むかーし仲間とやっていたキャンプは、ボーイスカウトの常宿となっているキャンプ場がメインでした。
ボーイスカウト出身者がキャンプリーダー的な感じだったのと、メンバーが全員おおらかな性格だったせいだと思います。
「ここ、空いてるよ」って言われると、喜んじゃう無邪気なメンバーばかりだったのでした。
ボーイスカウト教育の性質上、一から十まで自力でなんとかする系のキャンプ場=なんにもないキャンプ場が中心で、いつも空いている代わりに決して眺めがいいとかそういうところではなかったですね。
概ね林間サイトで、沢づたいの場所が多かったです。
沢づたいの場所が多いのは、水を引く関係だと思います。
で。
考えてみると、湖畔でキャンプらしいキャンプをしたことがないのですね。
本栖湖では毎年家族でキャンプしていたのですが、当時甥っ子が幼かったこともあって、バンガローを借りて隣にテント「も」張るっていう感じでした。
そこで今回は、静かな湖畔でのキャンプを満喫してみよう!と思って、
西湖自由キャンプ場へ行ってきました。
ここ、日によりますが概ね平日は予約不要=早い者勝ちです。
チェックアウトが11時なので、前泊でサイトが埋まっていると11時以降でないと入れないことになります。
9時メドで行ってみて、空き状況次第だなと。
幸い湖畔のサイトに空きがあってすぐに入ることが出来ました。
A3のサイトです。
Aのエリアが一番サイト使用量が高くて2000円。
その他に一人当たりの宿泊キャンプ料が1000円。
合計3000円と、かなりお安いキャンプ場だと思います。
さて今回、ソロとしては初のオートキャンプです。
サイトに車を横づけ出来るなんて夢のようです。。。
久しぶりに荷物に制約のないキャンプになりました。
と言っても貧乏性なので、テント・テーブル・椅子以外はいつもと変わらなかったですが笑
テントはホールアースのアーストリッパーSCという製品。
前室が広くて、フルクローズにした状態で前室で煮炊きができるのが冬キャンプでの最大のメリットです。
元々オガワのヴィガスというテントがソロ用として欲しい第一候補なのですが、いかんせん重いし高い。。。
アーストリッパーはヴィガスを一回り小さくしたイメージのテントです。
ヴィガスより少し軽い(ヴィガスは9kg、アーストリッパーSCは7.5kg)し、少し安い(ヴィガスは約7万、アーストリッパーSCは約5万)。
その分ところどころちょっとチャチな感じはあったりしますが、そこそこいいテントだと思っています。
ポールを使えば、このように前室の先にさらに屋根を作ることも出来ます。
さて、当日は晴れ予報だったのですが、テントを設営した直後から雲が出始め、その後土砂降りになってしまいました。
早速フルクローズにして引きこもっています。
12時過ぎに雨は上がりましたが、その後スッキリと晴れることはありませんでした。
お昼は今回も豚バラ・ナス・ピーマンの味噌炒め。
バーナーは新しく購入したこれ。
無名の中華メーカーのものですが、火口が広く二重になっていて火力が強いので中華系の炒め物にはもってこい。
Amazonで2600円くらいだったのですが、もう販売されていないようです。
YouTubeでも見かけなくて、たぶん同じメーカーのもの?と思われるバーナーのレビューが少しだけありますが、あまり評価は良くないようですね。
安全性の考慮がイマイチ、ということのようですが、火器なので要は使い手の使い方次第だと思います。
私はとてもいい製品だと思っています。
お昼を作って食べた後、湖畔をグルッと半周くらい歩いてみましたが、残念ながら対岸に小高い丘があって富士山は山頂部がチラっと見えるのみでした。
今回は焚き火もしませんでした。
するつもりだったのですが、吹きっさらしの湖畔で風も強く、大きな風防なしだと火の粉が飛んで火事を招きかねないと考えて断念。
全てバーナーを使っての調理なので、ちょー楽チン♪
夕方は豚汁(の鶏肉バージョン)を作り、
その後またおでん
これでもうお腹がいっぱいになってしまって、後はひたすら飲んで過ごします。
強い寒気が入ったせいで、時間が経つにつれて気温はぐんぐん下がっていきましたが、フルクローズ出来るのとパワーガス持参の効果でテント内はこの通りけっこう暖かでした。
遅くまで前室で本を読んで過ごし、夜半過ぎにシュラフに潜りました。
カリンシアはまだ届いていないので前回と同じシュラフですが、ハクキンカイロを腰にあて、すーすーする首元にネックウォーマーをつけたら温かく眠れました。
あと、やはりウールブランケットでシュラフを巻くのはかなり効果的だと感じました。
夜間の最低気温はこの通り。
↓
マイナス3.5℃まで下がったようです。
ちなみに内気の方が外気より寒いのは、昼前に土砂降りがあった関係で、外気温用のセンサーを完全に外ではなく、テント後部のフライシートの内側に置いたためです。
前室の正面はスカートがなく、隙間風が入ったのに対して、後部はスカートで隙間が覆われていたために前室ほど気温が下がらなかったようです。
※2022/01/25追記
年明けの氷川キャンプ場で気が付いたのですが、前室正面にもスカートはありました。内側のメッシュの方にスカートがついていました。西湖の時もその前に使ったときも、メッシュは最初に巻き上げて撤収するまでそのままだったので気がつきませんでした。
お詫びして訂正させて頂きます。
テント内でマイナス3.5℃という寒さだったので、朝起きたときには車もテントもガチガチに凍っていました。
テントの中は結露が凍っていて、テントの外側は夜露が凍っている状態。
湿気取りシートをテント内に何枚もぶら下げておいたのですが、ほとんど役に立ちませんでした。
せめてテント内の結露をもう少しなんとかしたい。
いいアイデアがあったら教えてくださいませ。
ブログ一覧 |
アウトドア | 日記
Posted at
2021/12/17 00:08:47