F116blueのブログ一覧

先月にやってきたリース車両の日産シルフィですが、１カ月で退役と
なっていましました。

でも、一言で言って、決して悪いクルマではないのです。
むしろ、日産らしいというか、もう一度見直したというか。
仕事で使っていたティアナよりも、良いかもしれません。
皆さんあまり興味はないかもしれませんが、ここで
取り上げて、送りだしたいと思います。



フロントから見る角度が一番、落ち着きがあって良いかも。

昨日、いつもの場所まで、短時間のドライブ。
ステアリングは正確。思った通りのラインを描く。違和感ゼロ。
乗り心地に奥行きがあって懐の深さを感じる。破綻がない。
ソフトだけれど重厚な感じ。フワフワしない。
エンジンは静かで必要充分なパワーを持っている。



インテリアも保守的だけど、特に嫌な部分なし。



後席もゆったり。エアコンの吹き出し口もちゃんとある。



どこにも嫌なところはなくて、強いて言えば・・



スタイリング。がんばって抑揚をつけようとしていますが
かっこよくはない。

でも良いクルマです。手放してしまうけれど。
よく女性が言う？

「すごくいい人、でも・」

って言われてしまう感じなのかもしれません。

ブルーバードの長い歴史。サファリラリーでの伝統の活躍。
映画「栄光への５,000km」の石原裕次郎。

また、書きますが、インサイトに乗っていると、なんとなく鈴鹿のコースが
見えて来るような気がするのと同じように、シルフィにも日産の輝かしい過去・
を見てしまうのが、年寄りなんでしょうね。

でもシルフィは悪くない。ごめんなさい。
折角、来てくれたんだけれど。そんな気持ちです。