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ポチ7号のブログ一覧

2022年08月30日 イイね!

北八ヶ岳縦走の反省会にもとづく課題の改善

北八ヶ岳縦走の反省会にもとづく課題の改善先日の反省会に基づいて、装備の改善を図っています。








1.グローブ

いつも使っているタクティカルグローブは撥水でも防水でもないので、濡れた岩・濡れた樹木を掴みまくった北八ヶ岳縦走のときにはテン場に着く頃にはグローブがぐっしょり濡れていました。

夏場で気温も明け方8度というくらいだったのでよかったですが、もっと気温が落ちる状況だと体温を奪われてしまいます。

あれからけっこうあちこちの登山用品店でよさげなグローブがないかと探してみたのですが、決定打を見つけられませんでした。

撥水や防水の登山グローブって擦れとか突起に弱そうなものが多いのですよね。

うーん。。。

ということで、Amazonであらためて探してみて、使えそうだなと思ったものを2つ購入しました。

ひとつはこれ。


北八ヶ岳縦走で使ったタクティカルグローブと同じブランド(WTACTFUL)のもので、撥水の製品。

こちらは既に届いていて、はめてみた感じではなかなかよさそうな感触です。

もうひとつはこれ。


これは一番古くから使っているタクティカルグローブの防水バージョン。

まだ届いていませんが、手には馴染むだろうと思います。

防水となっていますが、布目っぽいところから浸水しないのか、また蒸れがどの程度かが気になります。

★追記
届いたものは以前購入したのと全く同じもので、防水仕様ではありませんでした。こーゆーとこだよなぁ、中華製品買ってて嫌気がさすの。


2.テントの結露対策

自立式でダブルウォールの軽量テントも一応は探していますが、なにせ高額になるのでそうおいそれとは買い増しできません。

そこでこれまたAmazonで吸水スポンジを購入しました。


一番でっかいものを買って、手頃な大きさにカットして使います。

届いて開封したとき、ん?なんか湿ってないか?と思ったのですが、後に判明しました。

このスポンジ、乾燥するとカッチカチになり、水分を吸うと柔らかくなります。

なのでちょっとだけ湿らせた状態で密封して届けられたのでした。

厚みも弾力もあるので湿らせた状態でも嵩張るし、乾けばカッチカチでこれまた嵩張ります。

ちょっと悩ましい。。。大き目の普通のスポンジの方がいいかなぁ。

潰せばぺちゃんこになるもんね。



3.ペグが効かない問題

非自立式テントなのでペグが効かない場所だと倒壊してしまいます。

大きめの石がゴロゴロしている場所ならそれを使えばいいのですが、小石はあっても大石がないとか、そもそも石がない場所だとお手上げです。

こちらもテント自体を買う対処も考え中ですが、とりあえずこんなものを入手してみました。


メッシュアンカーといって、これに石を詰めて重しにするものです。

石がない場所だとしても、ゴミ袋代わりにしているZiplocに土を詰めてそれをメッシュにくるめば重しに出来ます。

それに装備の重量がほとんど増えないというのがいい。

私のテントはペグダウンが8カ所あるので8個購入しました(2個1セットなので4セット)。

これは近いうちに試しておきたいです。

どの程度の重さにすれば引きずられないのか、やってみないとわからない。

ペグ代わりに大きな石を使った経験からすると、けっこうな重さが必要だと思うのです。

出来れば風が強い日に試しておきたいですね。

山の稜線のテン場だとけっこうな風が吹くので、本番でオタオタしたくないしテントを飛ばされたくない。


4.テントが思いのほか周囲を占有する


4隅と横方向はまあ一般的なテントと同等なのですが、問題は前後です。

前側だけだったらなんとなく許容範囲な気がします。

「前室」という大義名分がありますから。

2名用なので2人がそれぞれ独自の出入り口を持てるよう前後ともに前室があり、従って後方も前方と同じだけフライが張り出しており、さらに先の方にロープが伸びている、ということになります。

けっこう気がひける占有率だと感じます。

ハイシーズンの日本アルプス有名どころのテン場はどこもこんな感じなのです。


今回の双子池のテン場では他の方のテントと隣接するような場所ではなかったのですが、サイトがどこもあまり広くはなくて、なるべく平な所に張るためになるべく後方に寄せて設営したかったのですが、後方のペグ位置のせいで寄せきれませんでした。

苦肉の策で後方はペグを使わず熊笹にロープをグルグル巻いて引っ張るようにしてなんとか後方に寄せています。


これはもう別のテントを買う以外に手はありません。

当面はギチギチになりそうな時期やテン場を避けるしかないです。
Posted at 2022/08/30 15:06:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | アウトドア | 日記
2022年08月27日 イイね!

うわぁ、イヤなもん見ちゃった。。。

連休があったのですが、先日の北八ヶ岳縦走のときの装備を洗ったり干したりしなきゃならなかったのと、天気予報もずっとよくない感じだったので山にもキャンプにも行きませんでした。






家でウダウダしているときにAmazonが「アンタにお勧め」といってひょいっと出してきたB級っぽい映画を何の気なしに見たのですね。

パッケージの絵はちっちゃくてなんだかよくわかんなかったし、説明も読まずに見たのです。

2014年のカナダの映画でBackCountryというヤツ。
邦題はBlack Footになっています。

※ちなみに日本版のパッケージはもろネタバレなので敢えて貼ってません
 ま、オリジナルだって十分ネタバレですが。

実話ベースなんですが、これ見ちゃうとソロで登山とかキャンプするのがめっちゃ怖くなる。

うわぁ、イヤなもん見ちゃったなぁ。。。


あ、でも、登山やキャンプする人なら逆に見といた方がいいのかも。

主人公の彼氏がめっちゃ反面教師的に描かれているので、そういう意味ではリスクマネージメントの教材だと思って見といた方がいいですね。

ほら、教習所で見せられる事故再現ドラマ、あれあれ。

あれの登山・キャンプ版で、かつめっちゃリアルなヤツだと思えば間違いないです。




もっとも、6か月免停とかで講習受けにいくと、かなりエグイ事故の実映像をイヤというほど見せてもらえるけどね。
Posted at 2022/08/27 15:56:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 大自然の猛威 | 日記
2022年08月24日 イイね!

北八ヶ岳縦走の反省会と装備について

北八ヶ岳縦走の反省会と装備について忘れないうちに反省会です。








服装や装備と絡めながら、課題と対策などを考えていきます。


1.服装について
  今回は以下のような服装で臨みました。


 モンベルの半袖カットソー、ワークマンの4D超撥水ストレッチスラックス、無名メーカーのアームカバー、ダーンタフのメリノウール中厚手ソックス、そしてWTACTFULのタクティカルグローブ。

レインウエアはこちら。

上下ともミレーのティフォン50000ストレッチジャケット&パンツです。

これはレインウェアの革命的な製品だと思います。
薄くしなやかでストレッチが効いていて透湿性能がバツグンにいいのでソフトシェルとしても使える。
実際、今回も主にシェルとしてずっと着ていました。

あと、写真に撮り忘れてしまいましたが前から使っているNature Hikeのロングゲイター。


靴は先日買ったばかりのキャラバンGK-85。


防寒着としてユニクロのウルトラライトダウン。

テン場で夜になってから着て、そのまま寝ました。


服装についてはほとんど大きな課題はありませんでした。

春先は長袖のTシャツの上に半袖を着ることが多かったですが、夏場は半袖1枚にアームカバーの方が温度調整がしやすくてよかったです。

街中の移動時や登りで暑くなったとき等はアームカバーを外す、カットソーのジッパーを下ろす等で簡単にクールダウン出来ます。

ワークマンのパンツも動きやすかったでした。
いかにも登山パンツ、という感じじゃないものにしたくて選んだのですが大当たりでした。

立体裁断+ストレッチも効いていて、足の曲げ伸ばしで一切ストレスを感じることはなかったです。

撥水性については当然防水ではないですし化繊メインの素材に比べれば撥水性は落ちると思います。
一応着替えの方には同じワークマンの撥水性の高いクライミングパンツを入れておきましたが、今回行動中は雨がさほどひどくなることがなく、一方でびっしょびしょに濡れた笹や這松をかき分けて歩くことが多かったので、上にミレーのティフォン50000を着て、膝下にゲイターをつけておけばしっとりするほど濡れるようなことはありませんでした。

また、レインパンツも今回は履くことはありませんでした。



タクティカルグローブは大活躍でした。

登りも下りも濡れた岩・濡れた木の根だらけ

だったのと、想像以上に斜度もあった

ので、トレッキングポールを使うより丈夫なグローブの方が役に立ちました。

どんな場所でもためらいなく手をつく・岩を掴む・樹木をつかむということができますし、怪我をすることもない。

ただ、撥水でも防水でもないので、今回のように濡れた場所ばかりだとグローブもびしょびしょになってしまうのが欠点ですね。

夏はいいですが秋以降は致命傷になりかねないです。

これについては撥水性・防水性のある、丈夫なクライミンググローブを探したいと思います。

靴についてもGK-85を買って本当によかったでした。
柔らかいマウンテンクルーザー400ではあの岩だらけの下りはきつかったと思います。
ただ、ヴィブラムソールは期待したほどは濡れた岩・濡れた木の根ではグリップしませんでした。
木道でできた急坂だとドリフのコントみたいに滑って腹ばいにのびちゃう、ということもありましたし。


2.テント泊装備
ザックの中身はこちら。


いくつか写真に撮り忘れました。
⑰シュラフ

モンベルのドライシームレスダウンハガー900 #2です。
縫い目を極限まで減らすことでダウンが濡れるのを防ぐようになっています。
テントがシングルウォールで結露しやすいので値段は張りますがドライシームレスを選んでいます。

"900"はFP値(フィルパワー値)です。
FP値というのは、約30gのダウンがどれだけ膨らむかを表すものです。
900なら900㎤まで膨らむことを示し、数値が大きければ大きいほど良質なダウンの目安となります。

#2というのはモンベル独自の快適温度の目安値です。#1が最も快適温度が低い=温かいシュラフで、数値が上がると快適温度が上がっていきます。
#2は快適温度=0度です。

今回は持って行ったけど使いませんでした。
夜間は8℃くらいまで下がったそうですが、上半身にウルトラライトダウンを着ていたので、それで事足りた感じです。


⑱テン場で履く靴

ワークマンのライトスリップオン。320gと軽く、撥水加工がされていて、かかとを踏んで履けるようになっていてちょー便利。
なのですが。。。
今回はテン場も、テン場からヒュッテ(水場、トイレ)の間も地面がどろっどろのぬかるみで、とてもライトスリップオンでは歩けませんでした。


上記以外の装備は番号順に以下の通りです。

①トレッキングポール
 以前も紹介したことがあります。トレッキングポールとしてのほかに、テントポールとしても使います。

②CNOCのウォーターバッグ+ハイドレーションチューブ
 今回はこれをザックに入れてハイドレーションとして使いました。
 ただ、今回は1日毎の行程自体は短かったですし、要所要所に水場もあったのでこれに2リットル入れて背負うのは無駄でしたねー。いたずらに重量を増やしてしまった。

③着替え1式
 半袖のTシャツ、パンツ、メリノウールソックス、クライミングパンツが入っています。テントで寝るときの枕としても使いました。

④食料・カトラリー
 今回はせっかく観光地に行くので現地での食事を楽しみにすることにして、2日目の朝食+予備食1回分だけをこれに入れて持っていきました。

⑤セキュリティワイヤー
 最近キャンプに持っていってますが、今回は使いませんでした。

⑥、⑦照明類


マイルストーンのMS-H2というヘッドライト、MG-TRAILのミニオイルランタンモンベルのクラッシャブルランタンシェード、そしてCarryTheSunのソーラー充電式LEDランタンです。
全部合わせてバッグや予備の乾電池まで含めて350g。

マイルストーンのヘッドライトは
①充電式バッテリーと単4乾電池の両方が使える
②バッテリー単体で充電できる
③誤作動防止モード(意図せずにスイッチを入れても点灯しない)がついている
というように、これまでヘッドランプに抱いていた不満点が全て解消されていて、めっちゃいい。

CarryTheSunのランタンはソーラー充電で軽くていいですが、

天気が悪いと十分充電出来ないときがあるので、そういうときはヘッドライトにモンベルのクラッシャブルランタンシェードを被せてランタンにします。

MG-TRAILのミニオイルランタンは完全にロマン枠です。
今回はテントの周りに草が多かったので使いませんでした。


⑧クッカー

今回は料理らしい料理はしないのでこれだけ。
アルスト入れたまま持っていきましたが、ムダでした。

⑨バーナー
SOTOのフュージョントレックです。
コンパクトさには欠けますが、分離式(ガス缶に直付けでない)でジェネレーター付き、という条件を満たすものということでこれ。

⑩着火ツール
これはほとんど変わってません。

今回みたいにお湯を沸かすだけ、なら、こっちに入っているBRSのバーナーで十分で⑨は不要でした。

⑪バーナーパッド
山のテン場では基本的に焚き火は出来ないのでバーナーを使うことになります。
また、外にスペースが取れないことも多いのでテント内でバーナーを使うために用意しました。
今回は使う場面がありませんでしたが。

⑫日用品ポーチ

とにかく細々したものが入ってます。
一番大事なのはウエットティッシュとゴミ袋代わりのジップロックですかね笑
主だったものだけ出して見ましたが、これ以外にもまだまだ入っています。
アルコールストーブ用のアルコールもここに入っていて一番重量に影響しているので、どうしてもという理由がなければアルストを省いた方がいいと思いました。

⑬SOLのエスケープビヴィ
 シュラフカバーとして使います。
 テントがシングルウォールで結露しやすいので。
今回はウルトラライトダウンを着ただけで寒くなくてシュラフを使わなかったのでビヴィも使いませんでした。

⑭グランドチェア
 どうしようかと思ったのですが、初回はなるべく持って行きたいものを持って行って、重たかったら次回から減らす工夫を、ということで今回は持っていきました。
結果、やっぱり重かったですね。
あと、テン場に着いてからの方が天気が悪化したのと、バスの時間の関係でせっかく晴れた2日目もチェアでくつろぐような場面は作れませんでした。
次回は置いていくかな。。。天気とルート次第ですね。

⑮マット
 GearDoctorのApolloAirです。R値=5.2で超軽量。
 今回マットはこれ1つで行きましたが、やっぱりクローズドセルのマットが欲しい気はしました。

⑯テント
 Lanshan2 Proです。
 シングルウォールなので、今回のようにタープなしで雨に降られるとめちゃくちゃ結露します。逆にタープを張れば思ったほど結露しません。


3月末のなみのこ村がこのテントのデビューで、土砂降りの雨に見舞われて気温もかなり下がったのですが、タープを張っていたおかげで結露はしませんでした。

今回も夜がずっと雨で、タープなしだったので結露がひどく、テントを干しているような時間もなかったので、2日目の荷物の重量が大幅に増した最大の要因になりました。

ミニタープとして使っているグランドシートは実は今回も入れてあったので、タープを張るためにはポールを2本とガイロープを追加で持つことになりますが、そうすると雨が降らなくても重量が増えることになるのでちょっと悩ましいところです。

あと、自立式でなくトレッキングポールを軸にしてロープを張ることで立ち上げる訳ですが、案外周囲を広く占有してしまいます。
山のテン場って混雑時は押し合いへし合いして張るようになるのでちょっと肩身の狭い思いをしそうな気がしています。
また、ペグの効かない場所だと簡単にペグが抜けて倒壊してしまうのも難点です。岩がゴロゴロしている場所ならペグ代わりに石を使う手もありますが、今回の双子池のテン場は石があまりなくて、雨で地面がぬかるんでペグの効きも悪かったので倒壊しないかヒヤヒヤしました。


<総括>
ウエアについては夏場は現状で大きな問題なし。
まあ、靴底についてはああいうびしょびしょのときに皆さんがどうしているのか知りたいですね。
あと、撥水or防水のクライミンググローブを探します。


装備については体力に問題があるだけに、もっとシビアに無駄を省く必要があると感じました。
それに今回のような岩ゴロゴロ、木の根っこばしばしな登山道

だと、荷物が重い=リスクに直結する感じです。
とにかく無駄なもの・不要なものを省いて軽量化せねば。

それからテントの結露や雨による濡れも想像以上の重量増につながることがわかったので悩ましいです。
キャンプだと撤収までに乾かせることが多いのですが、登山ってとにかく暗いうちに出発したいので乾かす暇がないのですよね。
吸水スポンジ的なものを持って行ってなるべく拭き取ってからしまうか。。。撤収時にまだ降ってたらダメですが。
あとは自立式&ダブルウォールの軽量テントを探す手もあります。
(お金が飛んでいく)


やっぱり体力(脚力)強化が一番の課題ですね。。。
Posted at 2022/08/24 12:37:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月19日 イイね!

北八ヶ岳テント泊縦走 1回目

北八ヶ岳テント泊縦走 1回目ついに念願のテント泊登山&縦走デビューしました!









最初の頃に考えていた候補地はトップシーズンの今はものすごい混雑らしくめげてしまいました。

その後、公共交通機関で行けて1泊2日に収まる手頃なルートを漁りたおして、ようやく候補地を決めました。

デビューの地は。。。

北八ヶ岳です!

北八ヶ岳と言えば白駒池周辺の苔の森が大好きでもともと行きたい候補地に入っていたのですが、やっぱりデビュー戦はきっちり山を登らねば!と思って、体力的に無理のないレベルで、でもしっかり登山も組み込んだルートというのを自分なりに組んでみました。


なお、18日は朝から雨で午後になってから雨が上がるかも、という感じでしたが、休みが全部晴れの日になるのを待っていたら全然山へ行けなかったので、2日目が晴れそうなら行っちゃえ!ということで、今回は雨天覚悟で出かけました。

装備については近々また別に公開したいと思います。



<Day1>

まず、北八ヶ岳ロープウェイで山頂駅(坪庭)まで上がります。



この時点で気温は14℃。ガッスガスで何も見えないし、風もかなり強い状況です。

アームカバーをつけシェルを着て、足元もゲイターをつけて歩き始めます。



ロープウェイは満員でないにしろそれなりに人が乗っていたのですが、北横岳に向かって歩き出したとたんひとりぼっちに笑



50分ほどで北横岳南峰2471.6mに到着。


ガッスガスでしかも強風が吹き荒れていました。

さらに少し歩くと北峰2480mに到着。


これまたガッスガス。。。

しかも強風はつのるばかり。

予定ではここで昼食でしたが、立っているのがやっと、みたいな風が吹き荒れているので断念。

少し下った樹林帯で立ったままおにぎりを食べました。

そしてここから先はスマホの電波が全く入らない状態に。

亀甲池に向かってどんどん下っていきます。

途中には北八ヶ岳特有の苔の森も。



亀甲池で小休止して、


この日の泊地、双子池を目指します。

双子池は雄池と雌池がありますが、テン場になっているのは雌池です。



この2枚の写真のように、一瞬雲の切れ目からおひさまが顔を出すこともあるのですが、すぐ雲に覆い隠されてしまいます。



双子池ヒュッテのテン場は、テントを張れる場所はかなり少なく、事前予約が必要です。


テント1張り1000円、テント泊1人500円です。

受付のある双子池ヒュッテに向かって歩いていたら、上の方からガサガサッ!と大き目の動物の動く気配が!



シカでした。

青梅でお馴染みなので特に感じるところもありません笑

受付を済ませてから空きエリア探しです。

ここにしました。



立地はあまりよくありません。

池に向かってやや下り坂になっていますし、下もドロドロです。

でも、この他には池から離れた森林帯の場所しか残っておらず、もっとドロドロの地面でした。

夕食は予約しておけばテント泊でもテイクアウトの形で提供してもらえます。

ハンバーグカレーが美味しそうで予約しておきました。

18時に取りに行くと、雨だったので特別にテント泊の人も食堂で食事を摂れることになりました。



忖度なしに言うとまあたいしたことはないカレーなんですが(笑)、やっぱりシチュエーションってのは大切で、こういう場所、こういう時に食べると十分美味しいです^^



さて、夕食を終えていつものようなキャンプ場でのキャンプなら焚き火をしながら知り合いとLINEで話したりして過ごすのですが、焚き火はできないし電波は入らないしでやることがありません。

早々にシュラフを被って寝てしまいました。
※シュラフではなくウルトラライトダウンの間違い




4時半頃に目を覚まして、テント内での片付けからスタート。

5時半には全て撤収して、簡単な朝食(スキンミルク大さじ4を200ミリリットルの水で溶いて、フルーツグラノーラを入れたもの)を済ませ、6時頃スタート。

大河原峠~双子山を目指して登っていきます。

頭よりも高く繁った、びしょびしょに濡れた熊笹をかき分けながらの登攀です。

昨日からの雨で地面もぐっちゃぐちゃ。



大河原峠のあたりが展望がよくて気分が晴々します。



登り切ったら大河原峠登山口までどんどん下っていきます。



そして今度は蓼科山目指してまたまた登攀開始。

途中に佐久市最高地点の碑があります。



ゴロゴロ岩と泥濘と濡れた木の根に悩ませられながらヒーヒー言って登っていって、蓼科山荘に到着。


ここを出てからの30分が蓼科山名物の岩稜帯激登りになります。

写真を撮る余裕は全くありませんでした。

ちょーしんどい。

蓼科山なめてました。

少なくとも初心者が15kgのテント泊装備背負って登るようなところではないです。。。

このちょーしんどい岩登りをクリアすると山頂ヒュッテです。



山頂ヒュッテからさらに山頂を目指します。


蓼科山、標高2530m登頂しました♪


この景色!
頑張って登ってきてよかったです^^


もう一度山頂ヒュッテに下って祝杯♪




30分ほど休んで出発です。

この後は蓼科山登山口に下ってバスで茅野駅に戻るのですが、最終のバスが14:35。

下りのルートはコースタイムで2時間なのですが、最初が岩稜帯、その後も岩稜帯ではないにしろ岩がゴロゴロの激下りでペースが上げられないため、山頂ヒュッテのルート表示には200分と書いてあります。

200分?!

3時間20分でんがな。

ましてや、昨日からの重荷を背負っての縦走で足はガッタガタだし、どれだけかかるの?!

バスに間に合わないとヒッチハイクをするしかない場所になるので、早々に出発しました。

11時出発。

スタートがこれ。


岩稜帯の崖っきわで高度感もあるので、重荷を背負ってだとかなり集中しないと危ないです。

この崖をクリアした後も、大河原峠登山口からの登りと同様に岩がゴロゴロの急坂下りなのでとにかくつらい。

なんとか下り切ったのが13時半。


やっぱり2時間半もかかりました。

それでも大半の人は同じようなペースだったと思います。

ひとりだけ、たぶん30才台の男性ですが、腕組みをしたままひょいひょい下っていく天狗のような人に抜かれました。

まあ、私のとは比べ物にならないくらい軽そうなザックでしたが、いくら荷物が軽くてもあれは無理だ。

さて、せっかく頑張って下ってきたのに、頼みの綱の女乃神茶屋は閉まっていました。


これ以外は本当になんにもない場所なので、仕方なく日陰の空き地に寝っ転がってバスを待ちます。

あ、アラームはセットして、ね。

乗り過ごしたらえらいこっちゃなので。



今回のルートとペースはこんな感じです。




1日目は雨・風・霧にやられ、2日目は蓼科山の登り・下りでやられた感じの山行でしたが、充実した2日間でした♪
Posted at 2022/08/20 08:19:38 | コメント(4) | トラックバック(0) | アウトドア | 日記
2022年08月13日 イイね!

ちょー私的な記録です あしからず。。。

ちょー私的な記録です あしからず。。。6月の下旬に初めてのちゃんとした登山シューズを購入したばかりなのですが、実は早くも2足目を購入してしまいました。。。





ちなみに1足目はこれでした。



mont-bellのマウンテンクルーザー400ワイドです。

岩稜帯でなければこれで十分だと思っています。

あ、靴紐はオリジナルでないものに交換しました。

オリジナルは蛍光イエローな感じの靴紐だったのですが、あんまり好みではなかったので^^;>

ちょー初心者の自覚があったので、スタッフさんに勧められたものを素直に購入しました。

比較的柔らかい靴なので、私のように登山靴に不慣れな人間にとっても違和感なく履けるモデルです。

逆に、これまで履いていたGT HAWKINSのトレッキングシューズと比べたときに、ややしっかりしていてややハイカット、というくらいの差でした。

靴そのものによる差よりも、登山用の厚手の上質なメリノウールソックスとSuperFeetのインナーソールでサイズ合わせをしたことによる違いの方が遥かに大きかったと思います。

逆に近々登山用のソックスでサイズ合わせをしてGT HAWKINSのトレッキングシューズを1足買い足そうかと考えているくらいです。




さて、7/18の甲州アルプスはこのマウンテンクルーザー400で行った訳ですが、いくつか不満点も出てきました。

最大の弱点は柔らかさで、岩稜帯や木の根がはびこっている場所を歩くと靴がよれて足首を持ってかれてしまいます。

そして第2の弱点は濡れた岩・濡れた木の根っこに乗ったときのソールの滑りです。

GTホーキンスのトレッキングシューズの弱点もまさしくこの2点なのですが、それと比べたときに価格差ほどの違いを感じられませんでした(価格はほぼ2倍です)。

もっとも、この弱点の原因のひとつは背負っていったザックの重さにもあります。

元々テント泊したい願望があるのでトレーニングも兼ねてほぼ毎回、日帰りでもテント泊装備(12~15kgくらい)を背負って歩いています。

なので、そもそも日帰りや山小屋泊までが前提の靴にとっては荷が重いに決まっているのですが、そうは言っても気になってしまいました。

買ったばかりなのでしばらくこの1足で行こうと思っていたのですが、2000~3000m級の山だと岩稜帯は確実に多くなるので、ガマンできなくて2足目を買ってしまいました。




8月3日の何シテル?で巣鴨の地蔵通りにいます、というのをアップしましたが、実はあの日の目的が新しい登山シューズ探しでした。

巣鴨には登山シューズのキャラバン(caravan)があるのです。

mont-bellもそうですが、caravanも日本の老舗メーカーで、日本人や日本の気候に合った製品を作っているメーカーだと思います。

スタッフさんのアドバイスをもらいながらいくつか履き比べて見て、結局その日のうちにエイヤッ!と2足目を購入しました。



選んだのはこれ。



GK85というモデルです。

キャラバンシューズには入門~中級くらい向けにcaravanとGrandKingという2系統があって、GK85はGrandKingの最上位モデルになります。



mont-bellのマウンテンクルーザー400と比べると、全体的にガッチリとした作りになっていて、特に足首のホールド性は段違いです。

またソールも高グリップで定評のあるビブラムソールになっています。



それから、マウンテンクルーザー400にはなかった靴紐止めフック(アイレット)があって(下の写真の黄色い丸のフック)、ここに紐をかけるとロックされて簡単にはゆるまないようになっているので、靴紐を締めあげるときに重宝します。





ただ、堅牢性が向上しているとは言えアイゼンの装着は想定されておらず、軽アイゼンやチェーンスパイクまでとなっています(コバがない)。

これまでも残雪期の山歩きは何度もあってチェーンスパイクは持っているのと、本格的な12本爪のアイゼンを使うような冬山は私にはまだまだ時期尚早だと思うので、今はこれを買っておけばどんな山でも対応できると考えました。




みんカラには特に上げていませんが、実はもうこの靴で2度登山に行きました。

履きこんでいないのでまだまだ固さはありますが、不快感や足が痛くなったりすることはありませんでした。

特に2回目のときには前日から右足の親指の爪の付け根が化膿していて、スニーカーなんかの普段履きだとちょっと爪先に力をいれたりすると圧迫されて痛くて山なんて登れるかわからん状態だったのですが、靴紐をキッチリ締め上げていれば足先は全く圧迫されることがなくて痛みもありませんでした。

ただ事前に家で試着して近所を歩いてみたときに、店で試着してみたときにわからなかった点として、右足の内側のくるぶし部分にベロの折り込み部分が当たって痛みが出ました。

Amazonにも同様のレビューがいくつかあったので、店で試着したときにも気にしていたのですが、なぜか店では痛みはなかったので、折り込み部分をいろいろ工夫してみて当たらない箇所を見つけてから山に行くことで解決しています。

あとはビブラムソールはグリップが良い分摩耗が早いと聞いているので、ソールの張替が出来るかどうかも気になるポイントでした。

GK85はソールの張替が可能だそうです。

ただ張替費用はけっこう高いようで、そこまで履きこんだら本体を買い替える方がいい、という意見も多いようです。

これは実際にそこまで使い込んでみてから考えようと思います。
Posted at 2022/08/13 20:47:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | アウトドア | 日記

プロフィール

「@馬肥 さん おぉっ❣いつの間にかこんなに話が進んでいたのですね!
娘さんのウェディングドレス姿、きれいです✨
おめでとうございます🎉🎊
姐さんのウェディングドレス姿も見てみたい😆」
何シテル?   05/23 14:24
ポチ7号です。 ぶきっちょです。 フォローしてくださる稀有な方にはホント感謝です。 ただ私不精でめんどくさがり屋で人見知りで、記録代わりに...

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E-5ATのシフトショックが直った話(かなりの長文でスミマセン) 
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