[CBR250Four] 点火プラグの交換（DENSO イリジウムプラグIUH27 をリピート装着）

過去に実施したDIY作業を備忘録としてアップします（ブログには上げていましたが、整備手帳には未登録だったため、改めて編集して載せます）。
# この記事のアップ：2020年12月06日

内視鏡で燃焼室内を観察（→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/6118734/note.aspx ）したあと、車載バッテリーをFULL充電し、ヒューズ類にも異常がないことを確認しましたが始動不良が解決せず。
そこで原因の絞り込みをするべく、点火プラグを新品化してみることにしました。

純正のサイドカウルを取り外し、ラジエターの固定ピンを外して車両前方に押し出し、点火プラグ周りに工具や手が入るだけのスペースを稼ぎます。

各気筒のプラグコードをシリンダヘッドに対して垂直な方向に引き抜き、なるべく屈曲しないうように配慮します。

その後、車載工具（標準装備品）のプラグレンチ（ソケット）を使います。ソケットの頭部は12mmの六角となっています。

取り外した点火プラグ。前回交換は、2017年1月15日に実施していますので（→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/6073034/note.aspx ）まだ2年10ヶ月少々しか経っていません。

# ガイシのコロナ汚れも
# 微々たる感じです。

各プラグの電極を観察します。
使用期間が短いこともあり、目視上は電極に異常は見当たらず、またプラグギャップも広がっている様子は見受けられません。

このへんについては、既報のブログをご覧ください。→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/43554900/

新品の点火プラグは、まず（標準装備のプラグレンチを用いながら）素手でシリンダヘッドに締め付けていきます。

素手で締め付けすることによって、万が一、引っかかりがあれば違和感が生じることから、そういった可能性有無の検出がすぐに可能です（工具を使用する前に、ねじ山もしっかりと数山分、かみ合わせることになるので損傷リスクを減らせます）。

最終的な締結は、トルクレンチにより規定値で締め付けします。

#3番気筒は、車両左側からではなく車両右側から（カムギヤ室を乗り越えるようにして）トルクレンチを掛けると、障害物がないため簡単に（工具の揺動ストロークを稼ぎながら）締められます。

プラグコードには、そのプラグコードが接続するべき相手先の気筒番号が記されていますので（例：#4なら「ENG4」）、迷うことはないですね。

作業後は、実際に行った各工程ごとの注意点を振り返り、問題ないことを念押し確認します。