寿司とうどん

今日の岸和田は冷たい雨が降っております。

昨夜は宿直でしたが、あいにく電気シェーバーを忘れてきてしまい、ヒゲがジョリジョリするのを気にしながら仕事。

高１の息子も産毛のようなのから、少し濃い目のヒゲが伸びるようになってきたから、シェーバーを買ってあげないといかんなぁ。

今日は気分転換で外に出ました。岸和田の卸売団地の中にあるすしとうどんの店。店名なんてあるのかないのか知りまへん。










中には、寿司のカウンターと4人がけのテーブルが８こほど。がらんとしてそっけない。なんちゅーか、昭和時代の国道沿いのドライブインにあるレストランみたいですな。別に寿司を食べる人がカウンターに座るわけではありませんよ。1人で来た人はカウンターに、複数で来たひとはテーブルがけに行くわけです。

店員は全部女性の店員６人で回しています。きっとパートなんやろな。てきぱきと仕事をしておりますし、寿司を握るのも女性です。トロから軍艦巻きから、鯖棒寿司までなんでもござれ。

前にも書きましたが、大阪は寿司を食いながらうどんで腹に流しいれる文化があります。粉もん文化ともいいますが、焼きそばとご飯、お好み焼きとご飯、オカズか何か分からない。でも美味しいなら気にしない。どんだけ炭水化物好きやねん、と言われようとも気にしない。





というわけで、お昼の定食「寿司と山菜うどんのセット」。これで500円でっせ。このご時勢で安いでっしゃろ。

寿司をモグモグ食べてはガリをがりがり、うどんをズルズルすすり、つゆで腹に流し込む。うどんも別に普通のもんですが、ダシがよく効いていて美味しいです。山菜なんてきっと中国産の水煮をのっけただろうけど、それでも山菜は山菜。好きなんですよ。


寿司は、まず大阪人の大好きなお稲荷さん。甘辛でゴマの香りがして美味しいです。
カッパ巻きとシンコ巻き。安いからといってバカにしてはあきませんで。キュウリはみずみずしくパリパリ感がありますし、お新香は反対に甘味と塩味を抑えて素朴なものを使っています。それに巻いている海苔が美味しいですし、ぐりぐり詰めて巻いてなく、口に入れると酢飯がホロッとほぐれる絶妙な握り具合。





定食で唯一の華があるとすれば、この紅白の２貫でしょう。マグロとイカですが、それぞれ香りと甘味があって旨い寿司でした。質素ですが縁起を担ぐのも卸売団地らしいところかもしれません。


たかが定食、されど定食ということですな～。あ～腹いっぱい。食べたら眠くなってきた。。。