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本日、リブラで帰宅中の交差点。
信号待ちしていると・・

「リブラ！」

えっ、だれかリブラって言った？
声のする方を見ると・・
白人の家族連れ。お父さんとお母さんとベビーカーの赤ちゃん。
モデルのようにお美しいお母さんと目が合う。
不思議そうな目。「なんでリブラに乗ってるの？」って。
そんな感じでした。

日本では、気にかける人も少ない車でしょうけれど。
分かる人にはわかる。

帰宅すると、スペインから、もうこれが届いていました。



速い。送料込みで７００円しませんでしたから、大満足です。



このお店です。早速、スペアキーに装着しました。

連日、高齢者の踏み間違え事故。
しかも、プリウス確率が異常に高い。
なんとも。



リブラと並ぶ、ランサーは、私の父が乗っていた車そのもの。
同僚に無料で譲って、大事に乗っていただいています。

父は８０台後半まで運転をしていました。
ある症状で入院後に急速に認知症が進み、１分前の事を覚えていない
状況で運転は続けようとしました。

当然ながら、運転はやめるよう懇願して・
それでも聞かず（もう、元の人格ではありませんから、人相すら変わります。）
当たり散らす父の姿に、ランサーのキーを隠すしか方法がありませんでした。
やがて、どこにそんな力が残っているのか、スペアキーを探し出します。
もう一度、隠す。激怒。実家への出入りを禁じられ・・
砂を噛むような、悲しい思い出です。

どこの家庭でも、その中にいる者にしかわからない苦悩があると思います。
高齢者、引きこもり。相談出来る相手がいることが重要なんだと思います。

さて、話を戻して。



この２台。雰囲気は似ている。
ランサーも素直で、軽快に風のように走る乗りやすい車だったと記憶しています。

あえて、「リブラに乗る理由は何なんだ？」

父にそう言われているような気がするこの頃です。

とりあえず・・エアコン。ダメです。

本日、電車に乗って、タクシーに乗ってリブラを引き取って来ました。



お店のＨさんには

「何かあれば、夜中でも、私の携帯に電話してください。必ず対応しますよ。」

「でも、多分大丈夫。」

と言っていただいたので、少し安心。



残念ながら、雨がぱらついてきましたが、数時間ドライブしながら
リブラのご機嫌うかがい。



穏やかな車。乗り心地は、丸い。それでいてコーナーでは軽快。
乗り味は、以前乗せていただいたことのあるminylonさんのイプシロンと
やはり共通点が多い気がします。ランチアの味なんだと思います。



一つだけ、不具合？ラジオの音が、頻繁に途切れる。
ＢＯＳＥのスピーカーが奢られていて、音はすごく良いのに残念。
アンプが調子悪いようです。



タイトルの偶然の一致。それは・

全長４４６ｃｍ　全幅１７４ｃｍ　

３０プリウスと全く同じ！
高さだけ、プリウスが３ｃｍ高い。

同じサイズでこれだけ違うものになる。
私にとっては、リブラはプリウスよりもはるかに運転しやすい。

さて、どんな世界が待っているでしょうね。