F116blueのブログ一覧

今週の火曜日。
身近な親族に末期ガンの患者がおり、当家の家族が食事を届ける関係で
当家の食事も、病人食系統が続き・・耐えきれずに、帰り道にスーパーで
ステーキ肉を購入する。（力が出ません・・）

４５６のガレージがすぐそばなので、軽くメンテナンス走行。



相変わらず、微妙に不調。昨秋の車検までは快調でしたから・・
諸々、悔やまれます。本当は車検後、デントリペアする予定だったなあ。
そんな事、飛んでしまった。

水曜日。
マセラティの事を色々と思い出していたら、４３０にもう少し乗せて
いただきたくなりました。帰り道にスパイダーと実家で交換。

木曜日。
４３０で通勤。

「３０分くらいなら大丈夫だけれど、1時間くらい走るとストールします。」

「ストールしても、落ち着いて再始動すれば大丈夫。」

とstelvioさんから、うかがっていたので、なるべく信号で止まらないルート
を選んで走ります。
停止すると、振動と共振する音がスゴイけれど・・だんだん慣れてきた。
これは、エンジンマウントがへたったとか、そういうレベルではなく
元々が、そんな事は気にしない設計のように思えます。

あれ、全然大丈夫？普通に使える。
だんだん、慣れてくる。そこかしこにあふれる、自動車が自動車らしかった
頃のタッチや雰囲気。失ってしまったものが、たくさんある。

駐車してあった４３０に戻ると・
１０代の男の子が、興奮した様子で４３０の周りをグルグル回っている。

「どうしたの？」

「このクルマって○○さんのですか？」

「いや、お友達のクルマだよ。」

「すごい！！かっこいいですねえ。これすごい！」

「何かわかる？この三ツ槍見てわからない？」

「えーっ。何だろう。うーん。」

「後ろに回ってみればわかるよ。」

「マセラティかあ！」

聞いてみると、Ｓ３０や箱スカに興味がある、相当なマニアでした。

「コスパ悪いでしょ」ってクルマに興味を全く持たない若い子ばかり
じゃないんですね。少し嬉しくなりました。

そして、今朝。金曜日。
昔は、乗っているドライバーの不安が、クルマに伝わって調子悪くなるなんて
言ったものでした。だから「壊れない」って確信のもと？に、運転すれば
大丈夫！なんて言ったものでした。

走り出してしばらくすると、不動だったスピードメーターが
ピクッ、ピクッと跳ね出した。やがて・・
正常復帰。スピードメーター復活。また、動かなくなるだろうけれど。
昔乗っていた１１５スパイダーでも同じ事があったな。



懐かしさと味わい深さ。
走り出すと、止まりたくなくなる感じ。
愛すべき自動車。どんな新型車よりも、こんな雰囲気を持った車たちに
ずっと乗っていたいと思います。