クリスマスから元旦まで、コロナにやられて自宅療養でした。
こんなに退屈なクリスマス~元旦は経験したことがありません。
家から一歩も出られない(時々駐車場に出て深呼吸はしてたけど)って、ホント苦しかったでした。
やることもないし、やる気も湧かないしで、Amazonとかヤフオクとかメルカリとか、そんなんばっかり見てました。
見ていたのは登山関係のものばっかりですね^^;>
冬山シーズンですが、本格的な冬山装備はなかなかお高いですし、経験値もないので早くても来シーズンと考えています。
でも、2000mまでの比較的雪の少ない山、チェーンスパイクや軽アイゼンで行ける山くらいは登ってみたい。
チェーンスパイクは持っているのですが、冬山向けのウェアがとにかく貧弱なんですね。
冬キャン△をこなせる程度のウェア=とにかく温かければいいっていうウェアならありますが、発汗量の多い運動をこなせる=保温と透湿を両立できるウェアは全くと言っていいくらい持っていませんでした。
秋口あたりから少しずつ買いそろえてきたものに、ここでグッとスパートをかけてみました。
一番最初に買ったのは、
10月10日の①mont-bell サーマラップパーカですね。
ダウンのように軽く、ダウンと違って化繊の中綿なので濡れても保温力が落ちず、透湿速乾性も高い。
1.8万くらいでした。
これの後に買ったのがこちら。
②ミレーのアルファライトスウェットⅡジャケット
ポーラーテック社のアルファを使ったジャケットで、ペラッペラなのに温かく、温かいのに汗蒸れ・汗冷えしない。
これまた1.8万くらいでしたが、セールで1.2万くらいで買えました。
③ミレーのワッフルウールニット
細ーいメリノウールを70%編み込んであって、ペラッペラなのに温かく、温かいのに汗蒸れ・汗冷えしない。
1.2万くらいでしたが、セールで8千円くらいになっていました。
この②、③は11月に実店舗で見つけて購入したものです。
そしてコロナ療養中に見つけて購入したのがこちら。
④KARPOSのVERTICEというフリースジャケット
フリースってあんまりいい印象がありませんでした。
なんていうか、温かさが暴力的で、温かいけど汗をかいたらビショビショになっちゃうイメージしかなくて。。。
ただ、思い返すと私が抱いているフリースのイメージって、街着とかせいぜいキャンプくらいのアパレルとしてのフリースウェアのイメージなんですよね。
街着だからとにかく温かければいい。
逆にスポーツ系のフリースって買ったことがありません。
だったらアウトドア系の、出来ればクライミングが得意なメーカーのフリースを買ってみよう、と。
日本でアウトドア系でフリースと言えばパタゴニアってくらい定番ですよね。
定番過ぎるしデザインもそんなに好きじゃないです。
日本に入っている登山系メーカーの中ならMONTURAはけっこう好き。
ここでハタ!と気づきました。
そう言えばKARPOSってヨーロッパじゃ有名だけど日本じゃあんまり見ない気がします。
KARPOSのマークはイモリのような手をモチーフにしていて、つまりクライミングからスタートしたギアメーカーなのです。
改めて探してみると、やっぱり見つからない。
詳しく調べた訳じゃありませんが、たぶん日本には輸入代理店がないんじゃないかと思います。
そこで海外の通販サイトで探してみることに。
Trekkinnというサイトが扱っていました。
選んだのがこのVERTICEというジャケットです。
これはとんでもなくいいジャケットでした。
温かさも半端ないのですが、それでいて汗ぬけがものすごく良くて、着てビックリの性能でした。
これは1.7万くらいでした。
この4商品、どれも価格に見合った高い性能を有していました。
やっぱりいいものは値段なりにいいのですね。
着るものにこんなにおカネをかけたのはバブル期以来です笑
ウェア以外にもひとつ買い物をしました。
テントです。
今、山とか徒歩キャン△で使っているLanshan2 Pro、とっても気に入っているのですが、強風時の設営が難しかったり非自立式の宿命として地面に左右される面があったりします。
またシングルウォールなので外気が下がるとどうしても結露しやすくなります。
そこで自立式のダブルウォールのものを探すともなく物色はしていました。
候補としてずっと残っていたのが
①mont-bell ステラリッジ2+エクステンドレインフライの組み合わせ
②NEMOのDRAGONFLY Bike Pack 2P
の2つ。
mont-bellのステラリッジは、日本の山岳テントのド定番です。
もうこれさえ買っておけば間違いはない!ってヤツですね。
夏に日本アルプスのテン場に行ったら、たぶん7割くらいはこれです笑
本体(インナー)とフライシート(アウター)が別売りになっていて、好きな色の組み合わせを選べるし、通常のフライシートや前室が拡張できるエクステンドレインフライを選べるのもいい。
本当によく出来た山岳テントなのです。
NEMOのDRAGONFLYはアメリカのロングトレイルハイカーがけっこうよく使っています。
そう言えば今使っているLanshan2 Proも、ヨーロッパのハイカーがよく使っているテントです。
登山メインではないけど、ロングトレイルでは4000~5000mという、日本にはないような高山も含めて歩くので、山泊もこなすキャパはあります。
ただ、強風に対するキャパという面ではやっぱり構造的に十文字ポール構造のステラリッジに分があります。
なんだかんだ言ってもやっぱり安心のステラリッジだよなーと思っていた矢先の12月29日、密林でNEMOのDRAGONFLYが突然2万円も値を下げました。
6.6万 → 4.6万!
この価格なら、ということでポチッと。
ちなみに、ホントに29日だけのスペシャルプライスでした。
翌日には6.6万に戻ってしまいました。
初張りの模様は
こちら。
設営は想像していたよりちょっと面倒でした。
もうちょい簡単だと思ってました笑
あと、テントの頭頂部を広くするためのリッジポールをはめるパーツが樹脂だったりして、ここ壊れちゃったら厄介だなとか思いました。
使い勝手はすごくいいテントです。
それが候補に残していた理由なので。
細部に至るまで、よく考えて作られているテントです。
それだけに、惜しい箇所が妙に気になってしまう感はあります笑
まあ、Lanshan2 Proと上手に使い分けていきたいと思います。