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明けましておめでとうございます。
皆さん良いお年をお迎えでしょうか？

さて、１９６５年８月号の毎日グラフで見つけた記事はこちらです。



まずは、この写真から始まります。「同僚の胸に泣き崩れる近藤さん。」



成城大学４年生２１歳の近藤美智子さんが駆るのは、ロータスＦ３。
１９６５年７月。雨の船橋サーキット。フォーミュラカーのエキジビジョンレース。



国産フォーミュラは、日野コンテッサのエンジンとミッションを使ったもので、
まともに走れない状態と書かれています。



しかも当日は雨。



他のレースも大混乱で、みんながいらだっている状態。
Ｅタイプがダメージを負って放置？ＳＲも転がっていますね。



そこへ、規定？のレーシングスーツに着替えるのに手間取り、スタートに遅れた近藤さんが登場。



女性が、レースをする！しかも当時７００万円以上（今の価値で言えば数億？）のロータスに
乗るなんてと、観客からの野次や罵声。さらに他車に進路妨害？を受けてコースアウト。
ロータスを降りると泣き崩れたとのことでした。
５０数年後の今では、想像のつかない男社会？だったんですね。



けれど、最後はメインレースで優勝を飾った浮谷東次郎と仲良くバッグを持って帰っていく。
彼のガールフレンド（当時で言う？）だったんですね。
近藤さん、今もお元気なんでしょうか？