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アース烏のブログ一覧

2021年05月07日 イイね!

尾道今治間往復自転車熱量消費 Day2:復路

尾道今治間往復自転車熱量消費 Day2:復路目指せ消費3000㌔㌍、しまなみ海道自転車往復。
前日は尾道駅→今治駅間79.7kmを走行。本日は復路、全く同じルートを尾道まで戻ります。

時間もゆっくり走っても5時間半ということも判明し、尾道まで到着後の自宅まで移動も1時間、そしてEバイクによるズルで時間的にも体力的にもまだ余裕があるので、チェックアウトを9:30にしました。しかしこの時間になると、満車だった駐輪スペースの自転車も残り2~3台に。どうやらローディ(ロードバイク乗り)の朝はうどんや並に早かったようです。

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5/4 午前9:30、持参充電器で再び満タンにしたEバイクYPJ-ERに、こちらも人間用ハイオク(コカコーラ)満タンセットし、尾道駅前をスタート。


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今治から最初の橋、来島海峡大橋まではダラダラした登りです。しかしこちらはEバイク、この程度ならペダルを回してるだけで普通に前に進んでいきます。昨日はアシストモードをSTDで行きましたが、バッテリーが大幅に余るので今日は全行程HIGHで行きます。

前日とは変わり、この日はサイクリストが少なかったです。これは各観光施設で密にならずに楽しめる期待が持てます。ちなみにこの日はロードバイクガチ勢の割合がかなり多かったです。

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今治駅~来島海峡大橋までは、比高約70mあります。自転車にとって向かい風と上り坂は大敵。ですがしまなみ海道サイクリングコースの専用道部分は、ママチャリでも漕ぎきれるように勾配が設計されており、距離を稼いで激坂になるのを防いでいます。来島海峡大橋へのアプローチはループ橋で接続していました。

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前日は南風(=向かい風)が強かったのですが、この日はほぼ無風で天気も晴れ。前日以上にサイクリング日和。瀬戸内の島々が綺麗です。どうやらしまなみ海道は風が強くなると南風になるようです。

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来島海峡大橋の途中には、馬島管理出入り口があり、島民専用ICとなっています。チェーンゲートで、島民しか持っていないカード?によりゲートを開ける仕組みのようです。このような施設をゆっくり見られるのも自転車旅ならではです。ちなみにこの馬島、歩行者・自転車は橋につながるエレベーターで上陸できます。

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今治発の場合、しまなみ海道ルート最大の難関、宮窪峠が序盤に訪れます。ここは一般道路となっているため、橋の前後のように自転車専用設計にはなっていません。よって、勾配が急!そして長い!さらに途中の日陰が無く、休憩が難しい!
今回の経験で、往復では無く片道でしまなみサイクリングをするときは、風の影響を受けづらく、キツい坂が序盤に来る今治発の方が良いと感じました。

まぁ、こちらはEバイクなので、涼しい顔で上れちゃうんですけどね。
途中ガチ勢を抜いたときに、「うらやましぃ~」という声が聞こえました。大丈夫です。平坦になったら抜かれますからw

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宮窪峠の頂上は高速道路(しまなみ海道自動車専用部)の真下となっており、この周辺では数少ない日陰の休憩スペースになっています。私もここで ハイオク(コカコーラ)補給して、先に進みます。

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宮窪峠周辺では、山羊牧場がありました。
のんびり山羊をのんびり眺められるのも、自転車ならではです。

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人も少なく余裕もあったため、海岸沿いで一休み。どの砂浜も綺麗です。

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往路で撮りそびれた大三島橋。ここの伯方島方の一般道がメインルートの最急勾配で、5.3%です。ただし、最急勾配は300mしかありません。

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大三島の道の駅は、前日とは打って変わって空いていました。その前日は密を避けるために全てコンビニで済ませましたが、今日はここで昼食。全く列ぶ必要なく注文できました。
これはマハタのお造り。間接に良いコラーゲンたっぷり(らしい)。これから渡る多々羅大橋と良い眺めの元で食べる現地食は絶品でした。

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サイクリスト聖地碑もこの日はガラガラで、念願の自分の自転車を立てかけ、多々羅大橋をバックに撮影も出来ました。

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多々羅大橋のアプローチ。上り坂にはこのような看板も立っていて親切です。橋へのアプローチはどこも3%になっています。

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多々羅大橋の中間が、広島県と愛媛県の県境です。そして、尾道~今治のほぼ中間点です。あと40km、まだまだ余裕です。

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生口島は日本一のレモンの産地。多々羅大橋の生口島側アプローチは、レモン畑のど真ん中を突っ切っていきます。ちょうど開花の時期で、柑橘の良い匂いがサイクリングロードに漂っていました。

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どこまでも白い砂浜が続く瀬戸田サンセットビーチ。家族連れが休日をエンジョイしていました。これだけ粗なら、良いGWになるでしょう。

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ここは有名な食事処なのですが、人が多かった前日はともかく、人の少ないこの日も混雑していました。今回はパス。

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ここも有名なジェラート屋。密を避けるため、泣く泣くパス。

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どの橋にも、このような料金所があります。本来しまなみ海道の橋は有料で、現在でも原付以上は通行料金が必要です。しかし現在、歩行者・自転車は無料で通れます。これは、しまなみ海道を世界にアピールしたい行政の働きかけがあったことと同時に・・・

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橋のアプローチ道路、休憩所、レンタサイクルに看板が出ている、広告企業のスポンサードのおかげです。  これら企業のおかげで、しまなみ海道の自転車通行料金は無料となっています。

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因島も、途中短い峠道があり、頂上にフラワーパークがあります。そのロードサイドにはこれが咲いていました。除虫菊、昔の蚊取り線香の材料ですね。キンチョーの正式名をググると・・・

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向島大橋の因島側アプローチ。ここは途中までが一般道でキツい坂となっています。 今治発の場合、この因島が最後の難所となります。

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他の橋と異なり、因島大橋だけは高速道路の下、瀬戸大橋で言うと鉄道が走る箇所を通ります。ちなみにこの因島大橋、大鳴門橋、瀬戸大橋や明石海峡大橋のパイロット版といっても差し支えないそうです。

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最後の島が向島。この島の因島大橋アプローチ部は、森の中を抜ける長い峠道という感じで、さながら群サイ?走ったこと無いけどw

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これはメインルート外の向島大橋。この橋が見えたら、尾道までラスト4km。

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そして5/4 15:52、ゴールの尾道駅前行き渡船乗り場に到着。ゆっくり走ったつもりでも、行きとあまり変わらない時間で走りきりました。ちなみにこの渡船は有料です。自転車込みで\110と格安ですが。つまり、尾道~今治往復は、最低\220で出来ると言うことです。

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総走行距離、158.6km。なかなか走りました。

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平均時速、20.5km/h。上々でしょう。

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バッテリー残量、52%。帰りは常にHIGHモードで楽したのですが、バッテリー消費量はほぼ変わらずでした。YPJ-ERなら、素人が充電器無しで、しかも辛いときに一時的にHIGHを使っても、尾道~今治往復は本当に出来そうです。

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そして、消費カロリー、3049kcal。目標達成。
走り出す前後で、体重が約3kg落ちてました。これにはびっくり。


しまなみ海道はサイクリングロードとしての整備が進んでいて、走りやすい道路の整備、休憩・観光施設、地元の協力、そしてリタイヤしてスタートに戻る手段の多様さなど、気軽に来ても楽しめる環境でした。また、途中の風景は人工物から海・山と変化に富み、風光明媚な島々から巨大吊り橋まで、実に飽きない道路でした。
ここを自転車で走るのは、積極的に人に勧められると言うことを実感しました。さらに、季節を換えてまたやって来たくなるサイクリングロードでした。

というわけで、尾道~今治往復、3kg軽量化し、無事完走です。
Posted at 2021/05/08 00:02:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | その他
2021年05月06日 イイね!

尾道今治間往復自転車熱量消費 Day1:往路

尾道今治間往復自転車熱量消費 Day1:往路
アイランドホッピングという言葉があります。島々を船や飛行機で渡る旅のことで、日本では島々が比較的一直線に並んでいる南西諸島や伊豆諸島でそういう船旅をすることが出来ます。規模は小さくなりますが、瀬戸内の島々も生活渡船が残っていて、散歩して次の島へ、また散歩して次の島へ・・・という事が出来ます。

しかし、それが陸上でも出来る場所があります。そのうちの一つが、しまなみ海道。
有名ですが、完成時から自転車で渡ることが出来ます。その距離、尾道駅~今治駅まで、およそ80km。

出発・到着が県内で長距離移動せず、常に屋外で3密も防げるし、一度はチャレンジしたいと考えていた所。このGWにチャレンジすることにしました。

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尾道駅の市営駐車場に車を止め、渡船で対岸の向島に渡ったところがスタート地点。ここから今治駅までを、2日間に分けて走ります。目指せ消費3000㌔㌍! 5/3 午前10:40、ダイエットサーキットの軽量化目的で導入したEバイク(電動アシストスポーツサイクル)YPJ-ERにハイオク(コカコーラ)満タンセットし、スタート。

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しまなみ海道自体は高速道路ですが、自転車道が併走するのは島嶼間橋梁のみで、各島内は一般道を走ります。天気に恵まれてサイクリング日和。写真は自転車では広島側最初の因島大橋で、これを渡ると因島です。

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因島は途中山越えルートがありますが、電動アシストということとまだスタートしたばかりということで、余裕で通過。
新潟時代にサイクリングロードを何度か走ったことがあるのですが、このしまなみ海道は他のどのコースよりも各施設が充実していて、断然走りやすいです。
これが2番目の生口橋。渡ると生口島です。

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この5/3はサイクリストが多く、特に家族連れが多く見られました。中にはママチャリで走っている人もかなりいました。ここは島々の生活渡船がまだ残っているため、必ずしも終点まで行かなくても途中で止めて船で本土に戻るという事が出来ます。気軽にこんな良い場所をサイクリングできるというのは素晴らしいですね。
人が多いと言うことで、各休憩施設も混雑気味でした。私は密を避ける意味合いもあり、施設の室内には極力入らずに走りました。この多々羅大橋麓の道の駅には、冒頭のサイクリスト聖地碑があるのですが、混雑していたのでスルーし、コンビニおにぎりを食べてハイオク(コカコーラ)を補充して出発。ここからは愛媛県の大三島です。

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尾道=今治間のメインルートには、このようなブルーラインが引かれていて、これをたどればミスコース無く縦走できるようになっています。地図もスマホも不要です。
これは大三島橋の取り付け道路。橋を渡れば伯方島です。

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初日はどの程度の疲労度になるのか不明だったため、あまり写真も撮らず、ただし帰りに撮影する場所をある程度抑えながら進みました。
橋から見る瀬戸内の島々。高速道路を100km/hで走っていたらあっという間に終わってしまう景色も、自転車なら楽しみたい放題です。

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伯方・大島大橋の途中にある看板です。これを渡ると残りは大島と四国本土のみ。しかしこの看板の左下をよく見ると・・・

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最後の大島内、そして四国へ渡る最後の橋の標高が高いという、尾道側から来たチャレンジャーに絶望を与えてくれます。最後の最後に難所って、箱根駅伝の2区かよ。

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これが大島内にある、しまなみ海道サイクリングロード最大の難所・宮窪峠。標高が高いこの先の橋の方が厳しそうですが、実際に走るとこの宮窪峠が一番キツいです。理由は・・・また明日。
しかし、キツいと行ってもそこは電動アシスト。体力的にはまだまだ余裕を残したまま、峠を越えました。

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これが最後にして最大の、来島海峡大橋。この麓にも休憩施設があるのですが、この日はどこもかしこも混雑。結局、外の売店でソフトクリームを買って外のすいている場所で食べ、 ハイオク(コカコーラ)を補充して出発。

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四国上陸。来島海峡を渡ってすぐにある、サンライズ糸山がしまなみ海道サイクリングロードの四国側起点。宿泊施設もあり何名かは施設内に入っていきました。
私は今治駅前にホテルをとったため、ここからさらに6km走ります。路側のブルーラインも今治駅までつながっているので、全く迷う必要はありません。

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5/3 17:00 ホテル到着。コンビニ外で休憩しながら、6時間半で片道走破しました。今治駅前のホテルはサイクリスト向けの設備が充実していて、室内駐輪施設や宿泊室内への自転車持ち込みも可能になっていたりと、町を挙げてサイクリストを歓迎してくれます。

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片道の距離は79.7km。この日は大島まではSTDモード、大島に入ってからはHIGHモードで走りました。それによるバッテリー残量は、ちょうど50%。公称値の航続距離はSTDモードで111kmなので、それよりも遙かにバッテリー消費量は少ない結果となりました。
Eバイク(電動アシストスポーツサイクル)は車体がママチャリより巡航向きなので、公称値よりも長く走れるという定説があるのですが、それを実際に経験することになりました。充電器(これがスゴく重い!)も持ってきたのですが、STDモードならド素人でも無充電往復できるということになります。


さて、密を避けるために食事もホテルの部屋で駅弁で済ませ、初日は速く就寝しました。

需要が無いのは分かっていますが、このブログ明日へと続きます。
Posted at 2021/05/07 00:02:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | その他 | その他
2020年01月13日 イイね!

新年早々レンタカー出張、せっかくだから自腹で奮発

新年早々レンタカー出張、せっかくだから自腹で奮発
元々出張族の私。北は北海道から、南は鹿児島までどこでも伺います。
・・・沖縄だけは絶対出張が無いんです・・・


今年最初の出張は、本土最南端の鹿児島県。しかも山の中で電車の本数が少ないところ。そうすると移動も一苦労なので、レンタカーを借りることにしました。
一泊二日の1人出張、しかも荷物もさほど多くないとなると、必要になるのはせいぜいコンパクトカークラス。値段もそれほどお高くありません。普段ならこのクラスを借りて、仕事に行くでしょう。
しかし、今回は1人、すなわち運転手も私1人。つまり、私の選択し放題。せっかく借りるなら、ちょっと自腹で払ってでも良い車を借りたい・・・

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というわけで、こんな車を借りてみました。
既にスポーツカー市場ではおなじみの、トヨタ86。グレードはGT、もちろん6MT
出張が決まったのが、出発日の午前中だったため、予約前にトヨタレンタリースに「86のMTありますか?」と聞いたら、「ATは無いけど、MTなら空いてますよ」とのことでした。やっぱりMTを選ぶ人は少ないんでしょうか。


さてこの86、見ての通り後期型です。
実は、前期型86には2度ほど試乗したことがあります。1度は2012年10月にモーターランド三河のレンタル走行カー、もう1度は2013年1月で今回と同じくレンタカー、共に初期型でした。そして、このときの印象は正直あまり良くありませんでした

・クラッチがペコペコで踏力/ストロークが一定で無く、逆に操作しづらい
・ステアリングインフォメーションが薄く、高速域では怖い
・剛性が足りず、コーナーリング中の安定性に欠ける
・なぜかフロントとリアのロールバランスがおかしく、常にリアが勝ってしまう

2010年代前半はスポーツカーは不要、悪魔、金食い虫とボロカスに言われていた時代で、その中で良い車が出たと思いましたが、「車の出来に対して、乗り出し300万円は高すぎる」というのが、私の86への印象でした。
製造元のスバルは真面目に年次改良をする会社ですが、"あの"トヨタの色が入っている86では、どのように変更されているか、楽しみでした。ちなみにこのレンタカーに乗る前、前期と後期でどこが変わったかは、調べずに乗りました。

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外装は、フロントバンパーの大口径化が目立ちます。私はあまり好みではありませんが、86はアフターパーツが豊富なので、バンパーは好みの物に変えてしまえば良いだけです。 前期型で話題になった、シャコタン防止のフロントウインカーについては、ヘッドライト内蔵となり、今度は腹下の限界まで落とせる事になってました。サーキット用として考えると、車高は大事なセットアップの一つなので、自由度が増すことは良いことです。

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運転してみると、まずクラッチが改善されていることに気がつきました。
前期型では、農協が乗ってきた軽バンのようなペコペコ具合で、踏力とストロークが一定で無く非常に操作しずらかったのを覚えています。それに対し後期型は、RX-8の前期型とほぼ同等の踏力となり、踏力に対するペダルストロークも一定に感じるようになり、半クラッチの操作も断然しやすくなりました。借りた車はなぜかミートポイントがかなり手前でしたが、これは調整すれば良いこと。クラッチについては、前期型の悪いところは無くなったと言えるでしょう。

シフトについては、これも前期型よりも入りやすくなっていました。ただし、元々そんなに悪い物では無かったと記憶しています。ストロークはかなり短く、また手応えも固めであるため、慣れるまではシフトミスしやすいかもしれませんが、慣れの問題でしょう。

ブレーキについては、異常に初期制動の高いかっくんブレーキで、お世辞にも扱いやすいとは言えません。パッドを変えればマシになるでしょうが、スポーツカーならもっとドライバーを信用した設定にして欲しかったです。

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メーターはマルチインフォメーション式で、RX-8で見慣れたセンターアナログタコ&デジタルスピード。見慣れると視線移動が少ないので、この形式は便利なんですよね。右画面にはサーキットで役立ちそうなストップウォッチ、Gセンサー、パワーバンドグラフも表示できるようになっていました。特にパワーバンドグラフは、走るときに表示していると楽しい物でした。

今回の目的地は山中でしたので、必然的にワインディングを走ることになります。空いてる道だったのでそれなりのペースで走ってみました。
前期型で感じた、ステアリングインフォメーションの悪さ、剛性不足から来る落ち着きの無さは、全く感じられませんでした。特に、前期型にあったFRを何か勘違いしたかのような、フロント・リアのロール剛性バランスの悪さも全くなく、コーナーでの安定性は格段に増していました。ショックは割と固めでしたが、某タイプRの様な街乗りお断りな固さでは無く、あくまで常識的でした。その中で安定性が格段に上がり、乗ってて楽しい車に変わっていました
コーナーリング中の小さなギャップで走行ラインが変わってしまうという点が前期後期に共通して感じましたが、それはフロントのサスペンション形状カラすると致し方なしでしょう。


今回は2日間、ワインディングを走りましたが、正直言って別物の良い車になっていて、びっくりしました。初期型にあった、スポーツカーとしては?な点は影を潜め、素直にドライバーに応じてくれる車と感じました。唯一、ブレーキの異常な初期制動の高さだけが気になりました。
RX-8と比べると、サーキットでの性能、アライメント調整のしづらさ、私の贔屓(ここが最も大きいかも)もあり、まだ8に部があるとは思います。ただし、その差は相当縮まっていると感じました。

後日HPで価格を調べてみたところ、このグレードなら乗り出して330万円くらいとのこと。その価格なら、素直に欲しい!


トヨタ86、侮れない車になっていました。
サーキット用車両として、普通に欲しくなりました。

もちろん、今のRX-8にはまだまだ頑張ってもらうけどね。

Posted at 2020/01/13 20:05:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2017年01月16日 イイね!

GoPro HERO4 Session 車載セッティング

GoPro HERO4 Session 車載セッティング昨年3月のもろまえ走行会より、所有の車載カメラ一族にGoPro HERO4 session(以下GoPro4s)を追加しました。

元々はGoPro HERO2(以下GoPro2)を使用していました。このカメラが登場した2011年末は、車載に使用するカメラと言えばデジカムが一般的でした。しかしデジカムは手で持って使用する前提ですので、車載に使用するには大きく重く映像もぶれるし、そのままでは画角が狭く人間の視野とは異なる画をとってしまい、さらに車載としては不要な機能も満載、ボディの質感にもこだわり、その分値段も高い、といった感じで、明らかに車載向きではないカメラを無理矢理使ってしました。


GoPro2撮影 1920x1080 30p Wide スポット測光ON 

そこに登場したGoPro2は、見た目はこだわらずプラスチックの箱、スポーツ使用を前提に不要な機能を一切カットし、必要な機能のみを搭載して3万円台と、まさに「こんなカメラが欲しかったんだよ!」 すぐに購入し、サーキット車載でも細かいカメラセッティングも不要で、スポット測光のみ設定すれば即OK、あとは車内にぽん付けでどうぞという、非常に手軽かつパワフルなカメラでした …いや、今でもそうです。


時は流れて2015年末に登場したGoPro4s、ボディはさらに小さくなり、本体のみで防水となったため今まで必要だった防水カバーも姿を消し、明らかに物理的な取り扱いやすさは良くなりました。GoPro2では不可能だった、60fpsも可能です。そこで期待してGoPro2同様にスポット測光ONにして車載に搭載してみると…


GoPro4s撮影 1920x1080 60p Middle スポット測光ON 

ご覧の通り、室外が明るくなりすぎて一部白飛びしてしまいました。
室内はGoPro2よりも明るくなっているので、おそらくスポット測光または暗所測光のプログラムが変更され、暗所優先になってしまったのでしょう。これでもGoPro2(スポット測光OFF)や他のカメラでは室外は真っ白になって見るも無惨になるところ、眩しいながらも路面は見える状況ですので、プログラムは優秀とはいえますが、車載カメラとして使用できるかというとそれはNOです。


いろいろ試してみましたが、これを解決するにはGoPro2のファームウェアアップデートから追加されたProtune機能を使用する必要がありました。

・ProtuneをON
 →これで最大ISO感度や露出補正が出来るようになります。
・ISO感度上限を400へ変更
・EV修正(露出補正)を-1.0へ変更

 →これで不要な光を押さえることが出来ます。

※EV修正は、GoProファームウェアとスマホのGoProアプリを最新版にすると、なぜか当初対応していなかったGoPro4sでも利用できます。

これで撮ってみると

GoPro4s撮影 1920x1080 60p Wide スポット測光ON Protune ON ISO最大感度400 EV修正-1.0

まぁ、こんなもんでしょ。
室内が暗すぎる気もしますが、車外が見やすくなったので個人的にはこれでOKです。もし気になるようならISO上限を上げて、露出もそれに併せて再調整すれば問題ないでしょう。
しかしProtuneをONにしてしまうと、画角が最大しか選べなくなり、しかもGoPro2よりもかなり広くなってしまいます。ここは我慢するか、後編集で不要な部分を落とすしかありません。痛し痒し。


実際にGoPro4sはGoPro2よりも細かい調整がきくようになり、設定または条件が整えば非常にきれいな画が撮れるようになりました。しかし、細かい設定をしてより好みの画作りをするということは、GoPro2で実現したポン付けの手軽さは無くなってしまったということです。
ここからは私の想像ですが、GoProは今やテレビや映画でも使用されており、これで商売をしているプロのニーズが増えたため、その結果細かい画作りが可能なカメラになったのでは無いでしょうか。

必要な機能だけを絞り、ボタン一つでスポーツシーンに最適な撮影が低価格で実現できる手軽さがGoProの魅力だったのですが、近年のモデルはより映像プロ向けに機能が増え、その分価格も上昇してしまっています。当初の魅力が薄れてしまったことは残念です。


とは言っても、未だに有力対抗製品が登場しないので、これからもGoProを使い続けますが。
Posted at 2017/01/16 23:37:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | その他
2015年03月01日 イイね!

そろそろ安全装備にも気を遣うか

そろそろ安全装備にも気を遣うかサーキット走行を趣味にしていると、車の改造や消耗品の交換資金を優先しがちになるので、どうしても後回しにしがちなのが安全装備。その中でもレーシングスーツやシューズといったレーシングギアは、最後の最後になりがちです。

かくいう私も、今までは入門用のレーシングギアを使用してきました。しかし、経験を重ねるごと(=サーキットに行く回数が増えるごと)に少なからずアクシデントを目撃し、私自身はまだ大きなアクシデントは経験していませんが、いざというときのために自分の身は守っておいた方が良いと考えるようになりました。



そこで昨年末にはFIA公認ヘルメットおよびHANSを、今年初めには既にFIA公認品を使っていた4点ベルトを6点ベルトに変更しました。


外面で残っているのは、グローブとシューズ。共にカート用のFIA非公認品を使用していたことから、思い切って交換することにし、アウトレットや型落ち品が安く売っている御殿場のリールレーシングまで行ってきました。
(ちなみにスーツもそこで買った型落ち値下げ品です)



グローブはPUMA Pro-Fit Cat Long。
選んだ理由は、自分にあう馬鹿でかいサイズがあるのがこれだけだったというだけ。ただし、さすが本当の4輪レース用、手へのフィット感は今までのカート用(振動吸収を優先に作られています)とは段違いです。



シューズはSabeltのSPITFIRE。これは自分に合う馬鹿でかいサイズ(以下略)というだけでなく、本来エキスパート用で超高級な本品が型落ちにより半額以下で入手できたため。実はbenさんからその情報を事前に聞いていたため、サイズがあれば即買するつもりで現地に行ったところ、運良く残り1点があったため決定しました。
さすがに超高級品だけあって本体は薄く軽くソール厚もちょうどよく、ペダル操作性は文句なしです。ただし、新品の宿命でソールはまだやや固いので、しばらくは無理矢理履き馴らして、自分好みに育てる必要がありそうです。




そしてヘルメットを汚さないために、バラクラバも購入しました。
モノはARDのFIA公認1ホールタイプ。FIA非公認品だと値段が半額以下ですが、安全のために公認品にしました。こちらはジェットヘルメットにも使える、口元まで開いているタイプで、これをフルフェイスに使うことでバイザーが曇りにくくなるという利点があることからこれにしました。ちなみにこのバラクラバは、ヘルメットを購入した神戸のStar5にて購入しました。


これで外面レーシングギアのFIA公認化が完成です。
しかし…

・ヘルメット: スパルコ WTX-5WH
・HANS: スパルコ Hi-Tech
・バラクラバ: ARD 1ホールタイプ(FIA公認)
・スーツ: スパルコ Prima M3
・グローブ: プーマ Pro-Fit Cat Long
・シューズ: サベルト SPITFIRE

あまり統一性のないチョイスです。まぁ、色だけは赤×黒で統一させたので、勘弁して(誰に)。


これで万が一のリスクを少しでも減らします。
もっとも、安全装備をそろえても、サーキット走行の目標は今まで通り毎回無事故で自走帰宅は変わりません。

Posted at 2015/03/01 23:03:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | クルマ

プロフィール

「蝮の毒に花粉をプラス at DKM FISCO CHALLENGE in 富士スピードウェイ http://cvw.jp/b/1388249/46806080/
何シテル?   03/12 22:59
新潟→奈良→愛知→広島→? 雪国FR育ちです。
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