GDA-C 「ブレーキランプ交換の巻」
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
(注)文章は必ずしも画像の説明にはなっていません(8画像までしかアップできないため)。
GDA-Cインプレッサのブレーキランプ(左側)が球切れした。登録から2年少々しか経っていないので、本当に球切れだとすると、ずいぶんと寿命が短いものだ。トランクの中が高温多湿環境になるワケでもないだろうに・・・などと思いつつ、まずは本当に球切れかどうかを確認すべく、夕方、玄関先でトランクの内装を剥がし、左側のバルブを抜き取って目視観察してみた。
ガラスが全体的に薄黒くなってはいるものの、フィラメントが完全に断線したようには見えなかったため、念のため左右のバルブを入れ替えして点灯状態を再確認してみることにした。すると・・・あれ?今度は左右ともブレーキランプが点灯しなくなってしまったではないか。(^_^;)
2
左右入れ替えしたバルブを元通りに戻してみても、やはり両側とも点灯しない。ソケットへのバルブの挿入方向にも間違いが無いことは確認済みである。バルブではなく、配線側に問題でもあるのだろうか? あるいは(片側が球切れした影響で、残りの配線側への)突入電流過大で新たにヒューズ切れでも起こってしまったのか? 念のため、運転席足元のヒューズBOXなどを点検してみたが、特に異常は見られない。
そこで、とりあえず左右のウインカーバルブをそれぞれ左右のブレーキソケットにセットで(同時に)差し込んでみると、ちゃんとブレーキランプとして点灯する。とすると、配線関係ではないことになる。ブレーキランプ用ソケットに仮挿入していたウィンカーバルブを元通りに戻し、部屋の中に入って明るい光の下でもう一度、取り外した左右のブレーキバルブを観察してみた。
3
一方(左側)のバルブは、やはりガラスが黒く曇ってはいるが、目視では明らかなフィラメント切れとは確認できない状態である。他方(右側)のバルブもガラスが黒く曇り、こちらはフィラメントは完全に飛んで破片が球底にころがっているのが確認できた。理由は不明だが、結論としては、左右2つのブレーキランプのバルブがほぼ同時期に球切れしたことになる。このままではクルマに乗(ら)れないので、急きょ、オートバックスでブレーキランプ用のバルブを新規購入することにした。規格は12V・21W(のフィラメント球)である。なお、今回はLED球への交換は考えていない。
4
さっそくオートバックスへいくと、対象候補が2~3商品あった。その中でも私の目にとまったのが、"明るさ2倍" などと宣伝している レイブリッグ・ハイパーバルブ系の商品 ではなく、"レンズ効果で明るさアップ" を謳った 日星工業(株)のPOLARG(L-15、P1885) である。
パッケージの中のバルブを良く見てみると、ガラスの頭(頂部)が、まるで虫メガネのように凸形状で厚みを持っている。
う~ん、レンズ効果か・・・。実際の効果のほどはさておき、これは確かにアイディア商品だ。恐らく発光部のスペックは従来同様のまま(?)で、実装部(ガラス部分)に手を加えることによって、バルブ全体としての被視認性の改善を狙ったものなのだろう。
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とすると、ヘタに発光部に手を加えたものよりも寿命に関するトラブルは少ない(=従来タイプと寿命は同様、の意味)とも考えられる。発光部で明るさをアップさせたものは、発光体そのものの効率アップによるものではない限り、寿命は従来品と同等以下になる恐れ(改善効果のハネ返り、デメリットの意味)も抱えているのではないか?と考える私にとっては、まさにうってつけであった。
店頭での実売価格は他社商品よりも若干高めだが、これは試してみるしかないだろう。・・・ということで、早速購入した。ちなみに販価は2個で1092円(消費税含む。元々はオープン価格)であった。ちなみにレイブリッグ・ハイパーバルブの同等品の場合は、メーカー希望小売価格(税込)が2個で798円だから、いかにPOLARGが高価な?ことか判るだろう。
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なおバルブの交換作業については、トランクの内張を元の状態に戻す(固定クリップをはめる)手順までを含めても、左右で1~2分もあればできるほどの簡単な作業なので、ここでは割愛する。一人作業の場合、バルブの交換よりも、むしろ交換後に問題なくブレーキランプが点灯しているかどうかを最終確認する作業の方に時間を取られそうだ・・・(運転席でブレーキペダルを踏んだまま、自分でリヤの点灯状態を確認しなければならないので)。まぁ、結局私は家族を呼んで2人作業でテールランプ(ウィンカー、ハザード、ブレーキ、尾灯(スモール)、後退灯)の確認をしたわけだが。
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さて、肝心の "レンズ効果" なるものの効果は感じられたかどうか?についてだが、実は今回はノーマルバルブが左右とも球切れしてしまっており、左右同時交換となってしまったので、正直なところよく判らない(比較できる状況に無い)。(^_^;) 期待して読んでいただいた方には申し訳ないのだが、球切れ前のノーマルバルブの明るさを正確に記憶しているワケでもないので・・・。ただ、今回新しく交換したバルブについては、確かに明るく感じられる(ような気がする)、と付け加えておこう。もちろん、数値化したわけではないので、あくまで感覚的なものなので悪しからず。
8
最後に、純正バルブが球切れした原因についてだが、やはりAT車であることとまったく無関係である・・・とは言い切れないだろう。このGDA-CインプレッサはAT車である。赤信号待ちなどでブレーキを踏み続ける頻度はMT車よりも多くなるハズだ。しかし、その頻度が2~3倍にも達したと仮定しても、新規登録から2年少々でバルブが球切れしてしまうとは、いくら消耗品(の一種)だとは言え、何とも寿命が短すぎるように感じてしまうのは私だけであろうか。そういえば、過去に使っていたヴィヴィオやプレオも広義のAT車(CVT車)であったが、こちらは売却(下取り)までの間、一度も球切れしたことは無かったなぁ。
とすると、今回は単に運が無かっただけなのか? いや、逆に球切れから早めに気がついて良かった(ラッキーだった)と考えるべきであろう。というのも、もしも高速道路を走行中に、左右のブレーキランクが同時に球切れしてしまったと考えるなら・・・いや考えるだけでも恐ろしい。
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