[CBR250Four] 純正排気系(エキマニ部とマフラー部)の内径・外径の計測結果 
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
ある日のこと。「MC14型CBR250Fourのエキマニの内外径を教えてください(>意訳)」 というメールをいただきました。
あいにく測ったことがなく、データも持っていませんでしたが、相手が困っていそうだったので(~中略~)実測してみることにしました。
「排気系を外せばすぐに計測できるだろう」 と思っていたのですが、今や私のCBRはハーフカウル仕様ではなく、フルカウル仕様にリフレッシュ済みでした。
つまり、「フルカウルを外さなければ排気系を外せない仕様になっていたこと」 を、すっかり忘れていました(汗)。
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とは言え、一度計測すると決めたので、実行に移します。
予定では、週末の夕方(器械体操の練習後)に作業するつもりだったのですが、台風の影響なのか、あいにく週末は雨の天気予報となりました。
そのため、週末前の金曜日に仕事を早めに終わらせて、その日の夜になる前に作業を開始しました。左の画像は、フルカウルを取り外してエキマニ一体型のマフラーを取り外そうとしているところです。
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フルカウル(RHのみ)を取り外して、純正エキマニ(マフラー)を取り外したところ。
ところで、エキマニの内径・外径を計測するにあたっては、あらかじめ計測点(どこで測るか)を定めておく必要があります。計測結果は計測点とセットで考えるべきものです。
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まず最初に、外径の計測点を定めます。
エキマニのポート入口(パイプ先端)から下流に20mm下がった部分で測ることにしました。
この位置は、純正のフランジが(装着後に)被らない位置になります。
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エキマニのポート入口(パイプ先端)から下流に20mm下がった位置は、こんな感じになります(画像はイメージ)。
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また、内径と外径を計測する際には 「任意の(ランダムな)1か所」 としないで、こちらも方向を決めておきます。
具体的には、車両の前後方向(X方向)と左右方向(Y方向)で計測することにしました。
このように計測点を決めておけば、計測方法の再現性が確保されるとともに、他の車両で計測する際にも 同じ土俵で 数値の比較ができるようになります。
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現場で準備したメモ用紙。
なお、エキマニの内径・外径の計測にあたっては、ミツトヨのデジタルノギス(有効表示桁数: 小数点以下2ケタまで)を使いました。
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#1気筒~#2気筒のエキマニについて、まずはポート直下20mm点での外径を実測した結果を左の画像で示します。
各気筒、X方向・Y方向とも、それぞれ5回ほど計測して最大値と最小値をカット。残る3つのデータの平均値を採った値になります(以下、同)。
#1: φ31.70~φ31.72[mm]
#2: φ31.68~φ31.72[mm]
#1・#2 とも、数値を丸めると ともにφ31.7[mm] になります。
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#3気筒~#4気筒のエキマニの、ポート直下20mm点での外径実測結果です。
#3: φ31.66~φ31.72[mm]
#4: φ31.71~φ31.65[mm]
#3・#4 も、数値を丸めると ともにφ31.7[mm] となるので、一つ前で示した #1・#2 と数値は同等です。
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次いでエキマニの内径計測に移ります。
内径については、画像で示すように、内側に溶接肉盛り部があります。したがって、肉盛りの厚い/薄いによって内径の小さい/大きい、のように数値が変わります。
外径は#1~#4 とも数値のバラツキは小さかったのですが、溶接はその性格上、バラツキが(それよりも)不可避で大きくなると考えられます。
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#1気筒~#2気筒のエキマニ内径(X方向、Y方向)を実測した結果です。
#1: φ26.58~φ27.55[mm]
#2: φ27.52~φ27.96[mm]
#1 が(#2 と較べると)若干、内径が小さめの数値(かつ、バラツキが大きめ)となりました。
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#3気筒~#4気筒のエキマニ内径(X方向、Y方向)を実測した結果です。
#3: φ27.75~φ28.04[mm]
#4: φ27.58~φ27.76[mm]
#3・#4 は、#1・#2 よりも(同じ内管の中での数値の)バラツキは小さめ、となりました。
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最後に、せっかくエキマニ一体型マフラーを取り外しているのですから、(4-1集合した下流で)マフラー入口部分の排気管の外径も、参考として計測しておくことにしました。
ただし排気管のこの部分には、車両左右方向(Y方向)には凸部があるため、これを避けて上下方向(Z方向)で外径を測ることにしました。
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マフラーの入口(本当に直前)はテーパー状になっているため、入口手前のストレートエンドで計測しました。
マフラー入口: 外径φ59.58(Z方向)
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エキマニ(#1~#4)の内径・外径のほか、マフラー入口部分のストレートエンドの外径も計測したので、車両に復元装着する作業に移ります。
この時点で、作業開始(バイクカバーを外してカウルを取り外す段階)から、ちょうど1時間が経過したところ(画像撮影工程を含む)です。
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エキマニのポートナットを締めて→ マフラーハンガーに固定して→ フルカウルを取り付け→ アンダーカバー部分に樹脂クリップを装着。
特にトラブルもなく復元作業は終了です。日没のずっと前に作業を終わらせることができて良かったです。
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左の画像中、表に示した計測結果をまとめると、次のようになります(当方の車両での計測値(n=1台)ですので、参考データです)。
<エキマニ#1~#4>
・外径: φ31.7[mm]
・内径: φ26.6~φ28.0[mm]
<マフラー入口(ストレートエンド)>
・外径: φ59.6[mm] (上下方向)
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以上の結果速報を、計測実施したその日のうちに質問者に返信しました。
が、その後は まったく音沙汰がありません。メールチェックができないほど、お忙しいのでしょうか。あるいは、急きょ病院に入院するなどパソコンの電源を入れることが困難な生活環境に転じたのでしょうか…。心配ですね。
以下のページは、かつて私がネット上で掲示板を運営していた頃、現れては消えて消えては現れる書き込みについて、思うところをつづったページです。ご参考まで。
<教えて君と知ったか君の巻>
https://www.asahi-net.or.jp/~mi5k-amkt/wit04_oset.htm
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