RX-8 前期・後期の違いを今更そこはかとなくかきつくってみるテスト

８から８へ、しかもMC前後の違いはあるとはいえ、全く同じ型式に乗り換えるというバカ行為から二ヶ月たち、ぼちぼち前後期の違いをレビューしてみます。あくまで私が乗り換えて感じたことをそこはかとなくかきつくっているだけなので、おそらく個体差によるものも含まれることをご勘弁ください。
それぞれ何処が変わったか概要はメモっておきますが、詳細はググる（なんと一発変換できた。やるなAT○K）さんなりウィキペさんなりに効いていただきますようお願いします。

比較対象

　・初代８　　：RX-8 ABA-SE3P 1型　TypeS
　・二代目８　：RX-8 ABA-SE3P 3型　TypeRS

エンジン（補機類の変更、エンジンパワーのカタログ値ダウン）
・初代の新車時エンジンは実測220ps出ていた超大当たりエンジンでしたが、二台目は体感でそれほど変わりません。加速は良くなっているように感じますが、二台目はギヤ比がローギヤード化されているので、単純に比較は出来ないでしょう。
・初代はアイドリングでの前進時に盛大にカーバッキング（車がガクガク揺れる）していましたが、二台目はそんなこと無く非常にスムーズになりました。
・エンジンオイルの消費量は、前期と変わりません。サーキットで本気で走ればやはり減ります。
・外気温が氷点下になるとよくアイドリング中に「ボッ」と失火するような感じになります。もともと初代でも二代目でも気温に関係なく時々「ボッ」となるのですが、氷点下になると頻度が激増します。なお、水温が5度以上になればその現象も無くなります。

6MTミッション（アイシンAI製からマツダ内製へ変更）
・シフトフィールはかなり違います。二代目の方が重めですが、初代（特に２→３速時）にあった「ゴリッ」という音と感覚ほぼ皆無になっています。
・初代は高温時にシフトフィールが渋くなりがちでしたが、二代目は冷間時に渋いです。
・初代はアイドリング時に「シャー」と割と大きめの音が鳴っていましたが、二代目はアイドリング時の音は非常に静かです。逆に走行中の音は初代はかすかに「チャリチャリ･･･」となっていましたが、二代目は「むいぃぃ～ん」とまるでレース用のミッションか？という音が鳴ります。もちろん、そこまでうるさくはありませんが、初代より音が大きいのは確かです。
・余談ですが、初代のアイシンAIミッションも最初期型と、MC直前型ではかなりシフトフィールが違います。最初期は前述の「ゴリッ」音が豪快に鳴っていましたが、MC直前には相当良くなっています。
　

ボディ周り（フロント周りを中心とするボディ補強）
・初代にボディ補強バーを付けた時と同じような感覚です。ただし、そのときと同じように歩道などの大きな段差を超えるときに希にリア周りから「ピシッ」と音が鳴ります。
・室内の機密性が上がったため、ドアの閉まりが今まで以上に悪くなりました。ちなみに異常な高気密によるドア閉まりの悪さは、なぜかマツダの伝統です。昔のファミリアも、果てやFDも閉まりが悪いです。決して立て付けが悪いわけではありません。その証拠に、窓を開けるとすんなり閉まります。

長くなりそうなので、続きはまた明日・・・
あやしうこそものぐるほしけれ。