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アース烏のブログ一覧

2020年08月23日 イイね!

ZIII(ぜっさん)は絶賛されるタイヤなのか? 10万円で買って使ってみましょ

ZIII(ぜっさん)は絶賛されるタイヤなのか? 10万円で買って使ってみましょ世の中を良い意味で騒がせた、コロナ対策の定額給付金10万円
幸いにして、我が家は貯金に回さなければならない状況では無いので、ここは有意義に使って少しでも世の中の金回りを多くしよう!

そこで使い道に考えたのは、タイヤ。サーキット遊びをしていると、最も大事なのにどうして消耗してしまう品です。

ここで、現在のタイヤの手持ちをおさらい。

・1軍:RE-12D(2019) 265/35R18・・・鈴鹿1本走ったのみ。モッタイナイ
・2軍:RE-12D(2018) 265/35R18・・・2年目突入、スリップサインまで2mm

・225:NS-2R(2017) 225/45R18・・・さすがにうま味流出済みの出涸らしorz
・予備:AD08R(2017) 255/40R18・・・こちらも出涸らし。訳あって温存したい
・街乗り:RE050A(2014) 225/45R18・・・7年目w さすがに街乗りでもUNK化してきた

交換対象としては、225または街乗りといったところでしょう。225は225Cup用なので、それの指定タイヤであるナンカンNS-2Rと銘柄が決まっているのですが、こちらは4本でも4万円でおつりが来る価格。正直言っていつでも代えられます。
街乗りのRE050Aについては、経年が経ってもひび割れておらずさすがブリヂストンといったところですが、さすがに摩耗で煩くなってきました。その上、街乗りタイヤで転がす距離が少なくなってしまったので、あえて街乗り専用で持っていることが勿体ない状態になっていました。

そこで今回は、街乗りタイヤを街乗り兼用ハイグリップに交換します

候補としては、国産のインチキモータースポーツ特化でない通常ラインナップなハイグリップとなります。いろいろ選びたい放題なのですが・・・

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近場でこんなのがあるのであれば、参加してみたいじゃん。

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それに講師がオーストラリアでお世話になった大井さんなら、参加しない理由は無いじゃん!

ということで、前回ブログで書いたDIREZZA DAYに参加することにしました。

これはDIREZZAを履いていなくても参加できる(4本ともDIREZZA ZIIIなら参加費\-2000)のですが、たまたまちょうどタイヤ交換を検討していた私。んじゃ、街乗りサーキット兼用もDIREZZAか?と考え、いつもお世話になっている名神タイヤさんのHPで価格を調査。

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送料込み(個人宛を除く)
1本:\25,000
4本:\100,000

ジャスト10万円キタ―――(゚∀゚)―――― !!

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決定。
街乗りサーキット兼用タイヤは、DIREZZA ZIIIになりました。

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2020年7週(2月)と、ちゃんと今年のタイヤが来ました。
大きな量販店やタイヤ販売店だと、極端に古いのが来たりすることもありますが、名神タイヤさんでは今までそのようなケースはありませんでした。


早速ボロくなったRE050Aから組み替えて街中を走ります。
静粛性はボロ050Aよりももちろん高く(そもそもブリジストンタイヤは、半分以上減ると極端に煩くなる)、通常の街乗りタイヤよりも少し悪いくらいで十分静かです。アジアンタイヤに見られるような豪快なロードノイズは発生しません。またサイドウォールが柔らかく、当たりが柔らかく乗り心地も良いです。ウエットは溝なりですが、極端に悪いと言うことはありません。

街乗りで使った感じは、以前使ったことのあるGOODYEAR EAGLE RS Sportと同等、もしくはロードノイズと乗り心地はそれより若干良い、といった感じです。これなら、十分履きっぱなしで使えます。

今回はこのタイヤを街乗り兼用とするため、少しでもライフを伸ばすべく、新品一発グリップを捨てて1000km程街乗りで皮むきをしました。今まで使ったハイグリップは、皮むきするとライフが伸びるんですが、なぜなんでしょう? まさか気のせい・・・?

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さて、次はサーキット性能です。

ハイグリップタイヤについては、2014年2月発売のブリヂストンRE-71Rで大きく流れが変わったと言えるでしょう。71R以降のハイグリップタイヤは、極端にサーキット性能を追求した物がかなり増えました。特に86/BRZレース向けを主流としたモータースポーツラジアルや、ゼスティノに端を発した「日本設計・中国製造」の高性能タイヤは、クセが非常に強く扱いづらい物になっています。具体的には・・・

(国産・アジアン共通)
・タイヤカスが着きやすく、良い状態を維持するためには管理が大変
・タイヤの寿命が短く、頻繁な交換が必要
・街乗りでは煩く固く、あくまで最低限自走可能な程度
(国産特有)
・とにかくタイヤ価格が高く、お財布が大変
(アジアン特有)
・ベスト温度域が狭く、それを外すと極端にグリップしないばかりか、偏摩耗でタイヤが終わる
・横一辺倒、縦一辺倒のグリップは高いが、両方加わった斜めグリップが全然無い
・製造品質が一定で無く、トレッド割れ・剥がれ、ピンチカットを起こすハズレが混ざっている

このため、自分とタイヤの状態を一点集中させる、一撃必殺の能力が高く求められるようになりました。
このようなタイヤのおかげで、リザルトが良くなっていることは疑う余地が無いほどの事実です。ですが、これらのタイヤは連続周回には向かず、走行枠の1/3程を走って止めてしまう、なんてのも増えてきてしまいました。
せっかくなら、全部の時間走りきりたいじゃん。果たして、ZIIIは走行枠を使い切れるほどの性能はあるのでしょうか?

ここまで言っても、やはりサーキットで大事なのはグリップ性能
このタイヤは2017年2月発売と比較的後発なハイグリップなのですが、残念ながらタイムアタックの主流、というわけではありません。ということは、性能がそれほどでは無いのか?

とにもかくにも、試してみました。


まず走り出して感じたことは、グリップ力は相当高い、ということでした。
たしかに、RE-71Rやモータースポーツラジアルの様な、何をやっても全く破綻しないような強烈なグリップはありません。しかし、225幅としてはこれまでに無いグリップ力があります。おそらく265幅があれば、ゼスティノ07RSと同等のグリップはあるのではないでしょうか。

連続周回をしたのですが、UNKタイヤカスの付着は最近のハイグリップとしては少なく、前世代のハイグリップ(ヨコハマAD08R、ダンロップZII、グッドイヤーRS Sport)と同等でした。また、熱ダレによるグリップダウンは、ZII以上・RS Sport以下といった感じで、結果として十分連続周回も可能でした。

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1本走行後のタイヤを覗いても、綺麗に摩耗しておりタイヤカスの付着も見えません。ちなみに、モータースポーツラジアルやアジアン超ハイグリップなら、たったこれだけのタイヤトレッド面を見ても何かしらの異常(カス、異常摩耗)が見えます。

グリップは、縦横どちらかが極端に強い事は無くまた斜めグリップが無いという事も無くいので旋回中の挙動変化は非常にわかりやすかったですさらに、このタイヤはスキール音が大きめで、タイヤのスリップが耳でも感じ取りやすくなっています。実際はスキール音が鳴ってももう少し先まで限界があるのですが、グリップを感じ取る手段は多いに越したことはありません。最近のハイグリップタイヤはスキール音が小さいのがほとんどなので、ここまでキーキー言うタイヤは久しぶりに履きました。

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これが一日走った後の、最も摩耗する左前輪の状態。かなりの台数が1日中走ったコースであれば、この程度のカスの付着は仕方がありませんが、前世代ハイグリップ並みに収まっています。
また、センターリブの外側角が削れずに、タイヤ全体が新品の形状を保っています。
全体的に、摩耗状態は非常に綺麗と言えるでしょう。


まとめ:
・街乗りでネガティブになるところは無い
・サーキットでは、ピークグリップは超高性能なインチキ達に0.5歩劣るが、逆に言うと劣っているのはごくわずかでグリップレベルは高い。
・インチキ達特有の、グリップの神経質さ、カスの付着、偏摩耗は一切無い
・モータースポーツラジアルよりは価格が安い

結論:
近年のハイグリップタイヤの中では、特に扱いやすいタイヤ

ということで、街乗りサーキット兼用として導入したのは大正解でした。
久しぶりに、通年気兼ねなく履きっぱなしにできるハイグリップタイヤでは無いでしょうか。これから初めてハイグリップタイヤを履くという用途には、かなりお勧めできると考えています。

確かにピーク性能だけ見たら他に良いタイヤはありますが、それには何かしらのネガ要素がつきものということはここ数年で経験しています。ここまでネガ要素が少なく行けるタイヤは、気兼ねなくとにかく走るという用途にはもってこいです。それでいて、ちゃんと結果も残せるのだから、相当オールマイティなタイヤと言えるでしょう。


ZIIIは、もっと絶賛されても良いと考えています。

Posted at 2020/08/23 23:29:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイヤ | クルマ
2017年10月28日 イイね!

ゴムに泣き、ゴムに笑って、ゴムを買う

ゴムに泣き、ゴムに笑って、ゴムを買う雨ばかり降りますが、そろそろ気温も下がってきており、シーズンインが近づいていることを感じています。本格的に走り出す準備をしなければなりません。

とはいっても、もうすでに車は完成形でありよほど斬新なパーツが出ない限りは新規部品を投入するつもりはありません。となると走り出す準備と言ったら、油脂類交換、アライメント、そしてタイヤの新調くらいでしょうか。

アタック用一軍タイヤは例年のごとく新調しますが、今年は225Cup用NS-2Rも新調する必要があります。なにせ、3年落ちでは勝負にならないと手放してしまったので、入手しなければ話になりません。



ちまちま買ってもしょうがないので、まとめて買ってしまえ。
71Rは平野、NS-2Rはオートウェイ、定番の場所で購入です。

一軍タイヤは3年連続でRE-71R 265です。昨年から安くておいしいZestino Gredge07RSが猛威を振るっていますが、もう一年様子を見ることにしました。
225用タイヤはNS-2R 225ですが、最近ラインナップに加わった225/45R18にしました。昨年までは扁平40でしたので、外径が小さく街乗りには少々つらい物がありましたが、45にすることで純正18インチと同サイズとなり、五月蠅いことに目を瞑れば街乗り兼用もできるようになります。

さて、NS-2R用のホイールは、昨年まではProdrive GC-05Kを使用していましたが、4キャリブレーキとの干渉で手放してしまいました。よって、8.5Jは別途用意しなければなりません。別途用意・・・



実はこんなこともあろうかと、今年初めからホイールを準備していました。

用意したのはENKEI GTC01 8.5J+35。隣県のアップガレージで、正体不明メーカーの正体不明サイズタイヤが組んである状態で5万円でしたので、独身最後の散在として購入し、225Cup用に倉庫で眠っていてもらいました。いよいよお目覚めです。
ブレーキキャリパーとのクリアランスはもちろんOK。まぁ、すでに使用している同社のPF01で問題ないので、問題あったら困ります。


さて、昨年、一昨年とRE-71Rを使用してきたフィーリングから、71Rは2年目でもある程度グリップしてくれることがわかってきました。ということは、一軍としては使えなくても、練習用としてはまだまだ十分に使用でき、それをすてるなんてもったいない!ということ。
ということで、今の手持ちのタイヤ・ホイールから、下記のように組むことにしました。

New71R + TE37SL 9.5J
Used71R + TE37 9.0J
NS-2R + GTC01 8.5J

ということは、タイヤ+ホイール3セット、新品のタイヤ2セット、合計18インチタイヤ20本を組み替え店へ持って行かなければなりません。何往復することやら・・・



ちまちま持って行ってもしょうがないので、まとめて持って行ってしまえ。

RC1オデッセイを借りてきて、運転席以外をすべてタイヤで埋めてやりました。おかげで借り物の車が大変ゴム臭いですorz これで20本積めます。デカい車はこういうときは便利ですね。でもこのクラスでも20本積むには倉庫番のように頭を使わないといけませんでした。



かくして、今年のゴムたちが勢揃いしました。
いざ出陣!


・・・おっと、エンジンエアエレメントを交換していなかった。
昨シーズンはLegのエアクリボックスを入れた都合から、Odulaの純正形状濾紙フィルターを使用していました。今シーズンはLegよりコットンタイプのマッチングが確認できたとのことで、一昨年まで使用していたiTGをメンテナンスして再投入です。さっそく倉庫から取り出して、清掃・・・



はぅぁ(泣)

縁のゴム部分が砕け散りました。

繰り返し使用できるコットンタイプとはいえ、縁のゴムは経年劣化で硬化してしまうのですね。



ということで、Legでも使用しているK&Nのフィルターをアマゾンにて購入。
まぁ、これで3年は大丈夫でしょう。


改めて、いざ出陣!
Posted at 2017/10/28 21:57:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | タイヤ | クルマ
2017年07月30日 イイね!

新兵器導入、ただし車でもパソコンでもない

新兵器導入、ただし車でもパソコンでもない毎年夏はエイト祭り、そしてそれに向けての車作り!

・・・でしたが、エイト祭りは昨年で終わってしまいました。それに伴い、だいぶロスを感じて哀愁を漂わせている方々も多々いらっしゃいます。毎年行っていた車作りも、今年から公私ともに事情が変わったので投資はしません。
しかしボヤボヤしていると次の走行機会が来てしまいますので、この暑い夏のうちに準備です。


私の本番用タイヤ、RE-71R 265/35R18ですが、2月の鈴鹿エイトリアンカップ以後はホイールを掃除したのみで、一切使用もせず24時間クーラーの効いたサーバー部屋の片隅に寝かせていました。そのため、鈴鹿で拾ってきたUNK○(←"丸"であり、決して"オー"ではないですよ)だらけです。
RE-71R以降のタイヤはハイグリップ化が極端に進んだ結果、我々素人でもピックアップ=UNKがハンパなく付くようになり、さらに我々素人でもUNKの有無によるグリップの差、結果タイムの差が出るようになりました。従って、走行後のUNK除去が重要になっているのですが、UNKは堅くへばりついてなかなかとれません。特に走行後時間がたってしまうと、余計に取りづらくなります。

今まではタイヤ表面を整えるための(※エイトリアンカップはタイヤ加工のルールはありません)アラカン削りでUNKも削っていたのですが、これだと非常に時間がかかって仕方がありません。



というわけで持ち出したのは、マキタの電動マルチツール。業務で使用するため、今年の春に導入した新兵器です。マルチツールは電動工具各社から出ており、これはバッテリー式ですが、AC100Vの物もあります。

これ一台で切断、剥離、研削に使える便利物です。もちろん器用貧乏工具で、それぞれ専用の工具にはかないませんが、1台ですべてできるのは状況によっては有り難いですし、なにより手で作業するよりは何十倍も効率的です。

・・・ん? 剥離?



UNK、剥げるんじゃね?
ということで、仕事終わりにやってみました。 強烈にこびりついたUNKも素早く落とすことができます。気をつけないとタイヤ本体ごと削り取ってしまうほどのハイパワー。これは早く試せば良かった。



ということで、タイヤ1本5分ほどで、UNKすべてをきれいに落とすことができました。
この写真より強烈にUNK大盛りだったタイヤも、10分あればきれいにできました。後はアラカンで表面を仕上げて完成、今までのアラカンだけ作業よりも、半分以下の時間でタイヤをきれいにできました。


業務用に投入した新兵器ですが、思わぬところでも活躍してくれました。


Posted at 2017/07/30 18:53:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | タイヤ | 日記
2014年01月25日 イイね!

なんだろうこの黒い物体は!?



道ばたに落ちてたから拾った・・・
黒くて太くてカッチカチ・・・
銀灰色の皿まで憑いてた・・・
Posted at 2014/01/25 23:19:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイヤ | クルマ
2013年01月27日 イイね!

やはり勘違いでは無いようだ



今日、野暮用で久しぶりの4本積みをしてみました。積んだのは先日購入したグッドイヤー EAGLE-RS Sportなんですが・・・

積んで数分、車の中が臭ぇ~

いや、ゴムの臭いとかでは無く、ゴムとギアオイルを混ぜて燃やした臭いというか・・・とにかく強烈な硫化物臭がするのです。

実は以前にもここここに書いたのですが、スタッドレスのICE NAVI ZEAIIでも同じく車に乗せたら強烈な硫化物臭がしました。どうやらグッドイヤーのタイヤは他メーカーのモノより臭いというのは、勘違いでは無いようです。

ただ、同じ住友ゴム製のダンロップZ1☆を積んだときはこんな臭いしませんでしたし、Z2でもこのような話は聞きません。グッドイヤーだけなぜ・・・?以前から臭かったのか、最近になって臭くなったのか・・・? 余計に謎が深まってしまいました。


・・・まぁ、普段は車内に積むモノでは無いので、履いて性能が良ければどうでも良い話なんですけどね。
Posted at 2013/01/27 20:40:26 | コメント(7) | トラックバック(0) | タイヤ | クルマ

プロフィール

「蝮の毒に花粉をプラス at DKM FISCO CHALLENGE in 富士スピードウェイ http://cvw.jp/b/1388249/46806080/
何シテル?   03/12 22:59
新潟→奈良→愛知→広島→? 雪国FR育ちです。
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