[CBR250Four] エアクリーナーエレメントをホンダ純正の新品に交換

前回の記事：「#3気筒失火の原因調査（点火コイルやプラグコードを交換して点検）（→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/6127213/note.aspx ）」からの続きです。

過去に実施したDIY作業を履歴として残すため、整備手帳にアップします。
# この記事のアップ：2020年12月11日

キャブレターのセッティング（燃調）をショップに依頼する前に、まずはエアクリーナーを新品化します。エンジンの燃焼サイクルを「吸気」→「燃料」→「電気」→「点火」→「排気」という順番で考えたとき、キャブセット（燃料系）の上流に来るのは吸気系だからです。まずはここを安定化します。

燃料タンクを取り外すと、エアクリーナーボックスが現れます。フィルター（エレメント）は、画像で黄色の囲んだ部品の中に内蔵されています。

蝶ねじを緩めます。このへんの詳細については、既報のブログをご覧ください。→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/43695835/

蝶ねじを緩め、エアクリーナーダクト（上蓋）を取り外したところ。

カートリッジ式ではありますが、MC14型CBR250Fourの場合は円筒形のエレメントになっています。

かなり汚れている状態。逆に言うと、純正のエレメントは集塵効果に優れる…といったところ。

ただし、この状態での通路抵抗増大分（または、一定の流速下での吸入空気量の減少分）は不明です。

新旧エアクリーナーエレメントの比較。

今回、メーカーに在庫がまだ残っていたため、社外品ではなく純正品の交換が可能になりました。

バイクもクルマ（四輪）のように、四角い弁当箱タイプのエレメントが増えつつありますが、円筒形の補用品はまだまだ残しておいてほしいですね。

新旧エレメントの拡大画像。

こうして両者を並べて見ると、新品を見て初めて「フィルターの色は赤色だったんだ…」と気づかされます。

画像は、新しいエアクリーナーエレメントに交換したときの様子。

社外品のエアクリの場合、MC14型CBR250Fourへの適合を謳っていても、天地方向の長さが（純正比で）微妙に短いものもあるようです。

（おまけ）
今回、エアクリーナーエレメントの交換タイミングに合わせて、ブローバイガスホースの引き回しもノーマル状態に戻しておきます。(^_^;