから良いんです。
これが壊れたらまた考えます。
結果は素晴らしく冷えます。
寒いくらい。
結局寒すぎるので温風も少し出るようにして調整しているので、直さなくても変わらないのかも。
ただ炎天下で一気に冷やしたい時には大きな差が出るでしょう。
ついでなのでエアコン部分の電球も交換しておきました。
切れてはいませんでしたが、黒ずんでいました。
左が使用済み、右は新品。
ついでにエアコンフィルターも交換しました。
随分前のFIATフェスタで購入したZAFFOのフィルターです。
これはインパネをばらさなくとも交換できます。
以前はVITZ用を加工して入れました。
最近ではプント用でも安く出回っているので流用する事も無いと思います。
これでエアコンはかなり快適になりました。
バラしたついでに内部部品から携帯電話のステーを取り出しました。
プントのスッキリとしたデザインを壊すのが嫌だったので出来るだけ小さな目立たないものを目立たないように必要な場所へ装着しました。
11年目のイタリア車。
樹脂の劣化は相当なものですが、機能部品が駄目になることは少ないです。
意外とやるな。FIAT。
Posted at 2013/07/14 23:44:28 | |
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