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調布市のKAZの"CBR250Four SE" [ホンダ CBR250 FOUR (フォア)]

整備手帳

作業日:2025年2月23日

[CBR250Four] 修理完了間近!(新品の燃料コックと切り替えレバーが入手される)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 ショップ作業
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
既報の整備手帳: 「燃料コックAssyの探索状況について(新たな課題に対する中間報告)」(→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8113716/note.aspx )からの続きです。

※前回までのあらすじ:
燃料タンクからの燃料漏れについては、タンク内側と外側の両方に樹脂コーティングを施すことで対策が完了したものの、今度はタンク下流に位置する燃料コックからの漏れが新たに発生。
純正の燃料コックはすでに廃番だが、CBRに適合する社外品を扱う業者が何とか見つかった…というまでの流れでした。
2
2025年02月23日(日)、修理ショップから連絡をいただきました。「燃料コックも切り替えレバーも、ともに互換品を入手できて、車両に装填したので現車確認されますか?(>意訳)」との内容でした。

同日のお昼過ぎに、パソコン持参で(>※後述)修理ショップに出向きました。窓口に顔出しすると「整備工場の方に回ってください」との、いつものお返事です。
3
私の到着時は他の車両の整備中でしたが、作業のキリの良いタイミングまで少々待ったのち、預けていた CBR250Four を整備工場の車両置き場から広いスペースへと出していただきました。

いよいよ燃料系の現車確認を行います。
4
もともと車両入庫時には、私が(シート下の)左右サイドカウルを取り外した状態で預けていますので、燃料コック周りの目視点検も、サイドカウルが外れた状態で容易に行うことができます。

車両の左側に回ります。
5
燃料コックは画像の黄色で囲った部分に位置しています。遠目では分かりにくいので、もう少し接近して確認(撮影)します。

※MC14型CBR250Four(1986年式)は現代的なインジェクション車(電子制御燃料噴射装置付き車両)ではなく、キャブレター車ですので、タンク内の燃料残量に応じて流路を「ON-OFF-RESERVE」に切り替えするための燃料コックが備わっています。
6
まず最初に分かるのは、代替品の切り替えレバー(黒色の円盤状のつまみ)が取り付けされていることです。

もともと当方の車両の切り替えレバーは、経年劣化で樹脂ボディが真っ二つに割れてしまっていました(ホンダパーツセンターにも在庫はなく廃番、かつYahoo!オークションでもほとんど出品は無い状況)。
そのため、たとえ非純正のアフター品であっても、このように機能を満たす(であろう)状態で復元されていることは、非常にありがたいことだと感じます。
7
切り替えレバーをパッと見た感じでは、円盤の外周が(純正品よりも)やや大きめかな?とも思えます(MC14専用なのか汎用なのかは不明、との修理ショップ・談)。

今はサイドカウルがない(修理の間、自宅に保管中)ので、もしもサイドカウルの「逃げ穴径」に対して「レバーの外径」が大きいようならば、外周を削れば良い(だけのこと)です。
8
さらに接近して、(切り替えレバーではなく)燃料コックについて観察します。

新たに適用したアフター品は、負圧ホースのニップル(接続口)は車両右側を向いています。この画像で言うと、手前から奥の方に水平に伸びています。
したがって、負圧ホースはいったん水平右側に向いたあと、インマニのある下方に向かって90°、向きを変えることになります(画像で黄色の矢印を付した部分)。

が、負圧ホースの引き回しには自由度があるため、このことは問題にはなりません(※ホンダ純正の燃料コックのニップルは、最初から下方に出ています)。
9
純正の燃料コックと本品(生産が海外であろうアフター品)との大きな違いは、
 ・純正: 本体がカシメで非分解
 ・本品: 本体はビス止めで分解可能
   (→内部のO-リングは交換可能)
という点です。

したがって、今後もしも燃料コックからの燃料漏れが生じた場合は、コック本体を分解して、内部構成部品であるO-リング(のみ)を交換すれば良いことになります(O-リングはメンテナンスキットと称してYahoo!オークションでの出品あり)。
10
当方も目視点検させていただいた結果、静的には問題ないと判断しました。

ここで修理ショップさんはエンジンを始動させてブリッピング。エンジン本体の吹け上がりに問題がない(&コックからの燃料漏れも無い)ことのデモを実施いただきました。

これにて「燃料タンク」-「燃料コック」というフューエルデリバリーラインにおける燃料漏れは、ようやく解決(完治)したことになります。
11
エンジンを始動させてアイドリング中の様子。

2月中旬(=冬季)のため外気温度(≒吸入空気温度)が低く、EG水温もまだ低い状態のため、IDL回転速度[rpm] は低めです。チョークレバーを引けば IDL回転速度も上昇しますが、外気温度に左右されるキャブ車の状態を、(オーナーながら)久しぶりに体感しました。

# 2024年08月(盛夏)に修理入庫してから
# 今月で半年以上、経ちますからね…。
12
2025年02月23日時点でのオドメーターは、約6万2742kmです(途中、SPDメーター不動の時期があったため、実走距離はもっとあります)。

今回の入庫後に洗浄いただいたキャブレターともども、燃料系のリフレッシュが何とか無事に済みました。次はいっそのこと、車体周り(フレームとかホイールとか)もDIYでリフレッシュさせたい気がします。すぐにはできませんが。
13
(※備考)この整備手帳の冒頭で「パソコン持参で修理ショップに出向きました」と記しました。その理由は、前回の訪問時の整備手帳に「燃料タンク右側に、身に覚えのない凹みがある」ことに気が付いた…と書きましたが、それがどのタイミングで生じたか?について当方が確認した結果を、修理ショップさんと情報共有するためです。

<事実確認結果>
・2024年08月23日: JAFに牽引されて入庫
   (この時点でタンクには凹みなし)
・2024年09月15日: 燃料タンクの錆取り&
 コーティングの外注前にタンクを現品確認
   (この時点でもタンクには凹みなし)
・以降はタンク右側の撮影画像記録は無し
(修理ショップさんでは、いつからか凹みありと記憶)

以上より、少なくとも最初の錆び取り&コーティング業者さん(外注)に出す前までは、タンクに凹みが無かったことの事実確認を、持参したパソコンの画像によりご説明。
かつ、修理ショップさんでは凹ませた事実はないとのことから、恐らく燃料タンクの搬送時(または外注業者さんでの保管中?)に凹んだであろう…と推定されることの共有を行いました。

今回で修理はほぼ完了したので、今後は車両状態の再確認(納車前点検)、および修理費用明細の確定を行っていただき、改めて連絡いただくこととしました。

To Be Continued.(>修理完了間近だ!)
 ↓
2025-03-17(Mon.) : 更新
[CBR250Four] 修理完了の連絡を受け、引取り前に試乗してきた(@2025年03月時点)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8149997/note.aspx をアップしました。

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