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アース烏のブログ一覧

2021年05月07日 イイね!

尾道今治間往復自転車熱量消費 Day2:復路

尾道今治間往復自転車熱量消費 Day2:復路目指せ消費3000㌔㌍、しまなみ海道自転車往復。
前日は尾道駅→今治駅間79.7kmを走行。本日は復路、全く同じルートを尾道まで戻ります。

時間もゆっくり走っても5時間半ということも判明し、尾道まで到着後の自宅まで移動も1時間、そしてEバイクによるズルで時間的にも体力的にもまだ余裕があるので、チェックアウトを9:30にしました。しかしこの時間になると、満車だった駐輪スペースの自転車も残り2~3台に。どうやらローディ(ロードバイク乗り)の朝はうどんや並に早かったようです。

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5/4 午前9:30、持参充電器で再び満タンにしたEバイクYPJ-ERに、こちらも人間用ハイオク(コカコーラ)満タンセットし、尾道駅前をスタート。


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今治から最初の橋、来島海峡大橋まではダラダラした登りです。しかしこちらはEバイク、この程度ならペダルを回してるだけで普通に前に進んでいきます。昨日はアシストモードをSTDで行きましたが、バッテリーが大幅に余るので今日は全行程HIGHで行きます。

前日とは変わり、この日はサイクリストが少なかったです。これは各観光施設で密にならずに楽しめる期待が持てます。ちなみにこの日はロードバイクガチ勢の割合がかなり多かったです。

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今治駅~来島海峡大橋までは、比高約70mあります。自転車にとって向かい風と上り坂は大敵。ですがしまなみ海道サイクリングコースの専用道部分は、ママチャリでも漕ぎきれるように勾配が設計されており、距離を稼いで激坂になるのを防いでいます。来島海峡大橋へのアプローチはループ橋で接続していました。

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前日は南風(=向かい風)が強かったのですが、この日はほぼ無風で天気も晴れ。前日以上にサイクリング日和。瀬戸内の島々が綺麗です。どうやらしまなみ海道は風が強くなると南風になるようです。

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来島海峡大橋の途中には、馬島管理出入り口があり、島民専用ICとなっています。チェーンゲートで、島民しか持っていないカード?によりゲートを開ける仕組みのようです。このような施設をゆっくり見られるのも自転車旅ならではです。ちなみにこの馬島、歩行者・自転車は橋につながるエレベーターで上陸できます。

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今治発の場合、しまなみ海道ルート最大の難関、宮窪峠が序盤に訪れます。ここは一般道路となっているため、橋の前後のように自転車専用設計にはなっていません。よって、勾配が急!そして長い!さらに途中の日陰が無く、休憩が難しい!
今回の経験で、往復では無く片道でしまなみサイクリングをするときは、風の影響を受けづらく、キツい坂が序盤に来る今治発の方が良いと感じました。

まぁ、こちらはEバイクなので、涼しい顔で上れちゃうんですけどね。
途中ガチ勢を抜いたときに、「うらやましぃ~」という声が聞こえました。大丈夫です。平坦になったら抜かれますからw

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宮窪峠の頂上は高速道路(しまなみ海道自動車専用部)の真下となっており、この周辺では数少ない日陰の休憩スペースになっています。私もここで ハイオク(コカコーラ)補給して、先に進みます。

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宮窪峠周辺では、山羊牧場がありました。
のんびり山羊をのんびり眺められるのも、自転車ならではです。

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人も少なく余裕もあったため、海岸沿いで一休み。どの砂浜も綺麗です。

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往路で撮りそびれた大三島橋。ここの伯方島方の一般道がメインルートの最急勾配で、5.3%です。ただし、最急勾配は300mしかありません。

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大三島の道の駅は、前日とは打って変わって空いていました。その前日は密を避けるために全てコンビニで済ませましたが、今日はここで昼食。全く列ぶ必要なく注文できました。
これはマハタのお造り。間接に良いコラーゲンたっぷり(らしい)。これから渡る多々羅大橋と良い眺めの元で食べる現地食は絶品でした。

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サイクリスト聖地碑もこの日はガラガラで、念願の自分の自転車を立てかけ、多々羅大橋をバックに撮影も出来ました。

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多々羅大橋のアプローチ。上り坂にはこのような看板も立っていて親切です。橋へのアプローチはどこも3%になっています。

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多々羅大橋の中間が、広島県と愛媛県の県境です。そして、尾道~今治のほぼ中間点です。あと40km、まだまだ余裕です。

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生口島は日本一のレモンの産地。多々羅大橋の生口島側アプローチは、レモン畑のど真ん中を突っ切っていきます。ちょうど開花の時期で、柑橘の良い匂いがサイクリングロードに漂っていました。

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どこまでも白い砂浜が続く瀬戸田サンセットビーチ。家族連れが休日をエンジョイしていました。これだけ粗なら、良いGWになるでしょう。

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ここは有名な食事処なのですが、人が多かった前日はともかく、人の少ないこの日も混雑していました。今回はパス。

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ここも有名なジェラート屋。密を避けるため、泣く泣くパス。

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どの橋にも、このような料金所があります。本来しまなみ海道の橋は有料で、現在でも原付以上は通行料金が必要です。しかし現在、歩行者・自転車は無料で通れます。これは、しまなみ海道を世界にアピールしたい行政の働きかけがあったことと同時に・・・

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橋のアプローチ道路、休憩所、レンタサイクルに看板が出ている、広告企業のスポンサードのおかげです。  これら企業のおかげで、しまなみ海道の自転車通行料金は無料となっています。

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因島も、途中短い峠道があり、頂上にフラワーパークがあります。そのロードサイドにはこれが咲いていました。除虫菊、昔の蚊取り線香の材料ですね。キンチョーの正式名をググると・・・

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向島大橋の因島側アプローチ。ここは途中までが一般道でキツい坂となっています。 今治発の場合、この因島が最後の難所となります。

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他の橋と異なり、因島大橋だけは高速道路の下、瀬戸大橋で言うと鉄道が走る箇所を通ります。ちなみにこの因島大橋、大鳴門橋、瀬戸大橋や明石海峡大橋のパイロット版といっても差し支えないそうです。

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最後の島が向島。この島の因島大橋アプローチ部は、森の中を抜ける長い峠道という感じで、さながら群サイ?走ったこと無いけどw

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これはメインルート外の向島大橋。この橋が見えたら、尾道までラスト4km。

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そして5/4 15:52、ゴールの尾道駅前行き渡船乗り場に到着。ゆっくり走ったつもりでも、行きとあまり変わらない時間で走りきりました。ちなみにこの渡船は有料です。自転車込みで\110と格安ですが。つまり、尾道~今治往復は、最低\220で出来ると言うことです。

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総走行距離、158.6km。なかなか走りました。

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平均時速、20.5km/h。上々でしょう。

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バッテリー残量、52%。帰りは常にHIGHモードで楽したのですが、バッテリー消費量はほぼ変わらずでした。YPJ-ERなら、素人が充電器無しで、しかも辛いときに一時的にHIGHを使っても、尾道~今治往復は本当に出来そうです。

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そして、消費カロリー、3049kcal。目標達成。
走り出す前後で、体重が約3kg落ちてました。これにはびっくり。


しまなみ海道はサイクリングロードとしての整備が進んでいて、走りやすい道路の整備、休憩・観光施設、地元の協力、そしてリタイヤしてスタートに戻る手段の多様さなど、気軽に来ても楽しめる環境でした。また、途中の風景は人工物から海・山と変化に富み、風光明媚な島々から巨大吊り橋まで、実に飽きない道路でした。
ここを自転車で走るのは、積極的に人に勧められると言うことを実感しました。さらに、季節を換えてまたやって来たくなるサイクリングロードでした。

というわけで、尾道~今治往復、3kg軽量化し、無事完走です。
Posted at 2021/05/08 00:02:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | その他
2021年05月06日 イイね!

尾道今治間往復自転車熱量消費 Day1:往路

尾道今治間往復自転車熱量消費 Day1:往路
アイランドホッピングという言葉があります。島々を船や飛行機で渡る旅のことで、日本では島々が比較的一直線に並んでいる南西諸島や伊豆諸島でそういう船旅をすることが出来ます。規模は小さくなりますが、瀬戸内の島々も生活渡船が残っていて、散歩して次の島へ、また散歩して次の島へ・・・という事が出来ます。

しかし、それが陸上でも出来る場所があります。そのうちの一つが、しまなみ海道。
有名ですが、完成時から自転車で渡ることが出来ます。その距離、尾道駅~今治駅まで、およそ80km。

出発・到着が県内で長距離移動せず、常に屋外で3密も防げるし、一度はチャレンジしたいと考えていた所。このGWにチャレンジすることにしました。

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尾道駅の市営駐車場に車を止め、渡船で対岸の向島に渡ったところがスタート地点。ここから今治駅までを、2日間に分けて走ります。目指せ消費3000㌔㌍! 5/3 午前10:40、ダイエットサーキットの軽量化目的で導入したEバイク(電動アシストスポーツサイクル)YPJ-ERにハイオク(コカコーラ)満タンセットし、スタート。

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しまなみ海道自体は高速道路ですが、自転車道が併走するのは島嶼間橋梁のみで、各島内は一般道を走ります。天気に恵まれてサイクリング日和。写真は自転車では広島側最初の因島大橋で、これを渡ると因島です。

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因島は途中山越えルートがありますが、電動アシストということとまだスタートしたばかりということで、余裕で通過。
新潟時代にサイクリングロードを何度か走ったことがあるのですが、このしまなみ海道は他のどのコースよりも各施設が充実していて、断然走りやすいです。
これが2番目の生口橋。渡ると生口島です。

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この5/3はサイクリストが多く、特に家族連れが多く見られました。中にはママチャリで走っている人もかなりいました。ここは島々の生活渡船がまだ残っているため、必ずしも終点まで行かなくても途中で止めて船で本土に戻るという事が出来ます。気軽にこんな良い場所をサイクリングできるというのは素晴らしいですね。
人が多いと言うことで、各休憩施設も混雑気味でした。私は密を避ける意味合いもあり、施設の室内には極力入らずに走りました。この多々羅大橋麓の道の駅には、冒頭のサイクリスト聖地碑があるのですが、混雑していたのでスルーし、コンビニおにぎりを食べてハイオク(コカコーラ)を補充して出発。ここからは愛媛県の大三島です。

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尾道=今治間のメインルートには、このようなブルーラインが引かれていて、これをたどればミスコース無く縦走できるようになっています。地図もスマホも不要です。
これは大三島橋の取り付け道路。橋を渡れば伯方島です。

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初日はどの程度の疲労度になるのか不明だったため、あまり写真も撮らず、ただし帰りに撮影する場所をある程度抑えながら進みました。
橋から見る瀬戸内の島々。高速道路を100km/hで走っていたらあっという間に終わってしまう景色も、自転車なら楽しみたい放題です。

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伯方・大島大橋の途中にある看板です。これを渡ると残りは大島と四国本土のみ。しかしこの看板の左下をよく見ると・・・

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最後の大島内、そして四国へ渡る最後の橋の標高が高いという、尾道側から来たチャレンジャーに絶望を与えてくれます。最後の最後に難所って、箱根駅伝の2区かよ。

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これが大島内にある、しまなみ海道サイクリングロード最大の難所・宮窪峠。標高が高いこの先の橋の方が厳しそうですが、実際に走るとこの宮窪峠が一番キツいです。理由は・・・また明日。
しかし、キツいと行ってもそこは電動アシスト。体力的にはまだまだ余裕を残したまま、峠を越えました。

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これが最後にして最大の、来島海峡大橋。この麓にも休憩施設があるのですが、この日はどこもかしこも混雑。結局、外の売店でソフトクリームを買って外のすいている場所で食べ、 ハイオク(コカコーラ)を補充して出発。

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四国上陸。来島海峡を渡ってすぐにある、サンライズ糸山がしまなみ海道サイクリングロードの四国側起点。宿泊施設もあり何名かは施設内に入っていきました。
私は今治駅前にホテルをとったため、ここからさらに6km走ります。路側のブルーラインも今治駅までつながっているので、全く迷う必要はありません。

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5/3 17:00 ホテル到着。コンビニ外で休憩しながら、6時間半で片道走破しました。今治駅前のホテルはサイクリスト向けの設備が充実していて、室内駐輪施設や宿泊室内への自転車持ち込みも可能になっていたりと、町を挙げてサイクリストを歓迎してくれます。

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片道の距離は79.7km。この日は大島まではSTDモード、大島に入ってからはHIGHモードで走りました。それによるバッテリー残量は、ちょうど50%。公称値の航続距離はSTDモードで111kmなので、それよりも遙かにバッテリー消費量は少ない結果となりました。
Eバイク(電動アシストスポーツサイクル)は車体がママチャリより巡航向きなので、公称値よりも長く走れるという定説があるのですが、それを実際に経験することになりました。充電器(これがスゴく重い!)も持ってきたのですが、STDモードならド素人でも無充電往復できるということになります。


さて、密を避けるために食事もホテルの部屋で駅弁で済ませ、初日は速く就寝しました。

需要が無いのは分かっていますが、このブログ明日へと続きます。
Posted at 2021/05/07 00:02:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | その他 | その他

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