2017年01月09日
1月8日分ではテメーの勝手な先入観から見込み整備を行ってしまった事を書いた。
しかも「GOちゃん」氏より気遣いを頂き、恐縮しきり。 m(__)m
気を取り直してファンモーターに手を付ける。
たかがファンモーター、されどファンモーター。構造によってはダッシュボードASS'Yを外さなくてはいけない車種もある。例えば・・・
1号車DA6、2号車EF9。 (>_<)
たったアレだけの整備の為にダッシュボードを外すのである。心底アホだと思う。 (--###
オーナー各氏は御存知と思うがNSXは・・・
フード下!! Σ( ̄□ ̄!!!)
助手席足下に余裕が無いのだろう。何とも大胆・合理的な考え。お陰で整備性は抜群に良い。 (^^)
ファンユニットごと外してからファンモーターASS'Yを取り出す。どうせモーターなんてカシメか何かで非・分解式だろうと思っていたら・・・
分解可能!! \(^o^)/
様々な部分がネジ止め。分解してくれと言っている様なモンで、軸受にまで辿り着いた。それが、今日の画。
てっきりボールベアリングだと思っていたのだが、インナーレース、アウターレースといった概念が見当たらない。ナンジャコリャ。
だからといって柔らかい材質を使用したメタル軸受けでも無く、いわゆる「なんちゃってメタル軸受」。
故に「嵌め合い」といったものが無く、軸に対して抵抗無く収まる。
フライホイールのパイロットベアリングの様にシールされたボールベアリングを使用した方が良いのでは?
アウターレースはアウターレースで、ご覧の様にピロの様な形状をしており、この部分だけを見ればスフェリカル・ベアリングの様だ。
故に軸受本体の固定方法はクラッチのダイアフラム・スプリングの様な極めて簡易な方法を採っており、そう簡単にはボール・ベアリングに換装できない。 (TT)
因みに内径8mm、外径16.5mm。ここら辺は「北。」設計事務所へ外注に出したい気分。 (^^;
こういった形状の軸受が汎用品として出回っているのだろうか??ベアリング・キャリア、何とかしたいなー。
軸受本体をキャリアに戻し、軸を差して回り具合をチェック。こういった設計であれば、まずまず妥当な重さだと思う。
実は分解前に再びバッテリー直結にしたら動いてしまったのだが、オビタダシイ量のダストからコイツが原因と推定。存分にエアーブローを行い、復旧した。
コミュテーターはずいぶん減っていたし、本当は3号車より取外しておいたモーターASS'Yと交換したかったのだが、アチラは様々な部分が非分解式であり、作業時間も考慮し、見送った。
それにしても困った。何故あの様な軸受を使うのか。
目を疑う様なオビタダシイ量のダストが発生するのであれば、いかにシールされたベアリングといえども過酷であり、採用を見送ったのだろうか?
例えばダストが原因でコミュテーター付近をイタズラし、通電不良&軸受にも溜まり、回転が重くなる。
それでも通電を続け、「GOちゃん」氏より御指摘を頂いた様にリレー&パワートランジスターがパンク。とか。
ただし、コレは想像、仮説の域を出ない。それを重々承知した上で言わせてもらうと・・・
ネットには様々な情報が有った。NSXはブロアモーターが壊れやすく、云々、カンヌン、ナニガシ・・・みたいな。それでアッチが壊れた、今度はコッチが壊れた、とイラ付いている人も居た。
壊れたら交換すれば済む話だけど、何故壊れたのか、まで追求しているコンテンツが見当たらなかった。
果てはどこかから拾って来た情報を、テメーが作業した訳でも無いのに、知った様な書き方をしているヤカラ。
ホームページ時代はそれほど多くなかったが、ブログ時代になってから急増している様に思う。
例えば、VTECのスプール・バルブの件。転載の転載の、そのまた転載、みたいな。 (^^;
文章を見れば分かるけど、書いている本人が文章の内容を理解していない。
ワタクシ北山工房の様にココまで追及するのは極端として、ネットの情報で知った気にならず、多少なりとも手に油しては如何だろうか。 m(__)m
ア、それでネ。A/Cコントロール・ユニットの電解コンデンサーは全て「ニチコン」が使われていたヨ。(^^)ノシ
たださー、今回使う中で「マルコン」が2つ入るんだよねー。大部分は「日本ケミコン」だけど。
オタク過ぎるネタで失礼。 (^^;ゞ
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Posted at 2017/01/09 22:07:02 | |
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