
池袋の事故。
自分は休職中だけど本来はチャリンコ屋です。
主に電チャリ(電動アシスト付き自転車)の販売とメンテナンス(修理も)を仕事にしています。
テレビで見ていたら電チャリが真っ二つ。
ブリヂストンのビッケモブ。
こんな仕事をしていると、たまに事故車がやって来ます。
「車とぶつかっちゃって」
見ると前輪が曲がっていたり、前かごが歪んでいたり。
フロントフォーク、ハンドルが曲がっていたり。
酷い物でもフレームが歪んでいたりとか。
それがあんな状態に、、、
とてつもない力が加わった結果だと思います。
自分にも子供が3人。孫も3人。
歳も同じくらいです。
可愛い盛りの。
とても他人事とは思えません。
亡くなったご本人たちは勿論ですが、ご家族の事を思うといたたまれません。
団塊世代の方達は、若い頃にはバリバリに運転されていた人たちです。
みんな平等に毎年歳を重ねていきます。
これから更に高齢者ドライバーが増えていきます。
歳を重ねていくと、ある一定の年齢以降は確実に運転技量が下がって来ます。
これは自分でも感じていますから。
自分の場合は40〜55歳くらいまでがピークだったかな。
それ以降は老眼だったり色々な要因が重なって来るから。
じゃあどうするの?
以前のブログにも書いたけど、AT車は左足ブレーキです。
ブレーキ踏んだつもりがアクセル踏み続けていた。
根本的にはこれが主な原因でしょ?
AT免許取得時に、教習所で教えればいいんだよ。
ここからが極論です。
AT免許があるんだから、MT免許も作ればいいと思う。
つまり、MT免許の人はAT車に乗れない。
乗るためには新たにAT免許を取得する。
明確に分けてしまえばいい。
これで新たに免許を取得する人達は、殆どがAT免許になるでしょ?
だったらその時に左足ブレーキで習えばいいと思う。
飛行機の型式免許みたいな感じ(よく解っていませんが)
さてさて次が本題かな。
高齢者の時代にはAT限定免許はありませんでした。
もちろん自分の時代にもね。
だから一般の普通自動車免許でもって今も運転している。
その人たちが免許を取った時は全員MT(3速コラムシフト)の教習車で取得した筈です。
なのに今乗っている車はAT車。
だから右足ブレーキから逃れられないんだよね。
その結果が最近の事故多発。
この人達は、自分やカミさんも含めてAT免許持ってないんです。
※左足ブレーキを前提としたAT免許。
よってAT車に乗るためには新たにAT免許を取らなくてはなりません。
でないと無免許運転になります。
次回の免許更新時に、その教習を受けて実地試験です。
(もちろん左足ブレーキでね)
あとは国と公安委員会、そして自動車メーカーですかね。
大鉈を振るわないといつまで経ってもこの様な事故は無くなりません。
年寄りの間違った運転で、若い人達の命が奪われるのは本当に辛い。
AT車、MT車どちらが良いとか言う問題ではないですね。
まあ今回はアクセルとブレーキに絞った話をしましたが、他にも認知や視力、動体視力、判断力など色々あると思います。
自分も歳を重ねて来ています。まともにMT車が運転出来ないようになったら、止めようかと思っています。
都心の渋滞とか関係ないですから。まだまだMT!
追記:メーカーはどんどん運転が楽な車を作って行きますよね。結果としてそれが高齢者の運転を「諦める」きっかけを奪っているんじゃないのかな。
楽な方が疲れないし。そりゃあそうだけど、あまりに楽だと緊張感も無くなるし。
バスのATって何だよ。ちゃんとダブルクラッチ踏めば良いじゃん。
Posted at 2019/04/23 03:13:54 | |
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