• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

とのちゃん。のブログ一覧

2011年05月31日 イイね!

国旗掲揚・国歌斉唱を拒みます。

国旗掲揚・国歌斉唱を拒みます。こんにちは。
今日は息子が沖縄の修学旅行から帰ってくる日です。どんなものを見て、どんな話を聞いて、どんな歌を歌って、何を考えたか聞いてみたいと思います。
日本で唯一地上戦が行われた島…沖縄で当時の人から話を聞いた人はいくつもの疑問を持って帰ってきます。
「なぜこんな美しい島で戦争が起きたのだろうか」
「なぜ、琉球人は日本人として生きる道を選んだのか」
「なぜこんなに狭いところに米軍基地の75%が集中しているのだろうか」
そこには原因があり、過程があり、解決すべき課題があり、人間として、日本人として学ぶべき点がたくさんあります。沖縄については、必要に応じて書いていきます。

今回私が書こうと思うのは、国旗・国歌についてです。国旗・国歌法では我が国の旗は日の丸で歌は君が代であると定めているだけで、歌うことや起立することを強要してはいません。更に国会でも「定めるだけでありこれをもって国民を規制してはならない」と確認されています。「法律を守れ」というのであれば、それこそ「国旗国歌を強制するな」ということを意味することになります。公務員は国民全体に奉仕することを前提としているのであって、国家に奉仕するためにあるのではありません。

ましてや教育行政は一般行政からも独立した独自の機関として存在しています。教育委員会に行政が意見を言う権限はありません。それは戦前に国家の命令によって天皇の子として立派に死ぬことを教育が煽動してしまった反省からきています。あくまでも何を教えるかを決めるのは国家ではなく、教師あるいは教師集団が自主的な切磋琢磨に委ねられているのです。だから橋下知事は命令できないがために条例なるものをつくって網をかぶせようとするのです。

思想・信条の自由…自らの考えを尊重し国旗・国歌を拒否することができる
意見表明の自由…なぜ拒否したいのか説明する自由がある
宗教の自由…例えばクリスチャンだった場合、神教としての行為を拒否することができる
労働の自由…斉唱・起立しないことを理由に差別をすると不当労働行為で労基法違反となる

こうした憲法で明記したものまで、はく奪することは誰であってもできないのです。それは公務員であっても民間であってもです。だから、「公務員だったら法律を守れ」という一見短絡的に見れば当たり前のように見えることでも、同時に国の根幹にかかわる人間として生きる大事な権利まで奪われてしまうのです。今、なぜこうした問題に意義を唱える人に対して「起立しないなら北朝鮮に帰れ」などとヒステリックな罵声を浴びせるのか、私にはわかりません。


谷川俊太郎氏は「生きていること」という詩の中で

かくされた悪を注意深くこばむこと

と書いています。


「決まったことだから…」と深く考えもせず言われるままに歩いていたら、いつの間にか戦争に協力する立場になってしまった。「公務員だから守れよ」と言っていた君がふと顔をあげたら「戦争に協力しないお前は非国民だ」ということになって自分の身に降りかかっていた…そんなことだってあるんだよと、戦争を経験してきた谷川氏はやんわりと諭しているのでしょう。

私は「戦争を知らない子ども達」でしたが、それでも「戦争を知っている人たちの子ども」でした。私の父親は15歳で終戦を迎えており、松山の空襲を知っています。軍事訓練で自由を奪われた経験もしています。

私の伯父は35歳で満州で終戦を迎えました。「俺は何十人も殺してきた」が酔った時の口癖でした。酔っぱらっていた伯父は終戦の日のテレビドラマで「畏れおおくも…」という声が聞こえてきたとき、真っ青になりフラフラっと立ち直立不動の姿勢を必死でとっていたのを覚えています。その伯父は絶対に君が代を歌いませんでした。日の丸を家に掲げようともしませんでした。この旗と歌のもとに人殺しをしてきたことの後ろめたさが晩年まで彼を苦しめていたそうです。

明治政府は外交の必要性に迫られて一応国旗と国歌を決めましたが、国として旗や歌を周知することなんて考えてもいませんでした。また国民も自分の国の国旗と国歌を知らなかったのです。ところが日清・日露戦争のころから戦意高揚の道具として使いだし、特に日中戦争のはじまりとともに、教育の現場に持ちこまれていったのです。国民が意識した国旗と国歌の歴史=戦争の歴史といってもいいくらいのものでした。それだけに戦争を知っている世代や侵略された国の人々は、日の丸と君が代は血ぬられた歴史であると記憶しているのです。

「私は戦争を知っている人たちの子ども」として、何も考えずに平気な顔をして起立したり歌うことはできません。拒否する時、とても緊張しますし、他の人の視線も気になりますし、奇異な目で見られないだろうかと心配ですし、とても勇気が必要です。できれば波風立てるようなことはしたくないですが、私の中の良心が許さないのです。そんな私でもこの国は日本人として生きることを許してくれているし、この国に生まれてよかったと思っています。もちろん起立したり歌っている人のことを嫌いになったりしませんし、けしからんなどとも思いません。「みんな違ってみんないい」のだと思います。ただ、私の場合、「違うことを許さない」上からの圧力には抗したいということだけなのです。


Posted at 2011/05/31 16:04:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年05月30日 イイね!

眠り薬をください私にも・・・

眠り薬をください私にも・・・こんにちは。風が過ぎて、少し晴れ間も見える岸和田。

チチチチ…さっそくひばりが青空めがけてのぼっていき、おじいさんはよっこらしょと畦に座り湿った畑に目を細めています。

黄色い帽子にランドセルの小学生はクルクルと回りながら走り、部活のなかった中学生は前髪をいじりながら、おしゃべりしながら、携帯にメールを打ちながら歩いていきます。」

この時間のショッピングセンターは車いすマークをつけた車が多くとまっています。ヘルパーが介添えしながら買い物をしていく時間。おそらくグループホームの利用者と思われる男性が3人、若い女性のヘルパーと相談しながら買うものを考えているようです。「今夜は何を食べようと思ってますか」「・・・焼きそば。」ゆっくりとした時間が流れていきます。

今日は私は仕事を休んで神経内科に行ってきました。
先生と相談して先週から夜に飲む薬をとめてみたのですが、昼間の目まいはなくなったものの、今度は眠れなくなってしまいました。そこで今日からは睡眠薬を処方してみることにしました。これでスッキリ体に合うといいのですが。

息子は台風の合間をぬって無事に沖縄についたようです。昨日はきっとガマに入ったり、基地を見たり、戦争体験を聞いたりできたのでしょう。今日はきっと海に入ることはできないでしょうから、ちゅら海水族館などを満喫していると思います。明日お土産を買って帰ってくる予定です。

明日は何とか仕事に行きたいものです。


Posted at 2011/05/30 16:11:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年05月28日 イイね!

世界は歌う

世界は歌うおはようございます。

明日から沖縄に修学旅行の息子は「やった、台風あした沖縄を過ぎてるやん。ラッキー」と喜んでおります。

「ちょっとまて息子よ。明日の朝には台風はどこに接近している?沖縄は晴れているのに、関空が台風で飛行機が飛ばなかったら、これほど惨めなことはないではないか。」と優しく指摘してやりました。

息子は「ア~神様~!」と頭を抱えていました。大丈夫、きっと晴れるよ。


ニュースは俳優の山本太郎さんが反原発の活動したことから、仕事を断られ、事務所や他の俳優に迷惑をかけられないと事務所を辞めたということが話題になっています。自分の良心に正直に行動することは素晴らしいことですし、尊重されなければなりません。「この問題に口を閉ざしてしまっては子どもたちに胸を張れない」という彼の言葉は胸を打ちます。

問題は、ひとりの人間が声をあげたとき、それを受け止める側の民度=民主主義の度合いが未成熟な私たち社会のほうにあるのではないでしょうか。個人の自由と社会とを対立させる考え方が今なお日本には色濃く残っています。それは封建制度の名残でもあります。時として社会の上に個人を否定する、そうした考え方は、個人の存在意義まで否定しまいます。私たち日本人の多くは、本当の意味で「個人の尊厳・人間尊重=自分とは違うその人を受け止める」ことに慣れていないのだと自覚するものです。

1979年、スリーマイル島での原発事故を受けて、1980年に行われた反核コンサートが開かれたそうです。このCDを私は持っていませんので、一部分をyou tubeで聴いただけです。それでもボブ・ディランの曲を聴いているだけでも当時の雰囲気が伝わってきます。これを聴いた人の評価を抜粋すると…

「ドゥービー, ジャクソン・ブラウン, CS&N, ジェームス・テイラー, カーリー・サイモン, B.スプリングスティーン&Eストリート・バンド, ライ・クーダーそしてチャカ・カーン。ニコレット・ラーソンも懐かしい。一番の聞き所は、J.ブラウンの壮大な名曲"Before the Deluge"(フィドルはもちろんD.リンドレー)とボス& Eストリート・バンドにJ.ブラウンとR.バトラーがボーカルで加わった"Stay"でしょう。この2曲のためだけでも本作は持ってて損はしません。そして、このコンサートは直接的には反原発をテーマにしていますが、太陽光発電などエネルギー問題全般に意識を向けており、そのことはジョン・ホールが中心になったこれまた名曲・名演の"Power"やCD添付のブックレットに表れています。石油価格高騰・地球温暖化の危機が叫ばれる今日、この四半世紀以上前に行われた歴史的コンサートを再認識するのは意義あることと考えます。といって、本作が1つのイデオロギーに凝り固まった聴きにくい作品に仕上がっているわけではありません。それは、曲目から明らかです。リスナーは、この70年代アメリカン・ロック・シーンの輝かしい瞬間の記録をゆったりとした気分で楽しめるでしょう。」

…ということです。

このコンサートは、実はスリーマイル事故があったから開かれたわけではありません。毎年反核コンサートとして開いており、核兵器を廃絶する運動から今では環境問題も含めて営々と続けられているそうです。今年のコンサートはきっと「震災支援」のコンサートになると思います。なにか、お祭り騒ぎの好きな人がたまたま事故があってはじめたような一過性のものではないということです。

日本ではこうしたCDを出して東芝からパージされた故忌野清志郎氏に代表されるように、声をあげることそのもを躊躇してしまうような雰囲気があります。しかし、アメリカではそんな決意など必要のないほどに簡単に自分の意見を主張しますし、そのことで色分けをしてヒステリックに非国民呼ばわりする人もなく、たんたんと受け止めています。もちろん黒人問題や宗教問題など数百年にわたって沈澱した問題ではそのしがらみからは払しょくされてはいませんが、それでも個人の意見を受け止める土台としては、日本よりもずっと器が広く感じられるのです。

そもそも山本氏の主張や行動が、どうしてこんなに注目されるのか、違和感を覚えます。ワイドショーで取り上げなければならないほどの事件なんでしょうか?こういうことを話題にしながら「そうは言ってもやっぱり原発は必要だよね」というメッセージを広げていく意図を感じるのは私だけでしょうか。


Posted at 2011/05/28 11:23:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年05月27日 イイね!

雨の日は

雨の日はこんばんは。今日は体の調子が悪く仕事を休みました。

別に仕事を休むのに理由を言う必要は法的にはないわけです。もし説明するにしても「体調が…」で構わないのかもしれません。でも同僚に迷惑をかけると思うと、それなりの理由を話さないといけないような気がして、いや、休む理由を言うことで免罪されたいという思いもあって、「どう説明しようかな?」と考えてしまいます。

うつ病なんて症状を話しても、そのしんどさを理解するのは至難の業だと思います。経験した人しかわからないし、あるいは経験した人の病状だってそれぞれなんですから、全部が同じしんどさではないのです。結局、いろいろ考えた結果、休みますだけ伝えて電話を切りました。


子どもの頃、雨の日はやっぱり嫌いでした。でも学校からの帰り道、晴れた空を仰ぎながら水たまりの水を跳ね上げながら歩くのは好きでしたね。

今は大阪でも放射能が観測され、雨の日は子どもを外に出したくないなと思います。放射能が水にとけて降り注ぐ。水道水は大丈夫だろうか・・・?などと思うわけです。黒い雨とまではいかなくても、体に蓄積されていく放射能が、病気や遺伝子の破壊となって影響してくる恐れは拭えません。

いろんなことを気にしていては生きていけないよ…そう言いたくなる自分がいて
目をそむけてとりかえしのつかないことになって後悔するのは自分なんだよ…とも言う自分もいて
そのはざまに放射能が積もっていくイメージが頭の中をグルグルしているわけです。やっぱこれってうつ病ですよね…笑)

いずれにしても充分な情報も公開されないままでは、手の打ちようがありません。というわけで、雨の日の今日、私は一日中布団をかぶって寝ているのでありました。



Posted at 2011/05/27 18:46:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年05月26日 イイね!

人間をさぼろう。

この動画、思わず笑ってしまいました。




脱力系、あるある系のひとつと思われますが、ピーピングライフというところがこのアニメをつくっています。ここのテーマは「人間をさぼろう。」他にもいくつものバージョンがあるみたいなので、気になる人は探してみて下さい。


このピーピングライフの音楽を担当しているのがdetune.(でちゅーん)という郷くんと石塚くんとうい男性2人組のユニット。声を聞いたら女性に思えますが、男性でした。2007年から活動を開始して、2009年に出したセカンドアルバム「sono」にピーピングライフのテーマソング「さとりのしょ」が収められています。こんな感じの好き。





さとりのしょ

自然界の一部に憧れ 僕も参加したいと思ったら
残念でしたまだ きみは修行が足りない
ならさとりのしょを

手にとってゆくんだ ぼくはやがて
土になってゆくのさ 何も見えない
でも生きてくんだ
だれかのためにと いいつづけて
呆れられながら行く
待っててね

歌声が届いたら 悲しみが戻るかな

子供が一人で泣きわめく
母親はどこ行った 謎だ
おっきな木なら君を
のぼらせたげてなぐさめれましょう

絵にかいたような街はやがて
月にもできるんだ 星が消えない
でも生きてるんだ
今ここで海や山や空で
鮫や蜂や梟が ごった煮で

歌声が届いたら 僕は救われるかな
言い訳をなしにして やり直しできるかな

手にとってちょうだいな
ぼくのサンプリング
きになってちょうだいな
誰も止めない そんで生きてるんだ
対話してんだ つれだってゆくのさ
自然と町と花と木漏れ日と雨と虹と
泣きやんだ子供と大きな木と海と山を越え
裏側まで光ファイバーを見下して
牧師と天使と森と精霊とお地蔵と待ち人と
君と僕と
Posted at 2011/05/26 11:08:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「悪寒がして地元の内科に来ています。3日前に嫁さんコロナに感染しているので確定かと(´;ω;`)」
何シテル?   03/31 11:07
2010年12月にうつ病と診断される。 現在、投薬を続けながらリハビリ勤務中。 てきとー。 ぼちぼち。 がんばらない。やりたいことだけやる。をモ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/5 >>

12345 6 7
8 9 10 11 12 13 14
1516 1718 19 2021
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31    

リンク・クリップ

シェアスタイル LEDルームランプセット 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/12/22 20:57:05

愛車一覧

スズキ ジムニー スズキ ジムニー
MTに乗りたくて中古のジムニーを探していました。前のオーナーの方は岡山県に住んでおられる ...
マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック) マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック)
20年ぶりにVWを離れてMAZDAにした。 嫁が事故で全身ムチウチになったので、コンパク ...
ホンダ N-WGNカスタム ホンダ N-WGNカスタム
ムーヴからの乗りかえです。1年半落ちの中古。 ムーヴと比べて静か。ドアからボンネットか ...
フォルクスワーゲン ポロ フォルクスワーゲン ポロ
2010年5月下旬やっと納車されました。 ゴルフⅤと突然お別れしたので1.2TSIを待つ ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2005年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation